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2007年6月 6日 (水)

国際カリタス総会にて

Romega2 国際カリタスの総会議は4年に一度開催されます。第18回目にあたる今回の総会は、「愛の証人、平和を作る者(仮訳)」をテーマに世界各国の162カリタスから、おおよそ400名の参加者を得て、バチカンのシノドスホールを会場に開催されています。6月3日から9日までの会期ですが、6月2日にはアジアのカリタス総会が開催され、次期のカリタスアジア総裁選挙も行われました。総裁候補はインドのアンブローズ司教(前のカリタスアジアのコーディネーター)、フィリピンのシスター・ロザーン(カリタスフィリピン責任者)の二人でした。当初は私の名前もノミネートされていましたが、さすがに今の日本での仕事を考えるとこれ以上は不可能と思い、辞退しました。アジアの17カリタスによる選挙の結果、インドのアンブローズ司教が次の4年間のカリタスアジア総裁に選出されました。なお地域カリタス総裁は同時に、国際カリタスの副総裁をかねることになっています。またカリタスアジア地域委員会のメンバーには東アジアからマカオ、東南アジアからカンボジア、南アジアからバングラデシュが選ばれています。なお日本からは私以外に、援助部会の秘書を務める成井神父、事務局の稲江職員の三名が参加しています。(写真は会場のシノドスホール入り口)

Romega3 今回の国際カリタス総会の冒頭には、教皇庁開発援助促進協議会(Cor Unum)のコルデス大司教の挨拶、ノーベル平和賞受賞者のマータイ女史と教皇庁正義と平和協議会議長のマルティーノ枢機卿による、非常に興味深い講演がありました。マータイさんといえば、「もったいない」ばかりが日本ではクローズアップされますが、カトリック信者としての彼女の深い信仰理解や教会への期待、そして環境保護のために戦う姿がよくわかる、すてきな講演でした。今回の総会においても、カリタスとして世界的規模での環境保護問題にどのように取り組むかが真剣に話し合われています。また環境問題との関連もあり、世界各地で今までにない規模で災害が発生している状況は、今後当分は続くだろうと予測されることから、カリタスとしても緊急災害への対応をこれまで以上に強化することが求められています。詳しい内容などは、帰国してからにします。(写真はアジアの代表団の一部)

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