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2006年6月 9日 (金)

秋田地区大会へ

明後日、6月11日は三位一体の主日ですが、新潟教区の秋田地区では信徒大会が行われます。昨年は秋田教会が会場でしたが、今年の信徒大会は、秋田県の北の端、大館教会が会場です。私も明日のお昼頃の「いなほ」に乗って秋田まで行き、さらに青森行きの「かもしか」に乗り継いで、夕方7時頃には大館に到着の予定です。自教区の中での移動なのに6時間を超える長旅であります。この時期、普通なら自分で運転していくところですが、(なお車では8時間近くかかってしまいます)月曜日の午後からは東京で、定例司教総会が開催されるため、日曜日はそのまま泊まり、月曜日に秋田空港から羽田へ飛ぼうという算段であります。司教総会は、来週の月曜日の午後から金曜日のお昼までの予定です。大館での信徒大会には、東京の吉祥寺教会におられる後藤文雄神父様が講演をしてくださるとのこと、辛口の名説教師ですから、楽しみにしております。

大館といえば、秋田から大館に至る途中には、能代もあり(能代には小教区もあります)、二人の幼い命が相次いで失われるという今般の悲劇的な事件の現場がすぐ近くにあります。全くの不条理な状況の中で息子さんを奪われたご両親には、どうしても事の成り行きが理解できない苦しみと愛する子供を失った悲しみが繰り返し押し寄せておられるだろう事を思うと、またそこには裏切られたという思いも深くあることでしょうから、お二人をはじめ家族の方々の心痛は察するにあまりあります。逮捕された女性が一体どのような背景を持ちどのような動機があったのか、いろいろと報道されていますが、井戸端会議的な好奇心を満たしてくれるような内容ばかりで、本当のところは興奮が収まった後にしか分からないのでしょう。最初にお嬢さんを亡くされた悲劇の主が犯人だったというセンセーショナルな筋立てがさらに一層の好奇心を呼び寄せるのでしょうが、先日の川崎での事件の犯人に関する報道と比較しても、今回はプライベートな生活を暴いていくような内容が多いように感じて、報道には余りよい気分はいたしません。「社会の状況が犯罪を生んだ」などと言う短絡的な主張をするつもりは全くありませんが、しかし、「特別に悪い人がいて、その悪い人が起こした、特別な事件だ」というような捉え方に持って行くことが、良いことだとは思いません。幼い命を狙ったかのような事件が頻発する背景には、やはり考えねばならない心の荒廃を生み出している時代が控えているように思うのです。

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