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2005年12月14日 (水)

司教総会終わりました

 特別臨時司教総会が二日間の討議を持って終了しました。一応予定通り終わり、午後からのカリタスの会議も早く終わったので、無事、新潟へ戻ることが出来ました。東京でテレビを見ていると新潟のすべてが雪に覆われているようで心配しました。中越、上越のかたがた、大丈夫ですか?新潟市内は雪はありませんでした。

 司教総会は典礼について話し合うために特別に行われました。ご存じのように現在私たちが使っている日本語の典礼は、第二バチカン公会議後に数年間の試行のために翻訳されたもので、見直しが何十年も前になされるべきものでした。今やっと見直しをしています。見直しを始めて何年も経っています。「聖書と典礼」にはすでに何年も前から、新しい祈願文の試みが掲載されてきました。今回取り扱ったのは典礼の一番中心となるミサのはじめから終わりまでの典礼文です。

 今回は私のようなものにとっては本当に勉強になりました。これまで作業を続けてきた典礼委員会からは4名の方が代表として参加して、なぜそのような翻訳になったのか、これまでの歴史に基づいて説明してくださいました。中でもかつてイタリア司教協議会の典礼顧問やバチカン典礼秘蹟省の秘書を務められた司祭が日本の典礼委員会に存在してくださるのは、心強いものがあります。

 今回の翻訳の基本はなるべくラテン語規範版に忠実でありながら、日本の文化と教会の現実へ適応させる事、そのために典礼が出来上がってきた歴史的神学的背景に立ち返る事でした。ラテン語規範版の翻訳には難しいものがあります。これはラテン語を学ばれた人ならすぐ分かるでしょうが、ひとつの言葉が何処にかかるのかだけでも大論争になります。それにラテン系の言葉で簡単に言い表すことが出来ることを日本語にするのも難しい。新しいミサ典書が発行されるときには、詳細な解説書を一緒に出すことも決まりました。

 さてこれをこれから、英語に翻訳して、そしてバチカンの承認を得なくてはなりません。加えて聖週間の典礼や固有の祈願など、まだ翻訳が承認されていない部分は次回以降の司教総会で取り扱うことになります。まだまだ時間がかかりますね。

 東京の本所教会が、久しぶりにテレビに出てますね。日本テレビのドラマ。菅野美穂と玉置浩二の番組です。日本26聖人に捧げられたこの教会には神学生の頃、まだ下山神父様がおられた頃、2月の殉教祭ミサにグレゴリアンを歌ったりブラスバンドの演奏のために毎年訪問したものです。下山神父様がご存命だった頃、一度、大竹しのぶが出演した戦中ドラマでミサのシーンに使われたことがありました。役者さんのまねする昔のミサがあまりにもぎこちないので、下山神父様が結局自分で昔のミサをしたと聞きました。下山神父様が大竹しのぶと撮影した写真を自慢して見せてくれたのを憶えています。

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