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2007年6月22日 (金)

背負いきれるか、重荷を。

予定通り、本日金曜日のお昼で、司教総会が終了しました。その後、予定通りに常任司教委員会に初めて出席。そして2時から社会司教委員会。やっと新潟へ戻りました。明日は昼から秋田へ出かけ、日曜日は秋田教会の公式訪問です。

Kc280093 司教総会後の常任司教委員会(委員長は司教協議会会長の岡田大司教)では、常任司教委員会に任されているいくつかの役割の分担が話し合われ決定しました。その中の一つ、中央協議会の財政について責任を持つ財務委員長には、これまでは会長であった野村司教が就任することになりました。そして一番下っ端の私も、またまた役目を仰せつかってしまいました。なんと「カトリック新聞担当司教」という、大変重要な役割を担うことになりました。これまで溝部司教様が担当されていた役目ですが、とうとう私のところへやってきたのであります。加えて、今回でお役ご免のはずであった東京大神学院の運営にあたる東京大神学院司教団常任委員会も、結局継続せねばならなくなり、カリタスの責任司教もあって、いったいどうなるのでありましょうか。カリタスは社会福祉部門を幸田司教が担当してくださるとはいえ、私だけでも委員会、援助部会、HIV/AIDSデスク会議、「ひびき」編集会議と4つの会議が定期的にあり、事務局の会議にも出来る限り顔を出すことを心がけねばなりませんし、毎月の常任司教委員会、年に4・5回開催の神学院常任委員会、ほぼ隔月の社会司教委員会、カトリック新聞の会議(これは何回になることでしょう)と、会議がなければ生きていけない体になりそうであります。勿論、これに加えてなのか、そちらが本業だから当たり前なのか、新潟教区の会議も少なくありません。

ところで司教総会最終日の今日、教皇大使が司教団に話しに来られました。大使はちょうど休暇でイタリアに帰国していた最中に腰の具合が悪くなり、数日入院したせいもあって、いつものように総会初日に来ることが出来なかったため、最終日の来訪となりました。大使はイタリア滞在中に教皇様を始めバチカンの様々な役所の長官たちと日本の教会について話してきたそうです。その中でも司教団にとってうれしいことは、大使が国務省で国務長官のベルトーネ枢機卿と会談した際に、枢機卿が日本の政治状況について様々な質問をする中で、唯一の被爆国で平和国家として名高い日本が、その立場を忘れ始めているのではないかという懸念を示されたということです。それに対して大使が、司教団の信教の自由と政教分離に関する司教団メッセージを長官に伝えたところ、長官が高く評価されたということです。日本の教会は福音宣教省の元にありますから、司教団が発表した文書、会議録などは常に大使を通じて福音宣教省に伝えられています。どの国の司教団でもそれは同じ事で、必要に応じて、先日のジンバブエ司教団文書への対応のように、聖座はその見解を様々な方法で表明されます。勿論一番強いメッセージは教皇様ご自身の言葉です。ですから12月のアド・リミナの際に、教皇様ご自身が日本の司教団にどのようなメッセージを述べられるのかが注目されるところでもあります。(写真は水曜日の夜に教皇庁大使館で大使と歓談する司教達)

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