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2008年9月28日 (日)

花園教会で堅信式

Hanazono0801_2 世界難民移住移動者の日でもある今日の主日、新潟市内、新潟駅のすぐそばにある花園教会で、7名の方の堅信式を行いました。今年度は新潟県内の教会の公式訪問の年にもあたっていますから、2年ぶりの花園教会公式訪問でもありました。花園の分教会でもある鳥屋野教会の方々も参加して、聖堂はいっぱいでした。いろいろな教会を訪問して感じることですが、同じカトリック教会であり同じ典礼書に従ってミサをしていても、教会によってそれぞれ雰囲気が異なります。主任司祭の性格もあるでしょうし、信徒共同体の雰囲気もあるでしょう。あっちはどうだ、こっちはこうだとは書きませんが、花園教会は高藪神父様の指導ものと、荘厳で落ち着いた雰囲気の典礼でした。侍者もよく訓練されていて、香炉も使った荘厳な堅信式となりました。花園教会はどちらかといえば女性陣の多い共同体です。ミサ後の祝賀会でも、テーブルを囲んだ女性陣のパワーに圧倒されましたが、駅に近いという利便性もありますから、これからもメンバーが増えていくことが期待されます。(写真は本日の受堅者と一緒に)

本日の福音で主は、「考え直して出かけた」兄を評価します。考え直すことによって、自分の生きる枠組みを抜け出し、主が望まれる生き方の枠組みへと立ち位置を移したことを評価されているのです。そしてこのたとえが、まさしく毎日繰り返されるであろうぶどう園での働きへの呼びかけという状況を描くことで、「考え直す」ための呼びかけが私たちに対して、同じように日々繰り返されることを教えています。私たちは、ここで描かれる弟のように上の空で主の言葉を聞き流すのではなく、最終的には「考え直して」、主の望まれる生き方を選ぶことを日々求められているのです。弱い人間である私たちは、どうしても自分の安心できる今の立ち位置に安住して、都合の良いように主の言葉を解釈して生きる道を選択してしまいます。その弱い私たちを主は断罪するのではなく、毎日毎日繰り返すように、そして忍耐強く、「考え直す」ようにと呼びかけられるのです。

本日の世界難民移住移動者の日にあたり、教皇様はメッセージを発表されています。(全文はこちらをクリック)とりわけ新潟教区の私たちにとっては、8月にお届けした司牧書簡でも触れたように、国籍を超えた共同体づくりを大切にしていきたいと思います。教皇様は次のように呼びかけています。

「教会は移住者の世界にとくに注目しています。そして、母国でキリスト教の信仰を育んできた人々が、異なる生活環境の中でもたえずあかしをするために、その信仰の遺産と福音的価値観を実らせることを教会は望んでいます。まさにこのような観点から、わたしは受け入れ国の教会共同体にお願いします。若者や子どもとその両親を思いやりをもって受け入れ、彼らの生活の変化を理解しようと努め、彼らが溶け込むための助けとなるようにと」。

福音の理解に関しては、自分こそが正しいと思うときこそ、本当はイエスから限りなく離れていることが多いのです。自分こそが正しいなどと感じたら、それこそが「考え直す」ための主からの呼びかけだと思い直して、日々自分の立ち位置が主のもとにあるのかどうか、謙虚にふり返ってみたいと思います。

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