« 列福式も終わり | トップページ | 今日から待降節です »

2008年11月29日 (土)

巡礼にもいきました

Jyunrei03 列福式にあわせて、数多くの巡礼旅行が企画されていました。わたしもそのうちの一つにご一緒させて頂きました。カトリック新聞が募集した公式巡礼団のCコース29名の方々と、列福式後の火曜日朝から五島に渡り、上五島を巡礼。翌水曜日夕刻に佐世保に渡り、平戸に泊まって、木曜日には平戸と生月を訪れて東京へ戻ってきました。阪急旅行社の企画です。実は旅行社が企画して添乗員さんがついてくるという形の巡礼に同行するのは、生まれて初めての経験でした。(写真は上五島、頭ヶ島教会の遠景)

同じ時期にいくつもの巡礼団が重なったため、ミサで重ならないようにとか、いろいろと旅行社も調整に苦労した模様です。また道路も狭いことですから、同じ時間帯に大型バスが何台も集中しないように、地元とも協議の上スケジュールを決められたようです。長崎から上五島へ渡るジェットフォイルは、そもそも臨時便。平賀司教率いる仙台教区の80名近い大巡礼団や、名古屋の巡礼団と一緒になりました。その後も、上五島の教会を巡る旅では、東京教区の巡礼団や梅村司教率いる横浜教区大巡礼団などと、そこかしこで出会うことになりました。修道会のわたしの先輩や後輩も、長崎やら五島やらの出身者が多くおりますので、話には聞いておりましたが、美しい自然の中に、もうそこら中に教会が建っている。しかも町の真ん中に。いくつもの教会を訪問させて頂き、お祈りを捧げ、またミサをさせて頂きました。

Jyunrei04 私たちのグループは佐世保に本社を置く西肥バスのお世話になりました。その昔、高校2年生の修学旅行で長崎あたりを旅したときも、確か西肥バスでした。上五島の営業所には通常2台しか観光バスを置いていないとかいうことで、今回の巡礼ラッシュのため、わざわざ佐世保からバスをフェリーで運んできたのだとか。細くて曲がりくねった上五島の道を巧みに運転してくれた運転手さんは、ミサが始まると、なんとその制服のままで(もちろん制帽は脱いで)わたしの侍者をしてくださるのでありました。加えてガイドさんもミサに与るという、お二人とも上五島の青方教会の信者さんとのことで、巡礼旅行にはもってこいのお二人でありました。特に各地の聖堂における運転手さんの細かな解説は、小教区の事情まで分かって最高でした。(写真はたぶん、上五島大曽教会の内部)

「五島のお土産は、皆かさばって重たいものばかりでございます」というガイドさんの案内通り、途中で立ち寄った矢堅目の駅(やがためのえき)という天然塩を作っている土産物屋さんでは、前日に列福式に出かけてきたという信者さんのご主人から勧められるままに、皆様、重たくかさばる「かんころもち」などをお買い求めになっておりました。私も頂いて参りました。かんころもちは、おいしいですからね。神学校時代に良く、長崎出身の神学生からお裾分けをいただいておりました。

Jyunrei01 最終日は平戸のザビエル記念聖堂で、仙台教区巡礼団や名古屋の巡礼団と一緒にミサを捧げました。司式は平賀司教でわたしが説教をいたしました。ザビエルがいたからこそ日本の信仰の歴史が始まったのです。巡礼の締めくくりのミサを、そのザビエル記念聖堂で捧げることができたことは、大きな感動でありました。わたしは会議などでローマに行くチャンスがあれば、必ずザビエルの右腕の前で祈ってくることにしています。なんといっても彼がいたからこそ、そして彼が万難を排して日本へ到達したからこそ、殉教者たちの歴史があり、そして今の私たちの信仰があるのだと思えば、感謝しないわけにはいきません。(写真はカトリック新聞公式巡礼団の皆様)

巡礼にご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。また各地で快く案内し迎えてくださった多くの方々に、感謝します。それにしても、阪急交通社添乗員の松田さん、ご苦労様でした。細やかな配慮と忍耐力、そして疲れを知らない大活躍と笑顔。すばらしい。わたしにはちょっと真似ができません。感謝します。

|

« 列福式も終わり | トップページ | 今日から待降節です »

司教の日記」カテゴリの記事