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2008年9月 1日 (月)

スリランカは痛かった

Srilanka0801 どうも私は「ゴキブリ」に噛まれてしまったようです。「ゴキブリ?」。そんなばかな。美しい海と山のスリランカから、土曜日の夕方に帰国しました。カリタスジャパンが支援してきた津波復興プログラムと和平構築プログラムの視察団、国際デスクの稲江さんと秘書の成井神父に同行しました。七月末のアフリカ旅行でも感じましたが、30代後半や40代前半頃のどれほど強行軍でも大丈夫という体力はそろそろ衰えはじめ、ちょっとは休憩がないと、現場での活動がこの身には厳しくなってきているのでありました。

木曜日の朝にスリランカ南部のゴール(Galle)市内の宿で目が覚めると、右上腕部になにやら傷みが。鏡で見てみますと、何かに刺されたのか噛まれたのか、上下に数センチの傷跡が。とりあえず携帯しているテラマイシンの軟膏をぬって様子を見ることに。翌日にかけて真っ赤になって腫れ上がり熱っぽくもある。そこで金曜日にコロンボへ出ていたので、病院へ連れて行ってくれるようにカリタススリランカの方にお願いしました。そうしたら何とも巨大で立派な、高級ホテルと見まごうばかりの病院へ。スリランカでは基本的に公立病院では国民は無料で診てもらえるのだとか。そのため公立病院はいつでも満員。そこで民間病院の出番です。私が連れられていったアポロ病院はインド系のグループ企業だとか。救急部へはいり、即座にドクターに診てもらいました。「昨日も同じ症状で外国人が来た」とドクター。一緒に出かけたカリタス職員の「ゴキブリじゃあないでしょうかね」の問いかけに、ドクターのうなずくこと。スリランカのゴキブリはそんなに凶暴なのか。抗生物質やらいろいろともらってきました。

Srilanka0802スリランカでは、04年12月26日のスマトラ沖地震による津波被災者の復興事業と、1978年頃から継続しているタミル・イーラム解放の虎(LTTE)と政府との間での内戦状態を打開するために実施されている和平構築プログラム、さらに中部キャンディで行われている移住労働者の人権擁護プログラムなどの視察を行いました。なかでも、和平構築は、国際カリタスのネットワークの支援を受けてカリタススリランカが中心となりながら、スリランカの宗教各派のリーダーをとりまとめ、宗教者として一致して政府に働きかけている姿を見せつけられました。特にコロンボにおいてテレビ説法で大人気という仏教(スリランカは仏教国)のリーダーや、ヒンズー教、イスラム教、アングリカンなどのリーダーたちとの会合がセットされており、その場で仏教のリーダーから、「日本は平和の国なのだから、もっとリーダーシップをとってスリランカの和平のためにも働きかけて欲しい」という要望もありました。 さて、スリランカで見たこと聞いたことは徐々に書いていくとして、本日の夕方から土曜の昼まで、フランシスコ会の北関東ブロックが主催する会員の黙想会でお話をするために不在にします。従って次の更新は、黙想会から戻った後の土曜日以降です。あしからず。メールは携帯でチェックできると思いますが、お返事は来週の土曜以降になろうかと思います。ご了承下さい。(写真、上は津波被災者のためにカリタスによって建設された住宅を訪問した際。北東部トリンコマリー付近。下は、中部キャンディ郊外のお茶プランテーションで見かけた「キリン午後の紅茶」の感謝看板)

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