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2007年11月 5日 (月)

新潟教会献堂80周年

Cath80th01 記事が前後します。新潟教区の司教座聖堂(カテドラル)でもある新潟カトリック教会の現在の聖堂が、献堂されてから80年が過ぎました(教会堂が完成して、司教によって祝別されて盛式に聖堂となることを教会用語では「献堂」と言います)。新潟の第二代の教区長であったアントン・チェスカ師の指導の下、1907年に異人池の畔に現在の形で完成しました。内外装ともほとんど当時のままですが、1996年に大改装をして美しく変身しています。また1981年の教皇ヨハネ・パウロ二世来日を記念して、聖堂の右側前方に小聖堂が併設されております。御聖体はここに安置され、平日の朝ミサもここで捧げられています。聖堂の発展の詳しい経緯などは、11月17日まで、新潟教会のカトリックセンター一階で、写真展が開催されていますので、是非そちらをご覧下さい。入場は無料です。

Cath80th02 さて先日11月3日に、教皇大使をお迎えして、献堂80周年の記念感謝ミサが執り行われました。当日は聖堂に200人近い参列者が各地から参集してくださり、大使、参事官、神言会の市瀬管区長をはじめ総勢22名の司祭団によってミサは捧げられました。おいで頂いた皆様、お祈り下さった皆様、ありがとうございました。また準備をしてこられた新潟教会の皆様にも、心から感謝申し上げます。信徒の皆様のご尽力で、素敵な記念誌もできています。短いとはいえ、新潟県の泉田知事からもお祝いのメッセージを頂きました。聖歌隊のデ・アンジェリスを始め、歌は素敵でありました。

Cath80th03 80年を祝っている今年、特にとなりにかつてあったという「異人池」のことや、聖堂内のパイプオルガンのことなどで、一般の市民の方々からも新潟教会聖堂は注目をされる存在となりました。パイプオルガンについては、先日の新潟日報にも取り上げていただきましたし、7日の水曜日の、夕方のNHK番組で放送される予定もあるとのことです。建物や施設が注目を浴びるのはありがたいことだと思います。これは、アントニン・レーモンドの作になる新発田教会の聖堂にも通じるところがあります。確かにそれはありがたいことではあるものの、私たちにとって、その立派な由緒ある建物が単なる建物に終わっては意味がありません。その建物を支える信仰者の共同体があってこそ初めて、教会堂は聖堂になるのです。

80周年を機会に、次の100周年を目指しながら、この素敵な建物と支える教会共同体をさらに強固なものとして育成し、聖堂を聖堂たらしめる努力をいたしましょう。

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