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2006年10月14日 (土)

新潟の景気は?

新潟はすばらしい秋晴れのすがすがしい一日でした。この天気に誘われて、ゆっくりと街を散歩してきました。ちょうど原稿を書くのに必要な資料を探していたので、万代シティにある紀伊國屋書店まで、ほど良い距離の散歩です。新潟中心部には司教館に近い古町と、萬代橋をわたって新潟駅に近い万代シティと二カ所の「繁華街」があります。政府の10月の月例経済報告では、景気は持続的に回復傾向にあり、景気拡大は「いざなぎ景気」に並んだなどという明るいお話が報道されてました。経済の専門家ではないので、それが実際にどういう意味を持つのかなんて分からないのですが、非常に素人的に考えて、それだけ長期にわたって景気が良くなっているのなら(もっともどん底まで行き着いての回復なら、たいしたところまで戻ってないのかもしれませんが)、そういった「繁華街」にその「しるし」目に見える形であっても良いのではなかろうかと思うのです。で、新潟の繁華街を、秋晴れのすばらしい「おでかけ日和り」の土曜日の午後に見て回りました。

Kc280013 古町はちょっとしたお祭りをアーケード街で開催中。新潟駅からの無料シャトルバスまで運行。三越の向かいに新しくビルが建ち(旧越路会館)、素敵なアウトドアグッズ店やら飲食店が本日開店。その手前では高層ビルの建設中。その先ではアパがビジネスホテルを建設中。万代シティでは、中核のダイエーが撤退したものの、ロフトが入ることになり現在そのビルは改装中。しかも紀伊國屋書店も改装中のビルに移るとか。そういえば、駅向こうのワシントンホテルの入っているビルには、ジュンク堂がやってくるとか。確かに明るい「しるし」も見えました。でもそのワシントンが撤退を決めたとか、そのほかにも撤退を決めているところがあるとか、ちょっと表通りを外れるとシャッター通りが続くとか、やはり全体的に見ると、景気がそんなに良いとは思えない雰囲気を、肌で感じます。ましてや中山間地になれば、特に洪水や地震からの復興に手一杯の地域では、景気の回復などはまだまだ先の話という雰囲気を感じます。都会が合併で大きくなってその中心部が発展していくことは、何となくうきうきして楽しいことではありますが、そこにパワーを吸い取られていく周辺部にとっては、あまりありがたいことではないと思います。少子高齢化がどんどん進むと言われているこの国で、新潟や山形や秋田といった地方の地域共同体が、本当の意味で健全にそして心豊かに発展していく道は、どういう道なのか、政治と経済のリーダーの皆さんには、是非長期的視点から、考えていただきたいと、そんな大袈裟なことを考えた午後でした。写真は、西堀の交差点、三越向かいに本日開店したCo-C.G.(旧越路会館)。なかなかのネーミングですよね。なお2階と3階には、雑貨や古着を扱うらしい「WEGO」とか言う店が入っているようです。「WEGO」って「We go」ですよね。懐かしいひびき。ガーナもそうですが、アフリカの英語圏では結構使われる言い回しです。つまり「さあ、行こうぜ」というとき、教科書で習う正しい英語では「Let's go」となるはずですが、アフリカの多くの地域のごくごく普通の人は、なにげに「We go」と言ってしまって違和感を感じません。なんか懐かしいなあ。

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