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2006年8月14日 (月)

殉教者の足跡

Img_0053 今日は聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の記念日です。1941年のこの日、アウシュビッツの強制収容所で、身代わりとなって死んでいった話はあまりにも有名です。(写真はアウシュビッツ餓死室の隣にある、銃殺場)。私の霊名であるタルチシオも初代教会の殉教者の一人ですが、教会の歴史はそのはじめから今に至るまで、殉教者の歴史であったのであり、殉教者の血から新しい教会は生まれ、その血によって育てられてきました。殉教者が現代に生きる私たちに語りかけるものはいったい何なのでしょうか。

日本の教会は現在、ペトロ岐部をはじめとする188人の殉教者の列福を待っています。新潟教区からもその中では最多となる53人が、山形県の米沢で殉教しています。この殉教の現代的意味を解説している中央協議会のホームページには、次のように記されています。

『彼らは英雄や勝利者として行動したのではありません。ただ神との間に、きわめて密接な関係を築くことができた人びとです。だから自分たちの時代背景の中で、殉教という実を結んだのです。「殉教」に通じる神との密接な関係を深めることは、時代を超えて教会に求められる基本的な生き方であります。
「ペトロ岐部と187殉教者」は、それぞれ、現代に通じるメッセージをもっていますが、その根底に流れる共通点は、神と一致した生き方を貫いたこと。言い換えれば、神の価値観を公言し、福音的でない価値観を、勇気をもって拒否したことではないでしょうか』。

明日は聖母被昇天のお祝いです。そして終戦記念日でもあります。新潟教会では午前10時から私の司式でミサが捧げられ、その後、お昼を挟んでバーベキューなどが行われる予定です。どうぞお出かけ下さい。

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