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2008年5月15日 (木)

大好きな会議の山盛り

水曜から金曜まで、会議のために東京泊まりです。昨日はカリタスジャパンの援助の会議。やはり、ミャンマーはどのように対応できるのか不透明なのですが、ヤンゴンの大司教区を中心に少しは取り組みへの可能性が見えてきたようです。援助できるかどうか、道筋がはっきりするにはもうちょっと時間がかかりそうです。中国も同様。すさまじい規模の災害ですから、カリタスジャパンとしても救援活動をする能力はありませんが、緊急時を過ぎたあとの物資の支援などに協力することはできるかもしれません。しかしこれも、どこを相手にしたらよいのか。国際カリタスも現時点では、どうやって入り込むのかの道筋を発見しようと躍起になっております。すでに現地での実績もあるカリタス香港やカリタスマカオを通じて、援助の可能性を探っているところですので、来週初めくらいには道筋が見えてくることが期待されます。

どうして今すぐ募金を開始しないのかという疑問もあられるでしょう。カリタスジャパンはカトリック教会の組織ですから、活動の様々な部分において教会の決まり事を守らなくてはなりません。例えば「中国の地震のために」という「意向」で限定した募金をした場合、集まった募金はその「意向」以外の使途に回すことは絶対にできません。被災地にすでにカトリック教会組織がありカリタス組織がある場合や、すでにつきあいのあるパートナー団体がある場合はよいのですが、今回のように相手先がはっきりしていない場合、「意向」付きで集めたものの、その意向通りに使うことが難しいという場合も想定されるのです。そうなると、なるべく「意向」に近い形でと無理にでも相手を探し出すということになり、必ずしも十分に「意向」が生かされる形で募金を相手先に届けることができなくなる可能性もあるのです。そのために今回のミャンマーでも中国でも、相手先の問題からカリタスとしては迅速に呼びかけることができずにおります。ご理解ください。いずれにしろ、国際カリタスと密に連絡を取りながら、早急に結論を出すように努力しております。

本日の木曜日は常任司教委員会でした。通常は毎月の第一木曜日なのですが、今月の会議では6月の司教総会の議題を確定するという作業があるため、議題や資料が出そろうのをぎりぎりまで待つ意味もあり、今週の開催となりました。案の定、10時から始まった会議の大部分は、議題の最終調整かなりの時間をとられてしまいました。今回の総会では殉教者関係の議題も多くあります。列福後のためにミサの公式祈願を策定してバチカンの承認を求めたり、殉教者の祈りを策定したり、次の段階である列聖につなげたり、殉教者の祝日を定めたりと、簡単なようでいてその実なかなか司教の意見を統一するのが難しい課題ばかりが並んでおります。それ以外にもこのところ連続して話し合っているローマ・ミサ典書規範版第三版の翻訳。そろそろ終わりに近づきつつあるものの、できる限り規範版に忠実であるために、作業にあたり準備してくださる典礼委員会の皆様は、多大な努力をされています。感謝です。

そして明日は東京神学院の常任司教委員会。夕方には新潟へ帰れるのでしょう。

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