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2007年12月 6日 (木)

自称

警察が発表する用語にはたぶん何か基準やらがあるのでしょうから、専門家にはそんなことは全く疑問にもならないのでしょうが、不思議に感じた言葉。ある事件の容疑者として逮捕された人物の職業。その人が本当に犯人なのかどうかは私が判断することではないので、事件についてどうこう言うわけではないのですが、発表されている職業の前に「自称」とついているのです。「自称」のあとが例えば「自由人」だとか、「遊び人」だとか、「宇宙人」だとか、突拍子もないことをご本人が言っているのだというならわかるのですが、今回のは「自称」のあとに普通の技術系の仕事名が続いております。住所がわかっている人物ですから、そんなことは調べればすぐわかりそうな気がしますし、以前はどこかに務めていたが今はそうではないのであれば「元」でしょうし。本人がそうは言っているけれど裏付けがないなら「職業不詳」でしょうし、あの「自称」とは一体何を意味しているのでしょう。そうではないという証拠が出そろっているのに、本人がそのように強弁して譲らないのだという意味でもあるまいし。「自称」・・・。そういえば「バールのようなもの」というのもありましたね。どこかのサイトで、「バールのようなものとは一体どのようなものなんでしょう」というアンケートをとって、そこにはとんでもないものが回答としてずらりと並んでました。

そういえば私たちカトリック信者も、考えようによっては「自称・カトリック信者」になってしまう可能性を持っていますね。洗礼を受けていさえすれば確かに「カトリック信者」ではありますので、そこを疑うつもりはありません。あ、誤解なさらないでください。様々な事由から教会から足が遠のいてしまった方を責めているわけではありません。そうではなくて、逆に看板を強調して中身はちょっとどうかと思う「自称」の可能性を言っているのですから。

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