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2009年6月29日 (月)

9年ぶりにイルクーツクへ

Irkutsk0902 ロシアから本日午後、無事に帰国しましたのでご報告いたします。今回は坂本耕太郎神父を伴って、先週の月曜から木曜まで、バイカル湖の近くにあるイルクーツクへ出かけ、イルクーツク教区のキリル・クリモビッチ司教と面談して、新潟教区とハバロフスク小教区との友好関係について理解と許可を求めることが第一の目的でした。結論から言えば、非常に好意的に受け取って頂き、特に金銭的なつながりではなくて、兄弟姉妹としての霊的なつながりを中心的に意識していることや、若者の交流を目指していることなどは、キリル司教も同じように考えているとのことでした。次回、新潟からの訪問団がハバロフスクを訪れる際は、ご自分もハバロフスクへ出かけ、訪問団を迎えたいとまで言って頂きました。

わたしにとってはイルクーツクは三回目となりました。99年と2000年に訪問しています。特に2000年は、当時カリタスジャパンがイルクーツク教区を支援していた縁もあり、イルクーツクのカテドラルの献堂式にも参加しました。ですから今回は、その時の聖堂を9年ぶりに訪問することになります。あの立派な聖堂は今もしっかり建っていましたが、近年かなり大きな地震があったとのことで、残念ながら壁には一部に亀裂が入り、補修工事が必要だとのことでした。献堂式当時に出会った同じ神言会のポーランド人神父ウラジミール師が、今回は司教総代理として迎えてくれ、旧交を温めることができました。詳しいことはまた明日以降に記します。ちなみに、新潟からハバロフスクまでは2時間弱のフライト。ハバロフスクからイルクーツクまでは3時間半ほどのフライトでした。

金曜日から本日までは、ハバロフスクに滞在しました。ちょうどハバロフスクの主任と助任の両者がヴィザ更新のためアルゼンチンに帰国を余儀なくされ(現在ロシアのヴィザは自分の国でしか更新できないため)司祭が不在となった小教区で、昨日は主日のミサをわたしが代わりに捧げさせて頂きました。昨年も二度ほどミサをしているので、何となく顔見知りであります。今回は初めて、ミサ後の持ち寄り昼食会が終わって、若者たちのグループが会いたいということで、ちょっとした対話集会をしました。先日の米沢での列福感謝ミサに参加したバレンチン君の体験がとても新鮮だったようで、多くの若者が、新潟の若者たちとの交流の機会を望んでいました。もっともハバロフスクから新潟へ行く値段で、ヨーロッパ各地を巡礼して回れるくらいになるとのことで、つまり、ヨーロッパに行く方が日本に行くより安いという現実が、ちょっとした壁を作っています。先日新潟で出会った人たちへ、バレンチン君からよろしくとのことです。

今回も、ロシア正教から招待して頂き、ハバロフスクの神学院で司祭と夕食をいただき、いろいろいろとお互いの教会の話をして、いやはや互いをあまりにも知らないものだと、別の意味で互いに感心しあいました。

(写真上は、イルクーツクのカトリック教会のカテドラル。下左は、イルクーツク教区のキリル司教と。下左はハバロフスク市制150周年記念聖堂の内部)

Irkutsk0901 Khaba0906

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