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2006年10月26日 (木)

花園聖ラファエル幼稚園

日本シリーズはあっけなく終わり、愛するドラゴンズは日本一を逃しました。「残念!」しかし日本ハムは強かった。おめでとう。

Img_0109 さて本日は10時頃から、新潟駅のそばにある花園教会に隣接する聖ラファエル幼稚園(園長は高藪師)で、保育参観がありました。それにあわせて11時頃から、保育参観に来園された保護者の方々を対象に、一時間ほど私がお話をさせていただきました。保護者とは言っても平日の昼間ですからほとんどがお母さん達で、お話を聞いてくださったのも30人ほどのお母さん達ばかりでした。高藪園長から頂いたお題は、「共に生き、共に育つ」でしたが、昨今のいじめによる自殺などを取り上げながら、いのちを大切にするという意識を子供達に持たせるためには、どうしても心の教育、中でも超越者が存在するのだという感覚を持ってもらうための宗教教育が不可欠ではなかろうか、というあたりのお話をさせていただきました。参加下さった方々、ありがとうございます。

高校で必修科目を履修していなかったがために、卒業が出来ない三年生が存在するという話で持ちきりですが、しかしいったいどうして今になってこれがぼろぼろと明らかになったんでしたっけ?発端を把握していなかったので気がつかなかったものの、なにやら全国に広がりつつあるようで、文部科学省も焦っているやもしれません。もっとも過去に同じようにして、すでに卒業してしまった生徒達も多いというのですから、今回は卒業させないなんてわけにはいかないでしょうし、きっと最終的にはどうにかしてしまうのだろうと思います。まさか「ゆとり教育の推進役」などと言われた文部官僚の寺脇さんが勇退して文科省を去るのにあわせて、ここで一気にゆとり教育を葬り去ろうというシナリオでこれが公になったなんてことはないでしょうが、やたらと「ゆとり教育」がすべての元凶であるかのように言われるのが気にかかります。もちろん私は「ゆとり教育」を受けた世代であるわけもなく、子供もいませんし、教師でもありませんから、「ゆとり教育」のなんたるかを知りませんので、それについての判断は出来ません。でも今回の問題で明らかになったのは、ゆとり教育のおかげでこんなになっちゃった生徒達がかわいそうじゃないか、ということでは決してなく、受験の問題だったり、そうさせる価値観の問題だったり、そうする学校のシステムとしての価値観の問題だったり、ものすごく根が深い、そして込み入った問題がそこにはあるということのような気がします。確かに教育は改革されねばなりません。でもそれは法律を変えることだけでは不可能でしょうし、システムを変えることだけでも不可能でしょうし、そんな小手先のことではない、この国の根本にある価値観の問題であるような気がしてなりません。

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