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2007年9月19日 (水)

週末から連休の山形・秋田

Tsuchizaki0701 会議が続いてクーラーの効いた部屋に居続けたせいなのか、はたまた連夜のお付き合いが効いたのか、週末はここ数ヶ月で一番の体調不良でありました。さてその週末、土曜には山形へ出かけて、翌日の堅信式に備えて受堅者と練習と夕食会。そして16日の日曜、午前中に山形教会にて13名の方の堅信式でした。受堅者には若者もいれば年輩の方もおいでで、ご夫婦そろっての受堅者もおられました。山形教会は歌唱がすばらしいといつも感じます。単に元気なだけではなく、しっかりと唄っておられるし、答唱詩編の独唱もよく練習されていて、耳に心地よい音楽環境のミサです。堅信を受けられた方々には、聖霊の息吹によって生かされていることを感じながら、それぞれに与えられている「たまもの」をそれぞれの生き方で生かしながら、信仰を深めていっていただきたいと思います。それにしても今回ばかりは、誰か運転してくれる人がいたら助かるなと思ってしまいました。新潟から山形を通って秋田へ出るとなると、どうしても電車というわけにはいかず、自分で運転するしかありませんから。

Shinjo07 山形教会でのミサ後、主任のピアス神父様に運転してもらって新庄へ。途中で90歳になったおばあちゃんを御聖体を持って訪問。腰は曲がってしまったものの、まだまだ元気に畑で草取りなんかをしているのだとか。家族の中でお一人だけの信者で、それはそれで難しさがあるだろうとお察ししました。さて新庄には教会の建物がありません。あるのは信徒の共同体だけです。ミサは、前回は新庄市内の施設をお借りして行いましたが、今回は新庄を過ぎてさらに秋田県に近づいた金山町のとある一軒のお宅で捧げました。この近隣の家は何とも威風堂々の大きなお宅ばかりと感じましたが、それも雪が深い土地柄のため、一階をコンクリートで堅め、家は二階と三階に木造で建てられているために、よりいっそう巨大に見えたのだと思います。それでもやはり広いお宅の大広間をお借りして、30人ほどが集まりミサを捧げました。今回集まった30人のうち日本人の信徒は2名のみ。あとはこの地域で結婚しているフィリピン人のお母さんと子どもたち。皆が集まったこの家も、奥さんがフィリピンの方です。ミサ後の持ち寄りパーティーでは、それぞれの住んでいる地区ごとに分かれて自己紹介をしてもらいましたが、その時の情報では、子どものスポーツ大会などでこの日はミサに来ることが出来なかった人も含めて約100人がこの共同体に所属していることが判明しました。前回ミサを捧げたときはすべてを英語でしましたが、今回は日本語を中心にしてミサをいたしました。これからお母さんたちばかりでなく、子どもたちにもミサに参加してもらうようにするためには、英語やタガログばかりというわけには行きません。基本的に日本語を中心にするように、ピアス師が指導しているそうです。ミサのテキストは大分教区が近年発行した、日本語、ローマ字、タガログ、英語の対訳ミサテキストを、みんなでゆっくりと読みました。

新庄のためには、出来るだけ早く、何らかの目に見える教会を作りたいと思います。この共同体に所属している方々もそのために努力をするでしょうが、実現に向けて動き出した際には、多くの方のご協力をお願いしたいと思います。

さて、一昨日の月曜は、記録的な大雨に見舞われた秋田県内で、土崎教会の50周年記念ミサと祝賀会が行われました。ミサには秋田地区の全司祭を始め、山形の本間師と新潟の高藪師、そして高田のマリオ師も駆けつけ、14名の司祭団の共同司式となりました。ああいう時の雨というのは、何故かタイミング悪く強く降るのですね。マーフィーの法則のごとし。車に乗ったり降りたりする時に限って滅茶苦茶強烈に降るのであります。家の中に駆け込むと小降りになったりするのであります。土崎教会の聖堂は参加者で一杯、入りきれない人は小聖堂で音声だけでの参加。資料によれば椅子は全体で230人分用意されていたようですから、それくらいは参加されていたと思います。雨のため窓も閉め切っていましたから、ちょっと気分が悪くなられた方もおいでだったようです。私もかなり張り切って長い説教をし、奉献文まで歌唱にしたので、予定時間を過ぎたかと心配したのですが、予定表がゆったりと作ってあったおかげなのか、はたまた私の説教が実は短かったのか、いずれにしろミサが終わってから祝賀会まで、かなりの時間的余裕があったのでありました。

Tsuchizaki0702 ミサ後は会場を近くのホテルに移して祝賀会。幼稚園も創立52年なので一緒にお祝いをして、まず園児の年長組の子どもたちの歌と踊りで幕が開きました(冒頭の写真)。その後PTAのメンバーでプロの民謡歌手の方によるすばらしい民謡とか、若者たちの歌とか、司祭団によるちょっと音程が外れた合唱とか、最年長のミュラー師の独唱とか、いろいろと出し物があり、加えてスピーチがほとんどなかったこともすばらしい。しかしながら圧巻だったのは、シスターらしき格好をした土崎教会の女性陣が舞台に現れ、「天使にラブソング」に匹敵するかのようなパフォーマンスを見せたことでありましょうか。見た感じでは、皆さんシスターらしかったですねえ。で、目の前で鑑賞した感想は、いや、その、すばらしい、の一言に尽きます。「100パーセントの降水確率というのは、かえってはっきりしていてあきらめがつきます」と土崎の飯野主任司祭が挨拶されていましたが、土砂降りの雨を跳ね返すような元気のある祝賀会でした。

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