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2007年11月18日 (日)

東北地区カトリック学校教育研修会

Cathsch0701 第23回目となる東北地区カトリック学校教育研修会が、11月16日と17日、福島の桜の聖母学院中学校・高等学校を会場に開催されました。「東北地区」というのは、すなわち仙台教区と新潟教区の地域内のことで、主催が「東北地区カトリック小学・中学・高等学校連盟」ですから、対象となるのは小中高であります。

具体的には新潟教区から秋田の聖霊と新潟の清心、仙台教区は結構多くて、青森の明けの星、八戸のウルスラ、盛岡の白百合、仙台の白百合、ウルスラ、ドミニコ、福島の桜の聖母、郡山のザベリオ、会津若松のザベリオという11校から、校長や教頭、教員が総勢106名参加した研修会でした。研修会には前日まで札幌にいたにもかかわらず、新潟の私と仙台の平賀の両司教も参加しました。会場となった桜の聖母は福岡の明治学園と同様コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会が経営母体で、理事長のシスター今泉ヒナ子も参加されておりました。お名前はよく存じ上げていたものの、ご本人には初めてお会いいたしました。

研修会のテーマは「こころといのちの教育をめざして」とされ、基調講演として福島学院教授であり精神科のお医者さんである星野仁彦先生が、「こころといのち。心療内科医から見た青年期の諸課題」と題して話をされました。思春期の子どもたちの心の様々な問題や、性の問題について熱く語られました。特にHIV/AIDSの問題に関連して、性教育の必要性についての強調されておられましたが、その主張には耳を傾けるべきものがありました。

Cathsch0702 中学や高校の教育研修会なるものに参加するのが初めてでしたから、ちょっと戸惑いましたが、いろいろな科目の公開授業があったり、それについての意見交換があったり、テーマ別分科会では各学校の取り組み紹介があったりと、興味深い内容でした。公開授業は、冒頭写真の、桜の聖母高校一年生の宗教のクラスを見学させていただきました。シスター伊達先生が、「ミサ」について、たった50分で高1女子高生に説明するというすごい業を見せてくださいました。私自身は名古屋の南山という男子のミッションスクールで中学高校時代を過ごしたので、宗教の授業と言えば、皆様の休憩タイムとして寝ているか、おしゃべりしているか、という荒れ果てた光景しか思い出しません。ですから、どうやってこのテーマを説明するのだと思いましたが、いや、本当にすばらしいクラスでした。音楽を使っての精神集中から始まって、すでに前回クラスで説明した「最後の晩餐」の話から掘り起こし、イエスの生涯とミサの展開と私たちの生活の三つを対しさせながら解説し、最後はギターの歌でしめる。カテケージスのクラスでも、信徒向けの講話でも通用する上手に取捨選択された内容でした。

二日目に行われた分科会では平賀司教と共に宗教部会に参加させていただき、仙台白百合の「宗教音楽」の授業についてと、新潟清心の「奉仕活動」についての報告を聞きました。前日にもその話は出たのですが、ミッションスクールで行事の一環としてミサをするかどうかには、賛否両論のようで、今回集まった学校でもミサを行う学校は少数派と感じました。新潟清心では年に数回ミサをしていますし、私も時間があればクリスマス会などでミサをさせていただいてますが、確かに大多数が信徒ではないところでミサをすることの難しさもあります。でもやり方を考えれば、良い教育の機会にもなりうると感じてはおります。今回の研修会も最後は二人の司教司式のミサでしめたのですが、参加した106名の中で信徒は30名ほどですから、多少の難しさは感じました。しかししっかりと準備をし、内容的にも考えて行えば、意味のあるミサを共にすることはできるのではないかと感じております。

昨日は福島での研修会後、すばらしく晴れ上がった磐越道のドライブを楽しみながら新潟へ戻り、夕方5時半から、日本カトリック医師会の移動理事会懇親会に顔を出しました。東京や大阪などからカトリック医師会の理事が新潟へやってきて理事会を開き、そのあとに新潟の会員も含めて神山復生病院のホスピスで主に働かれる本間先生の講演会。そして懇親会です。残念ながら講演には間に合いませんでしたが、懇親会には十分間に合いました。本間先生は佐渡の方で、数年前までは佐渡で働いておられた方です。

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