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2008年11月 3日 (月)

聖霊学園100周年式典開催

11月1日の誕生日に当たり、多くの方々にお祝いのメールを頂きました。ありがとうございます。

Seirei100 さてその11月1日、秋田市において幼稚園、中学高校、短大を擁する聖霊学園が創立100周年を迎え、その記念式典が午後1時から秋田県民会館で開催されました。100年前に聖霊学園を創立したのは、当時来日したばかりの聖霊奉侍布教修道女会のシスター方です。頂いた記念誌によれば、1908年6月8日に来日して、その同じ年の11月3日に「楢山幼稚園」を開設、さらに翌年09年4月5日には「女子職業学校」を開設したというのですから、その行動力には驚きます。中心になったのが、今でも敬愛されて記念されているシスター・ピア。ドイツ人のこのシスターは、1914年には日本に帰化し、園部ピアと名乗ったといいます。当時の学校経営に責任を持つためには、外国籍よりもふさわしいと判断したのでしょうか。決断力と実行力に溢れた人物だったと想像します。聖霊会と神言会は同じ創立者を頂き、まず1907年に神言会宣教師が来日し、その後聖霊会が来日して、ともに秋田の地から宣教をはじめたのでした。日本語もままならない中で、多くの善意の協力者を得ていたとはいえ、やはり当時の宣教師たちには、ものすごい行動力があった事に間違いありません。

さて記念式典はまず学校教育委員長の池長大司教様司式のミサで始まり、ミサが終わった後の2時10分から、寺田秋田県知事にも出席頂いて、式典が行われました。寺田知事とひな壇に一緒に並ぶのは二度目ですが、緞帳が開く前のステージで、カトリック教会についていろいろと質問してくること。なにやらご興味がおありのようでした。式典はそれぞれの学校や園の校歌・園歌の斉唱で始まりました。一番最初が幼稚園園歌。一生懸命に園児たちが歌う姿は、感動でした。ミサの説教は池長大司教様でしたので、わたしは式典の中で祝辞を述べさせて頂きました。そして式典の締めくくりは、今回のために特別に作られた「聖霊学園学園歌」の披露です。歌うのは幼稚園から短大までの在校生たち。伴奏は中学高校の吹奏楽部。すばらしい演奏と歌でした。「春 萌えあがる 自然は語る」と始まるこの学園歌を作詞作曲されたのは、新垣壬敏(つぐとし)先生。カトリックの典礼聖歌の世界では、高田三郎先生に次いで有名な人物であり、現在は白百合女子大学の教授を務めておられます。この日も式典に参加され、演奏後には花束の贈呈もありました。新垣先生は今回の殉教者列福に関連してもいくつか作曲されており、米沢の殉教者のためにも、楠神父様の歌詞に曲をつけて頂いております。来年の感謝式典で歌われます。

舞台の目の前の会場最前列が吹奏楽団でしたが、久しぶりに目の前でブラスのひびきを耳にしました。迫力がありました。式典の一番最後に再び生徒・学生全員で合唱した「ハレルヤ」もすばらしかった。生徒・学生の皆さん、本当によく練習されました。また指導の先生方もすばらしかった。学園歌のアレンジも抜群でした。

今年の諸聖人の祭日と死者の日のミサは、聖体奉仕会で会員共同体と一緒に捧げました。11月のはじめのこの時期は良く晴れるという印象があったのですが、1日の式典のあった午後だけが秋晴れで、その前後ははっきりしない天候でした。加えて昨日の秋田は大荒れでした。

さて始まったばかりの今月ですが、もう終わりが見えている。明日と明後日は高田のクララ会修道院の訪問。木曜は常任司教委員会と社会司教委員会、金曜はカリタスの会議で東京。8日土曜の午後から次の9日日曜日は、新潟市内の亀田教会訪問の予定です。その後11日から14日は、定例の日韓司教交流会で韓国の馬山教区へ。15日はフランシスコ会ボローニャ管区長を迎えて長岡でミサと集まり。17日と18日には月曜会と教区顧問会と年に二回の教区司祭評議会。加えて18日の午後には幼稚園の新任研修会でお話。21日にカリタスの会議、22日はアジア学院の評議員会、23日から27日までは長崎巡礼で、当然24日は列福式。東京に戻ってそのまま28日は午前中がカリタスの会議で午後は東京神学院の会議。これで11月も終わりです。

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