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2008年6月15日 (日)

「海外からの移住・移動者の集会」

Tainichi080601_3 新潟教区難民移住移動者委員会の主催で、初めてとなる「海外からの移住・移動者の集会」が、晴天に恵まれた本日午前10時半から午後4時頃まで、新潟清心女子高校体育館と聖堂を会場に、開催されました。初めての試みでもあり、広く広報をしたわけでもありませんでしたが、それでも日本人の信徒も含めて50人以上の参加者がありました。今回の集いのアイディア自体は長岡地区で滞日外国人信徒司牧にあたるシスター方(無原罪の聖母フランシスコ姉妹会)と教区の滞日外国人司牧担当司祭からでてきたのですが、特にフィリピン人司牧にあたっていることから、今回の集まりも主にフィリピン人信徒が沢山集まって下さいました。同時にそのお子さん方や、ご主人の参加もあり、たのしい一時でした。

Tainichi080602 集いの始めに全員で丸くなって座り、自己紹介の後、担当司祭のフェルディ神父(神言会)による講話。フェルディ神父がこんなにまじめに語るのを、初めて見たような気もしましたが、英語と日本語を両方とも駆使して、なかなか迫力のある話でした。その後ちょっとゲームで身体をほぐしてから、一緒に食事タイムです。事前の準備ではお弁当をどうするかと心配したのですが、やはりそこはさすがにフィリピンの方々です。大量にそしておいしい食事を持ち寄って、和気あいあいとわかちあいの食事となりました。

Tainichi080605 食事後には小グループに分かれて「わかちあい」。大人たちがいろいろと日頃の生活をふり返って福音的生き方について分かち合う間、子どもたちは隣の第二体育館でたのしい一時。大ベテランの子どもたちのリーダーである新発田教会の森田さんの指導で、子どもたちは新聞紙で兜を造ったり、太鼓を叩いたり、踊ったり。「わかちあい」の後には、それぞれのグループから発表がありました。多くの参加者が日頃の生活の様々な出来事について語ったようです。どうしても文化の違いから来る様々な問題が生活にはあり、それを乗り越えるのは一人だけの力では無理です。こういった集まりで出会った仲間たちが、互いに支え合って行くことが期待されます。

Tainichi080604 最後に午後2時過ぎから聖堂でミサを捧げました。ミサは英語で捧げられ、私の説教は英語と日本語で行いました。ちょうど朗読された福音は「刈り入れは多いが働き手が少ない」の箇所でした。日本人の私たちも、海外から来た人たちも、この日本という刈り入れ場で働くために使わされた「働き手」であるという話をしました。そして殉教者特別年ですから、殉教者たちの生き方の模範に倣って、生活を通じて福音をあかししていくことを心掛けようと呼びかけました。多くの人がキリスト教にまったく関係のない家庭に入っていった人たちです。そこで明るく真摯に福音的価値を生きることで、福音を伝えるものになることができるのではないでしょうか。これからの教会を考えるとき、日本人だ、外国人だ、などと言ってはいられません。神によって創造された同じ兄弟姉妹として、互いに手を取って福音を告げる共同体をつくって行かなくてはなりません。海外から来られた信徒の方々は、その意味でも、新潟教区の将来を担う力強い存在です。

初めての試みで、いろいろと不手際もありました。準備の段階でもう少し考えなければならないこともあったと思います。特に準備にあたったフェルディ神父と佐久間シスターや、協力して下さった多くの方々に心から感謝申し上げます。できれば将来的には、フィリピン人の方々だけではなくそのほか多くの国から来られた信徒の方も沢山いるのですから、一緒になってもっと規模を広げ、できれば教区の「国際デー」のようにして行けたらと夢を見ております。ご協力頂いた方、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしく。

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