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2006年8月 4日 (金)

幼稚園教育

お隣り、名古屋教区のカトリック幼稚園連盟は今年設立30周年を迎え、記念の研修会が、長野県の蓼科アートランドホテルを会場に8月1日から3日まで開催されました。名古屋教区は太平洋側の愛知県から日本海側の石川や福井、富山までの広大な教区ですが、各地から園長を務める司祭、シスター、信徒の方々、そして各園で働いておられる先生方など、300人近い参加者が集まっておりました。野村司教様も三日間参加され、私も講話をするために、参加させて頂きました。初日は慶応大学医学部の小児精神科医である渡辺久子先生の基調講演、二日目はあけのほし幼稚園に勤められる心理学を専攻された中山先生のお話とグループディスカッション、三日目が私の講話と野村司教様のミサでした。

いうまでもなく、昨今の子供たちを取り巻く環境には殺伐たるものがあり、社会全体としても「命」をないがしろにするような事件が続発しています。そのような中で、カトリック幼稚園は命を大切にするキリスト教的教育を全面に掲げて教育にあたることができる場ですから、幼い子供たちに、命の大切さを心に刻む教育を続けていく使命があると思いますし、それこそがカトリック幼稚園の現代的存在の意義でしょう。司祭の高齢化や減少が進んでいる中で、これまでのようにすべての幼稚園で司祭が園長という時代は終わりを迎えています。これからあどのような形でカトリックの精神を生かした教育を続けていくことができるのか、考えて行かなくてはなりませんし、既成の概念を打ち破ることも必要になるのかもしれません。

なお新潟教区においても、教区のカトリック幼稚園の研修会が行われます。8月の17日と18日、新潟市で開催の予定となっています。新潟教区の幼稚園は秋田県、山形県、新潟県がそれぞれ別個の学校法人となっていますが、新潟県だけでも17園が一つの法人となっている、幼稚園としては大きな学校法人です。

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