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2009年7月 2日 (木)

イルクーツク点描・その2

Baikal0901 イルクーツクはバイカル湖のすぐそばにある町です。バイカル湖はその面積が琵琶湖の46倍はあるという事で、まさしく海のような湖です。また深さと水の透明度でも有名で、深さは1600メートルを超え、世界遺産にも登録されているとか。イルクーツクまで出かけたら、バイカル湖に行かない手はありません。

イルクーツクの町を抜けると広大に広がる森林地帯を道路がまっすぐに、しかしかなりの上下のうねりをもって湖に向かってのびています。対面交通の片側一車線を、すさまじいスピードで皆とばしていきます。イルクーツクの町から1時間ほどで、この湖から唯一水が流れ出すアンガラ川との境に到達します。アンガラ川はここからイルクーツク方面へと流れ、イルクーツクの町の目の前に巨大なダムが建設されており、ここで豊かな水資源を使った水力発電が行われています。このためイルクーツク地方では電気代が他の地方に比べて安いという話も聞きました。アンガラ川とバイカル湖の境目には小さな岩が存在しています。その岩のいわれを聞かされましたが、残念ながら忘れてしまいました。

イルクーツク教区ではバイカル湖の近くに黙想の家を持っています。この家は先代のマズール司教が、まだカテドラルを建設する以前から建てていたもので、特に若者のグループや信徒の黙想、そして教区の様々な集まりのために活用されています。この日も若者のグループが泊まり込みの合宿を行っていました。ちなみに6月ですでに学校は夏休みです。9月までの長い休みですから、こういったキャンプや合宿は大切な行事です。裏庭の斜面では、ボランティアできているという若い女性たちが、草刈りにいそしんでいました。(写真下が、黙想の家の前で青年たちと歓談するキリル司教)

そしてキリル司教さんたちと、バイカル湖へ。道沿いには様々なボートがお客さんを待って並んでいます。一時間ほどの湖の周遊をしてくれるボートです。このボートに乗り込む前に必需品を。日本人ならここでビールでしょうが、バイカル湖といえばこの湖に固有の魚オームリです。ボート乗り場の近くにはちょっとしたマーケットができており、そこで薫製やら焼き魚やラムし魚やらに調理されたオームリを売っています。パンと一緒に購入して、透明度抜群の湖上へ。ちょうど良いさわやかな風に吹かれながら、キリル司教さんたちとオームリを頬張りました。けっこう指に独特の油の香りが残るけれど、おいしい魚です。(写真上がオームリとパン)

Baikal0902

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