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2007年4月27日 (金)

カリタスジャパン全国大会

Caritaszenkoku07 カリタスジャパンの全国教区担当者会議が、25日(水)と26日(木)の二日間にわたり、潮見のカトリック会館で開催されましたので、担当司教として参加してきました。全国担当者会議は毎年秋に開催されるのが定例大会ですが、今年は3年ごとの重要な委員改選時期に当たっているため、8月末の委員任期切れを前に、次期委員選出を主な目的として臨時開催されました。と書いても何のことか分からないので、少し説明いたします。

カリタスジャパンの実体は委員会とそれを支える事務局で、事務局は東京は潮見のカトリック中央協議会にあります。カリタスジャパン委員会は典礼委員会など他の諸委員会と同様に、司教協議会の委員会として司教が委員長に任命されており、それに司教協議会会長によって任命を受けた委員で構成されています。カリタスジャパン委員会の場合には、この委員に、全国の教区担当者から選出された代表が3名加わることを規則で定めており、今回はその委員の選出をしたというわけであります。なお委員長の司教は、国際カリタスの枠組みでは、カリタスジャパンのPresident、もう一人の司教(副委員長、つまり私)はVice Presidentとなっています。

教区担当者とは、全国16教区で、それぞれの司教から任命されているその教区におけるカリタスの担当者のことです。もっとも教区によっては社会福祉委員会担当者としての任命であったり、カリタス担当者としての任命であったりと名称は異なっているようですし、必ずしも司祭である必要もありません。ちなみに新潟教区では、寺尾教会の町田神父様がカリタス担当者として任命されています。この教区担当者が、様々な募金の現場での呼びかけやとりまとめを行ってくださいますし、カリタスについてのアピールも行ってくださいますから、教区担当者なしにカリタスジャパンは成り立ちません。ところがこの教区担当者は、すでに触れたように各司教からそれぞれの教区の事情に応じて任命されているのであって、カリタスジャパンが直接任命した方々ではありませんから、お互いの関わり方には微妙な関係が存在いたします。そこでうまく調整して仕事が円滑に進むように、カリタスジャパン委員会からは独立した教区担当者会が存在しており、そこからの代表がカリタスジャパン委員会へ派遣されてくるのです。

なお教区担当者の代表は、カリタスジャパン委員会だけではなく、その下部組織でもある援助活動推進部会と社会福祉活動推進部会にも、それぞれ3名が派遣されます。さらに教区担当社会の実行委員の3名は、司教団からカリタスジャパンへ委任されている四旬節の課題冊子制作の編集委員会にも加わっていただくことが慣例となっています。今回の会議ではそういった代表選出に加え、国内でのカリタスジャパンの援助活動に関する意見交換や、四旬節キャンペーンのあり方についての意見交換などが行われました。(写真は潮見のカトリック会館、マレラホールでの会議の模様)

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