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2008年1月 6日 (日)

始動です

新たな年が始まって、すでに6日。そろそろしっかりと通常モードで始動しなくてはなりません。本日は主の公現の祭日。御降誕のお祝いを締めくくる大切な日でもあります。誕生した幼子は限定された人々のための救い主ではなく、すべての民族のための救い主であると宣言されたとも言える、東方の三賢者来訪です。狂言回しを務めるのはヘロデ王。救い主の誕生というメッセージをはるばる東方から持ってやってきた人物が目の前にいるのに、座り込んで行く手を指し示すだけで自分からは行動しない人物。そのために究極的には、神に逆らうことになるのです。

ヘロデには、自己中心の価値観に生きる身勝手な人物像を見ることができます。ヘロデを支える学者たちには、既成の知識が邪魔をして真理に目をつぶる愚かしさが見て取れます。東方の三賢者には、真理の前に謙遜にへりくだる姿が見て取れます。肝心なことを見えなくしてしまう壁は、結構簡単に私たちの目の前に立ちはだかるのです。

Xmas07mass 1月1日付で、年頭の司牧書簡を書きました。各小教区に送りましたので是非一度ご覧下さい。またはここから読むこともできます。「集まろう、キリストのもとに」という表題としました。知っている人は知っている、知らない人は知らない、ある歌の題名であります。その中で、これまで3年間の司牧書簡で触れてきた共同体づくりへの一つの具体的提言として、「呼びかけの奉仕職」の提案をいたしました。教会共同体が目指す理想と目的をしっかり持ち、互いの交わりを深め、さらに個々人の信仰を深めることによって、「宣教共同体」へと変えられ行きましょうというのがこれまでの呼びかけでした。そして今年は一つの具体的な宣教の取り組みの例として、誰かを共同体へと招く「呼びかけ」も、宣教への奉仕職であるという考えを記しました。いかがでしょう。その時にも、ヘロデのように単に座って方向を指し示す道路標識のような呼びかけ人にならず、イエスご自身がエマオへの道でそうしたように、真理へと向かって歩みを共にする道案内ガイドの姿勢を持つように心掛けたいと思います。(写真は先日の新潟教会クリスマスミサ。最初のキャンドルサービス)

さあ、今年も頑張っていきましょう!

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