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2009年4月11日 (土)

主の受難・2009年

09goodf3_2  昨日は聖金曜日。主の受難と死を黙想する日に当たり、聖土曜日とともにいつもの通常のミサが行われない日でもあります(聖土曜日の夜の復活徹夜祭は、翌日の典礼です)。聖金曜日の典礼は、主の御死去の時間にあわせ午後3時頃に行うこととされていますが、ミサ典書のルブリカ(赤字の註記)には「司牧的理由から」もっと遅い時間に行うことができるとされています。日本のように宣教国で、社会全体が教会と無関係に動いている場合など、午後3時では集まることのできない人も多いことから、多くの教会では夕方に行われることも多いのではないでしょうか。新潟教会ではこの時間、すなわち3時には、十字架の道行きを行いました。そして主の受難の典礼は午後7時から、主任司祭の大瀧師の司式で行われました。

この日の典礼は、始めと終わりがありません。ちょうど昨日の主の晩餐のミサに、最後の祝福と「行きましょう。主の平和のうちに」がなく、そのまま聖体の移動行列になったのに呼応して、その継続として沈黙のうちに始まります。

そして聖体拝領のあと、拝領祈願と、もう一つの会衆のための祈願で沈黙のうちに終わります。つまり教会は主の死を悼んで沈黙に入るのです。ですから昨日から今日にかけて、聖堂は祭壇を中心にしてすべての装飾が取り除かれ、外見上も沈黙するのです。もし可能であれば、夕方まではこの沈黙が聖堂では守れると良いのですが、それぞれの教会の設備の制約などもあるでしょうから、聖堂内で今夜の準備をされる場合はその沈黙の精神も心にかけて頂ければと思います。

そしてこの沈黙は、本日の夜の典礼の始め、暗闇の中での光の儀式へと続くのです。典礼の流れのメリハリを感じて頂ければと思います。

昨日の典礼では、まもなく長岡へ転任となる助任のフェルディ神父様が説教をして下さいました。

新潟教会の今晩の復活徹夜祭ミサは、午後7時からです。お一人の方の洗礼式も行われます。また先日お約束したとおり、今晩、または明日洗礼を受けられる新潟教区のすべての方々のために、ミサの中でお祈りいたします。

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