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2008年3月 1日 (土)

植えられたところで咲きなさい

午前10時から新潟市にある新潟清心高校の卒業式に出席してきました。岡山にあるノートルダム清心学園に所属する清心高校は、新潟県内で唯一のカトリックの高校です。新潟教区全体としても、高校は清心と秋田聖霊しかありません。直接若い世代の女性たちの心に直接働きかける教育をする場として、大変重要な働きをしてくださっております。

本日の卒業式には理事長のシスター渡辺和子も出席され、八十五名の卒業生を送り出しました。私は来賓の祝辞ということで、シスター三宅校長、シスター渡辺理事長に続いて三番目の挨拶でした。こういう時には、事前に話の内容を打ち合わせるわけではないのですから、本番の舞台上で前に話す人の話を聞きながら、用意してきた自分の原稿のネタとダブらないようにと、祈るような気持ちで耳を澄ませております。三宅校長の式辞を聞いているとき、思わずひやりといたしました。校長も話の中で、昨年の一年を象徴する漢字「偽」に触れられたのです。私もそこから話を展開した原稿を用意していたので、どうなることかと心配しました。とりあえず校長はさらりと流して頂いて、助かりました。

タイトルの言葉、「神が植えられたところで咲きなさい」は、校長も学校生活の中でたびたび触れているようですし、シスター渡辺も講演などでしばしば説かれているようですが、清心では卒業生の答辞に必ず引用される超ポピュラーな言葉です。よっぽどみんなの印象に強く残っているのだろうと思いますが、そこからいろいろな教訓を引き出せる良い言葉であると思いながら、いつも聞いております。与えられた「場」を素直に受け入れて生きること、しかも前向きに喜びを持って生きる事は容易いことではありません。卒業していった生徒さんたちが、これからそれぞれ異なる場で、喜びを持って生きていくことができるように、祈りたいと思います。今日も、清心の歌声はすばらしく元気に溢れておりました。

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