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2008年5月13日 (火)

厳戒態勢の新潟で・・・

G8niig0801 空陸海の厳戒態勢が続く新潟で、何があったかと言えば、教区司祭の月に一度の集まりでした。昨日から今日にかけて、新潟司教館に集まった教区司祭団は、先日開催された宣教司牧評議会を受けて、司祭団としても宣教の優先課題を話し合ったのでした。かなり突っ込んだ話し合いがありました。現場からは、幼稚園を今後どうしていくのかという事へのはっきりした方針を明示して欲しいという要望や、確かに信徒の養成プログラムは必要だという意見が相次ぎましたが、同時に、その充実のためには専従で仕事に当たる人物を配置することも必要ではないかという指摘もありました。どうしてもボランティア的にこういった仕事に取り組むと、中途半端になりがちであると言うことです。来年度以降、果たして専従に人を裂くことが可能かどうか考えてみたいと思います。経済問題もそうですが、一つ一つの共同体は小さいのでできることには限界があるのは当然ですから、教区全体がみんなで力を合わせて順番に少しずつ成し遂げていけば、それぞれの負担が小さくても大きな事を成し遂げていくことが可能ではないでしょうか。

それと同時に、議論があまりに内向きになってしまっているのではないかという指摘もありました。組織の維持のことが中心になって、肝心の外に向けての福音宣教の視点がおろそかになっているのではなかろうかという指摘です。確かに。ちょうど今日のミサの福音に、主の言葉として「まだ悟らないのか(マルコ8章21節)」という厳しい指摘がありましたが、もしかしたら私たちも悟らなければならないことを忘れて、パンのことで議論に夢中になっているのかもしれません。心して今後の方向性を定めていきたいと思います。

G8の労働大臣サミットが日曜から本日まで新潟で開催されていました。肝心の労働大臣は、政治日程の都合で日本の舛添大臣以外は副大臣級の来日だったようですが、それでも新潟は厳戒態勢でした。会議場が港に面しているので、写真は警戒に当たる海上保安庁のボートです。昨晩は司教館の近くにある行形亭(いきなりや)という有名な料亭で晩餐会だったようで、暗がりの路地のそこここに警察官がズラーリと配置されていて、ちょっとシュールな光景でした。

中国で大規模な地震が発生。先日のミャンマーのサイクロン被害に続いての大規模災害がアジアで発生しましたが、同時にどちらの国もカリタスにとっては援助がやりにくい国です。ミャンマーには入るのが難しいし、中国は誰を相手にしたらよいのか分からない。教会としての対応はかなり困難だと思います。明日のカリタスの会議の議題となることでしょう。

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