« 東京で | トップページ | 教区司祭の静修 »

2007年5月14日 (月)

新発田地区信徒大会開催

Kamo070504 第22回となる新発田地区信徒大会が、昨日5月13日、加茂教会を会場に開催されました。新潟県の新発田地区には、新発田教会、新津教会、村松教会、三条教会、栃尾教会、見附教会、加茂教会、村上教会が含まれます。なお村上教会は建物が存在せず、新発田教会からの巡回として、月に一回、信徒家庭でミサが捧げられています。また先般の市町村合併により、新津教会は新潟市に、栃尾教会は長岡市に含まれることになりましたが、地区は変更せずこれまで通り、新発田地区の教会とすることにしております。この地区では地区長の佐藤允広師(三条・栃尾)、鎌田師(新津、村松)、佐藤勤師(加茂、新潟の白根)、石黒師(新発田、村上)、真壁師(見附)、高橋師(見附助任)と6名の教区司祭が司牧にあたっています。(写真は加茂教会聖堂に集まった参加者)

Kamo070501 さて今回の信徒大会は、「神の恵みの体験を語って、聴いて、実現して、喜ぶ」をテーマに、各教会からの参加者67名が集まりました。教会共同体が福音宣教をする共同体になるためにどうしたらよいのかを考えるために、まず昨年タイのチェンマイで開催されたアジア宣教大会の成果のわかちあいが行われました。私自身もミサの説教で触れましたが、それに加えて、同大会に信徒の代表として参加された寺尾教会の福島祥紘(まさひろ)氏が講演してくださいました。福島氏は非常に客観的な視点から常に鋭い指摘をしてくださる方ですが、今回も、ご自分の人生における体験をわかちあいながら、教会が現実社会にどう対応していくべきなのかについて、準備された豊富な資料と共に、豊かな指摘をしてくださいました。確かに世界的に見ても教会は守りの姿勢に入ってしまっている嫌いがあります。今あるものを衰退から守ろうとするとき、どうしても考えは内向きになって、結局はそれが負の方向への連鎖へと引きずり込んでしまいます。いわゆるメインストリームの宗教が現実への的確な回答を持ち合わせていないために、心の不安を抱える人は現実逃避的な回答を与える宗教現象へと足を向けてしまいます。それを見て、教会がそれと同じ事をしていても始まらない。やはり現実をしっかりと見据えて、本質的無い回答を提示していかなければ、今に生きる神のみことばをいただく私たちとしては、怠りの罪に問われても仕方がないかもしれません。新潟教区の諸現実の中でどう対応していくのか。宣教司牧評議会の発足を機会に、様々なレベルで、話し合いの機会を持っていただきたいと思います。(写真は講演する福島氏)

Kamo070505 その話し合いの一つの形が「わかちあい」であります。「わかちあい」にはいろいろな意見がありますし、私自身も神学生の頃はあまり好きではなかったのも事実です。しかし、この数年の体験を通じて、やはりそこには何かの力があると感じるようにもなりました。「わかちあい」が全てではありませんが、しかし話し合いを深めていくための強力な一つの手段でもあります。その「わかちあい」が、今回の信徒大会でも、2時間の時間をとって行われました。自らの信仰体験を語ったり、他の方の信仰体験に耳を傾けることを通じて、信仰の多様性と現実の多様性を知り、そこから何かのヒントを得ていただければと思います。(写真はわかちあいのグループの一つ)

今回の地区信徒大会を準備してくださった方々、特に加茂教会の皆様には感謝申し上げます。ご苦労様でした。(下の写真は会場となった加茂教会)

Kamo070503

|

« 東京で | トップページ | 教区司祭の静修 »

司教の日記」カテゴリの記事