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2006年1月 6日 (金)

年の初めに

日本海側では相変わらず大雪が続いています。新潟市内はそれほどでもありませんが、それでも昨年と比較すれば数倍の雪です。ニュースなどで報道される地域では、本当に大変なことになっています。雪の少ない太平洋側で生きてきた私には分からなかったのですが、雪を下ろすことも大変ですが、その雪を捨てるのも大変なのだと知りました。ここ数年は雪が少なかった秋田市内も、大変な雪になっているようです。教区の皆様、ご自宅は大丈夫ですか?Shizuokastation

正月に静岡に住む母親を訪ねました。もともと静岡は暖かいのですが、やはりこの正月も新潟からは考えられないくらい暖かい。うらやましい限りです。しかも今年の富士山には雪がほとんどないのです。正月の青空に黒い富士山というのも、不思議な光景でした。雪はすべて日本海側で落ちている、ということなのでしょうか?Shizuokahotel(写真は見事に指定席が満席の静岡駅ディスプレイ)

静岡といえば私が小学生の頃から、東海大地震の可能性が叫ばれ、様々な対策がなされてきたところで有名ですが、その静岡に、なんと耐震偽装の建物が建っていました。町のど真ん中、官庁街や繁華街に近い交差点に、昨年7月に開業したばかりのビジネスホテルがそびえていましたが、一階のコンビニ、食堂、玄関すべてが閉じられて、休業中の張り紙がありました。普通以上に地震に敏感なこの地で、建設した業者の方も、なにかおかしいと気がつかなかったのでしょうか。(写真はホテル前の張り紙から)

雪の状況を知るために夕方、テレビのニュースを見ていたら、東京で日赤と東京女学館の間で、日赤の赤煉瓦塀の取り壊し問題で、女学館側の猛抗議が続いているという話題がありました。存じ上げませんでしたが、昨年末より大きな話題になっていたようです。テレビの報道では、歩道の保護柵前に立つ警備員に向かって叫び声を上げながら突進していく女性の姿が何度か流されました。前後の脈絡を知らなかった私には、それが何とも奇妙に映りました。何も知らずにその画面と報道だけを見れば、どうしても片一方のエゴみたいにしか見えません。他人の(日赤)古い塀を壊そうが何しようが、向かいの女学館には関係ないのだから、景観が壊されるとか何とか言う理由での抗議。しかしそれにしてはおかしいと思ってさっき調べてみれば、やはり背後にはもっと複雑な問題が横たわっていました。単純にどちらが悪いとか言うことではなく、双方に言い分がしっかりあり、よく読んでいくと、日赤側にあまり説得力がない感じもします。いずれにしろ、ここではその事態の是非を語ろうと思っているのではありません。そうではなくて、ごく当たり前ですが、世の中で起こっている様々な事象には、複雑な背後関係があり、それが絡み合ってその事象が成立しているのですから、どこか一面だけを単純に捉えて、一足飛びに白黒をつけることなんかできないと言うことを、再確認したいだけです。時に、一面だけを取り上げて、是非を決めつけてしまう傾向が、私たちにはありますから。いろいろな方面から、物事は見つめていきたいと思います。

スペルマン病院で、赤ちゃんの誘拐が起きました。仙台教区が経営に携わる病院です。無事にお母さんのもとへ赤ちゃんが戻されることを、心から祈ります。

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