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2006年2月 3日 (金)

寒い一日に

今日は寒い一日となりました。司教館も足元が冷え込んでいます。昨日はカリタスジャパン委員会がありましたので東京へ出かけ、今朝は東ティモールデスク関連の打ち合わせを済ませて、昼過ぎに新潟へ戻ってきました。

独立前後の混乱から復興を続けている東ティモールへの支援は、これまで司教団の東ティモールデスクが中心になって行ってきました。長いことポルトガルの植民地そしてインドネシアへの併合という歴史を経て、1999年8月に国民投票が行われ独立が選択されましたが、それに伴ってインドネシア軍や民兵によって大規模の破壊や住民殺害がありました。規模が大きい事件であったことや、長年にわたって日本教会の様々な人たちが様々な形で東ティモール支援に関わっていたこと、また当時のディリ教区長ベロ司教様と日本の司教の繋がりから、通常のカリタスジャパンによる支援ではなく、司教団が責任を持って支援を行うという決断が99年当時なされ、東ティモールデスクが開設されました。現地に人を派遣したり、様々なNGOや政府機関と協力しながら、東ティモール各地で開発プログラムや復興プログラムに携わってきました。そのデスクの活動もこの3月で終了となります。そのためにこれまでの活動を評価する必要があり、私も幸いにその評価業務に携わることが出来ることになったのです。

東ティモールの復興について、カトリック教会は国際カリタスが中心になって活動してきました。国際カリタスといってもNGOとしての実働部隊を持っているわけではなく、各国のカリタス組織の連盟ですから、いきおい各地での援助や支援活動はどこかの国のカリタスが中心になって国際カリタスの名称で行うことになります。東ティモールではそれまでの歴史的経緯もありカリタスオーストラリアが中心となってきたということです。また合衆国のカリタスであるCRSはすでにアジアに確固たる基盤を築いていますから、やはり東ティモールにも独自に深く関わっています。もちろん国際カリタスは事務局としてそれぞれの活動がカリタスの名に恥じないものとなるように調整や指導を行いますが、必ずしも世界いずこにおいても同じスタンダードで活動が出来ているとは言い難いのも事実であり、それが国際カリタスにとっての大きな課題でもあると思います。

カリタスジャパンは上記の経緯もあり、国際カリタスが東ティモールで行ってきた活動にこれまで関わってきませんでした。この度デスクが活動を終了することから、今後のカリタスジャパンの東ティモールへの関わりを、これから初めて模索することになります。

ところで新潟教区のカリタス担当者である町田神父様は、長崎、大分、さいたまの教区担当者とカリタス委員一人と共に、本日からインドへ視察旅行へ出かけられました。カルカッタに入り、その後オリッサへ出かけ、カリタスジャパンが支援してたてられた先住民族の子供たちのための寄宿舎をいくつか視察してこられます。

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