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2007年8月28日 (火)

異人池と教会

Imura 7年以上にわたって、司教館の主に週末の台所を担当してくださった井村さんが、「体力の限界」のため本日で退職されました。若い頃は海外を回る貨物船で腕をふるっていた船乗りシェフらしく、豪快な料理でしたし、時たま聞かせてくれる当時の海外での思い出話は、それはそれは興味深いものがあり、楽しい時間を共にさせていただきました。司教館の食事は、私だけではなく引退されている神父様や新潟教会の司祭館のメンバーも含めてのことですから、多いときには8人分の準備をお願いしなければなりません。年齢の違いや食事制限もあったりして、準備をしてくださる方には大変であろうと感謝しております。(写真は今晩の夕食に御礼を渡しているところ)

ところで本日の夕方6時半頃のTeNy(テレビ新潟)の夕方のローカルニュースの特集では、新潟教会と司教館裏のヴィアンネ館が何度も写り、信者さんもインタビューされていたのですが、ご覧になりました?かつて新潟教会のすぐ横にあったという「異人池」についての特集でした。殊にこの異人池を取り扱った絵本「ある池のものがたり」(三芳悌吉作)が、先日地元NPOの尽力で再刊されたこともあり、昔ながらの新潟の情緒ある風景が注目を浴びている中で、異人池への関心も再び高まっているようです。その昔、海外からきた宣教師(たぶんパリ外国宣教会の司祭たちでしょう)が教会のすぐ脇に掘った井戸が源になって、この池が誕生したのだと言います。その後80年前に池の畔には現在の双塔を持つ新潟教会が建立され、異国情緒がいや増したことだったのでしょう。戦後、だんだんと池は小さくなり、衛生上の観点からも最後には埋められてしまったようです。現在、ちょうどそのあたりで新しいマンションの建設が進んでいます。数週間前には新潟日報に、教会前にある中央消防署と毎日新聞支局などを移転して、教会前を公園のようにしたらどうだろうという話も掲載されていました。このような関連で、新潟教会に多くの方が関心を持ってくださることはすばらしいことですし、出来る限り教会も協力していくようにしたいと思います。

かつての異人池の畔に建つ双塔の新潟教会は、今年が献堂80年です。献堂80年にあたり、11月3日午前11時から、教皇大使を招いて記念のミサが行われます。また同時に11月3日から17日までは記念の写真展が、11月16日19時と17日14時半には、聖堂でパイプオルガンとソプラノ歌唱のコンサートも開催されます。新潟教会にお問い合わせの上、どうぞお出かけ下さい。そういえば、上記の絵本の原画展も開催されると聞きました。

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