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2008年7月 7日 (月)

旅の終わりに

Summit0801 先週水曜日に東京へ出かけて以来、仙台、札幌と回って、今日のお昼過ぎにやっと新潟へ戻りました。ちょうど札幌ではサミットに参加するための各国要人の飛行機が到着しているところで、そのためなのかもしれません。新千歳への到着便が軒並みの遅れ。おかげで新千歳出発便も遅れが続出で、新潟へも予定より30分ほど遅れての到着でした。

今回のG8サミットに際して、参加8カ国のカトリック司教協議会は会長の連名で、各国首脳に向けてメッセージを送ったことは昨日触れました。教皇様も昨日のカステルガンドルフォにおける「お告げの祈り(アンジェルス)」の際にこの各国司教協議会によるメッセージに触れられて、次のように述べられました。

「明日7月7日、G8構成国首脳が、他の世界の指導者とともに、年1回行われるサミットのために日本に集まります。この数日、多くの声明が発表されています。その中にはサミット参加国の司教協議会会長の声明もあります。これらの声明は、これまでのG8で行われた約束を果たし、人類の多くの部分をいまだに苦しめている極度の貧困、飢餓、病気、非識字の災いをなくすために必要なあらゆる手段を勇気をもって用いることを求めています。わたしもこの連帯への切迫した呼びかけに加わります。それゆえわたしは、北海道洞爺湖サミット参加者に申し上げます。どうかきわめて無力で貧しい人々が必要とすることを皆様の議論の中心に置いてください。現代、これらの人々は、投機と財政の悪化、食糧・エネルギー価格の高騰の影響で、ますます脆弱となっています。どうか、寛大な心と先見の明をもって、人間の尊厳を守るための完全な発展をあらためて公正に進める決断を行ってくださるようお願いします(中央協議会ホームページから)」

Summit0802 なおカリタスジャパンも札幌コンベンションセンターで現在開催されている「市民サミット2008」に、ロビーでのパネル展示の形で参加しています。これは特にミレニアム開発目標(MDGs)について解説し、それに関連するカリタスジャパンが支援している各地のプログラムを紹介するものです。また写真には写っていませんが本日と明日は、この展示の場所にモニターを持ち込み、映像や画像の展示も行っています。「市民サミット」には様々な考え方を持った団体が参加しているわけですが、もちろんすべてが同じ考え方や方向性も持っているわけではなく、同じイベントを行っているからといって急にみんなが一致した考えになるなどと言うわけもなく、まさしく多様性に満ちあふれているのですが、その多様性が世界の豊かさに繋がっていくことを願っています。

札幌の街中には北海道以外から動員された警察官が大勢、警備に当たっていました。昨晩、札幌の街中で観光客に道を尋ねられた警察官がしきりに困惑しながら、「私も大阪から来たので、地理は分からないんですよ」と嘆いておられましたが、皆さん初めての地で大変でしょう。空港の警備も出発ロビーに愛知県警、出発待合室に神奈川県警と兵庫県警と、警察官も場所になれるだけで警備も大変だと思います。様々なマニアの方々は、各国政府専用の飛行機が見られたり、普段目にしない警察の特殊車両の数々を目にしたり、興奮の数日間かもしれません。

本日は午後1時15分から新潟教区顧問会、そして夕食から明日のお昼まで、教区司祭の月に一度の集まりです。

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