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2005年9月 5日 (月)

ハリケーンで考える

 先ほど報道ステーションにCNNからの映像でウィントン・マルサリスが出てましたね。彼のお父さんはニューオーリンズのフレンチクォーター裏手にある聖アウグスチン教会のオルガニストでした。聖アウグスチン教会は神言会が担当しているカトリック教会で、南部で働く神言会員のうちこの教会の主任司祭だけが、最後まで安否が確認されていませんでしたが、先ほど消防隊員に無事を確認されたようです。
 救援において政府が人種差別をしているという指摘は、あたっているようですが、実はそうではありません。その点では自らマイノリティー出身の(とえいるかは実は疑問もあるのですが)ライス国務長官が政府を擁護したのも当然でしょう。問題の根幹は今にあるのではなくて、これまでの歴史にあるのであり、黒人だろうと白人だろうと、合衆国の構造の中で貧困層にある人たちを直撃したと言うことであり、そして貧困層には黒人が多いと言うことです。すでに災害が起こる前からこの人たちはvulnerableであったと言うことです。もちろんイラク戦争で亡くなる人たちにも貧困層の人たちが多いというのも同じ構造です。
 問題は今始まったのではなく、すでに存在していたのです。

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