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2008年4月25日 (金)

ハバロフスクから帰国

ロシアのハバロフスクから、昼過ぎに帰国いたしました。私も、同行して頂いた町田師も中村氏も、元気で一週間を過ごして参りました。また詳しいことは追々記して参りますし、写真もまとめて公開していきたいと思いますが、とりあえず帰国の報告を。

Khava0804 先週末のハバロフスクは異常に「暑く」、初夏を思わせる気候でした。コートやセーターを持参したことを悔やんだくらいです。この陽気で、通常はこの時期に見られるはずのアムール川の氷が溶け出す様子もすでに終わり、大河は普通に流れていました。川岸の公園では、水着になって日光浴をする人までおります。初夏です。ところがこの陽気も火曜日まで。なんと昨日の木曜は雪が降り、コートを持参した意味合いを十分に噛みしめたのでありました。さすが、大陸です。(写真はハバロフスクの北カトリック教会聖堂で、信徒の方々と一緒に)

現地では聖母訪問会のシスター諏訪と瀬谷にお世話頂き、ハバロフスク教会主任のマルセロ神父(アルゼンチン出身)も、ご自分の車がないことから毎日タクシーを手配して下さり、本当によくして頂きました。感謝です。ハバロフスクには町の北と南に二つの教会があり、先日の日曜には北の教会で信徒の方との交流会、そして南の教会では主日のミサを捧げさせて頂きました。ロシア語はできないので、英語でミサをして、説教は日本にも留学経験のあるプロの通訳の女性にお願いして、日本語で行いました。またその晩に、たまたまでしたが南の教会でコンサートまであり、教会の皆さんと楽しく友好のひとときを過ごすことができました。お隣の教会同士として末永い友好関係をと申し出たところ、是非ともそうして頂きたいという声が上がりました。今回の経験に基づいて、今後、可能性を検討したいと思います。

Khava0801 また火曜日には、ハバロフスク・ロシア正教のマルク大主教に会うことができました(写真の左端がマルク大主教。その右がピョートル神学院長。そして、カトリック教会主任のマルセル神父)。ちょうどロシア正教の聖週間中でしたが、司教館の食堂でのお茶に招いて頂きました。マルク大主教は、昨年、ヨハネ・クリゾストモス(金口ヨハネ)の聖遺物を持参した濱尾枢機卿を盛大な式典で迎えた人物で、ロシア正教の大主教たちの中では、かなりカトリック教会に理解を示している人物です。今回の訪問でも、カトリック教会とは友好関係を保っていきたいと話しておられました。その後、ピョートル大神学院院長の案内で市内のいくつかの聖堂や大神学院も見学させて頂きました。ロシアの現在の行政はロシア正教とかなり近い関係にあるようですが、その中で外国人が主体となっているカトリック教会は、法的にも難しい立場にいます。これまでのいきさつから、カトリックの主任司祭は南と北のどちらの小教区にも住むことが出来ず、市中心部のアパート住まいを続けているのですが、こういった法律的問題がロシア正教の理解と協力を得ることで少しずつ解決の方向へ向かうことが期待されています。ロシア正教からは、社会福祉の方面で、カトリック教会との協力が求められているとのことでした。それにしても、ロシア正教の聖堂は金ぴかで、イコンの数々によって彩られていますが、カトリック教会もそれに倣って金ぴかでイコンを飾っておりました。

水曜日には在ハバロフスク総領事にも面会することができ、1時間半に渡って、ロシア事情の興味深いお話を聞くことができました。

ハバロフスクは4年ぶりの二回目です(前回の訪問記はこちらをクリック)。ますますもって町はきれいになっていましたし、新しい建物やショッピングセンターも増えていました。走る車も、日本車の中古が多いとはいえきれいになっていましたし、なんといっても、横断歩道で車が止まってくれるのにはビックリしました。マナーが向上し、美しい町に変貌しつつあります。(写真。下左はロシア正教の大神学院にて院長のピョートル師と。下右は、カトリック南教会での日曜のミサ。マルセロ主任司祭と一緒に)

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