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2005年12月26日 (月)

いなほの事故

秋田から新潟へ向かっていた特急「いなほ」の事故がありました。亡くなられた方々、怪我をされた方々のために心から祈ります。

私もしばしばあの時間の「いなほ」は使いますし、これからも使います。しかも秋田と新潟を結ぶ「いなほ」は、朝・昼・晩と3本しかなく、他にチョイスがありませんから。酒田と新潟間はもう少し本数が多いのですが、秋田からは、今回の事故の報道から分かるように、6両編成でも40人ほどしか乗客がいないため、秋田と新潟直通はこれ以上本数は増えないのかもしれません。秋田にしても山形にしても新潟にしても東京方面の連絡はよいのですが、日本海側の縦の連絡は本当に貧しいものがあります。羽越本線は単線と複線が入り交じっていたり、海岸線を縫うように走る部分があるため、基本的に高速走行は出来ないのでしょう。事故があった最上川の鉄橋あたりは、何もない平野をまっすぐに突っ切る部分なので、一番スピードを出しやすい部分なのかもしれません。しかし冬にあそこを通過すると分かりますが、基本的に新潟や秋田で雪が降っていなくても、また山形で鶴岡あたりで雪が降っていなくても、あの最上川のあたりは、多くの場合吹雪であることが多いのに驚かされます。夏場でも激しい雨が降るのはあのあたりです。何か地理的な特性があるのかもし得ません。

朝のワイドショーなどでは、運転士の回復運転についての言及がありました。1時間以上の遅れが出ていたためです。尼崎の事故の記憶があるからでしょう。でも「いなほ」にしばしば乗っていれば気がつきますが、あの電車は(特に秋田と新潟間の長距離)、遅れるのが普通です。すでに触れたとおり、単線部分でのすれ違いは、JR貨物の列車が多いこともあり非常に多く、多少は遅れることをかなり承知で常連は乗っていることだと思います。特に1時間も遅れればもう回復運転はしないでしょう。最もこれは運転士さんに聞いてみないと分からないことではありますが。

事故車両はJR 東日本の485系で、国鉄時代から有名な交直両用の特急車両を改装した中でも、どちらかというと新しい車両です。1975年製造の車両も残っているようで、名古屋でもかつて金沢へ行く「しらさぎ」に使われてましたし(ここも米原あたりで交直入れ替わります)、一番格好いいのは八戸開業前に盛岡から「はつかり」に使われていたリニューアル車両でした。とにかくいまでも全国で使われている車両かなりポピュラーな車両です。で、「いなほ」には別編成の古い車両も使われていますが、基本的にはどちらもかなり重たい車両だと思いますから、仮に本当に突風でとばされたのだとしたら、もしあれが最新鋭の軽い車両であったらどうなっていたかと思います。

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