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2008年5月19日 (月)

宮原司教様着座

Miyahara0803 昨日、晴天の福岡で、ドミニコ宮原良治司教の福岡司教着座式が執り行われました。午後2時から行われた式は、福岡での大相撲が興行される巨大な福岡国際センターが会場でした。この広い会場が、福岡教区の司祭・修道者・信徒の方々、宮原司教がこれまで8年間働いてきた大分教区の方々でいっぱいでした。ほぼ全員の日本の司教団とたまたまミラノ会の黙想指導で訪れていたイタリアの司教様、そして教皇大使との共同司式で、まず管区大司教である高見長崎教区長の司式でミサは始まりました。開祭の挨拶の後、早速、教皇様の任命書が教皇大使から福岡教区の司祭に渡され、皆にそれを提示した後で翻訳が朗読されました(原文は特殊な紙に美しく手書きで書かれたラテン語)。朗読に引き続いて高見大司教の先導で宮原司教が中央に一段高く設けられた『司教座』に着席し、象徴的な目に見える形での『着座』が成し遂げられました。このあと信徒代表・修道者代表・司祭代表による忠誠の誓いが行われ、ミサは宮原司教の司式に取って代わって続けられました(説教は高見大司教でした)。

拝領祈願の後に、教皇大使による挨拶、司教協議会会長岡田大司教の挨拶、司祭代表の挨拶、修道者代表の挨拶、信徒使徒職協議会長挨拶と続き、子どもたちからの花束贈呈のあとに宮原司教の挨拶がありました。宮原司教の挨拶は途中からカテキズムの講義の様相を帯び、この日二つ目の説教を聞いたようでしたが、でもとても感銘を受ける内容でした。ミサはこの挨拶も含めてほぼ2時間半で終了となりました。

Miyahara0801 高見大司教の説教でも大使の挨拶でも、同じくとが触れられていました。つまり、まったく新しい司教が任命されて、福岡では60年以上なかった司教叙階式を待ち望んでいた福岡の人も多かったであろうし、実は残念だったと思われた方もおられるかもしれないが、しかしそこにこそ神の働きの神秘があるという趣旨の内容がありました。確かにそうでしょう。また大分では新しい司教を探す作業が始まるのですから、そういう意味では大変なことになったとも言えます。転任させられる司教もこれまでの慣れたところから移り、再びゼロからスタートするのは楽ではありません。しかし大使が強調されたように、それが聖霊の働きであり教会の教会たるところでもあります。加えて宮原司教ご自身は喜んで、そしてすべてを捧げて、福岡に骨を埋めるつもりでこの任命を受け入れたといわれました。福岡教区にとっては祝福であろうと思います。今度は善い牧者が聖霊の働きによって大分教区に与えられるよう、お祈りしたいと思います。

会場の大きさと集まった方々の熱気にも圧倒されましたし、いろいろな会のシスター方が大変沢山おられて、そこここでお手伝いされているのにも感銘いたしました。活気と熱気のある教区であることを、肌で感じました。

Miyahara0802 ミサ後の祝賀会は宮原司教の希望でなるべく多くの人たちと交わることができるようにと、ミサ終了後にそのままの会場でお茶とサンドウィッチを配り、行われました。中央に座った宮原司教のところには多くの人が挨拶のために列を作り、祝福を頂いておられました。その隣に座った教皇大使のところはさながら握手会。大使もにこやかに皆さんと一緒になってカメラに収まっておりました。そんな中、私のところまで挨拶に来られる方が数名。なんとこの『司教の日記』を読んで下さっているとのことです。ありがたいことでございます。感謝します。お友達にもお勧め下さい。

夕食は近くのホテルで司教団の晩餐会。大使に呼ばれたので行くと、今月末に横浜で開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD)のことでした。日本政府が主導して開催しているこの会議には、アフリカの多くの国から代表団が日本にやってきます。そして前回と同様に今回も、バチカンは国家としてこの会議に参加するのです。大使は、参事官がいないのでカリタスジャパンの誰かにサポート役で一緒に参加してもらえば良かったのだが、外務省へのID登録期限が過ぎてしまったので残念だった、という話でした。TICADに参加できるかと期待したのですが、残念でした。バチカンからは、教皇庁正義と平和評議会のモンセニョールが代表として来日する予定だと聞きました。

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