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2009年10月10日 (土)

本日は神言会の司祭叙階式

本日午後2時半から、名古屋市の南山教会において、神言修道会の司祭叙階式が行われます。司祭叙階を受けるのは、ともにインドネシア出身のアドリアヌス・レインゲレ・ハヨン師とニコラウス・コンディ師の二人。神言修道会ではすでに30年近くにわたって、OTPと呼ばれる神学生の海外養成プログラムを実施しており、哲学と修練期を自国で終えた神学生が、海外の管区に2年から3年ほど派遣されて、言葉や文化を学び、その後司牧実習をする場があたえられています。プログラム終了後には帰国して自分の管区で神学を続けることもできますし、また日本のように言葉の習得が重視される国では、そのまま残って派遣先の神学院で神学を学び司祭や修道士の道を継続することもできるようになっています。

OTPが制度として確立する以前にも、例えば現在の名古屋の南山大学学長や前学長のように、神学生時代にドイツから日本に派遣され、そのまま神学院生活を叙階まで継続したケースが、世界的にいく例も見られました。また一時は、神学生時代にローマに派遣して、ローマの大学で勉強を始めるというケースもありました。そういった体験を踏まえて、神言会全体の制度としてのOTPが確立したのは80年代半ば頃のことでした。わたし自身が神学院にいる当時は、日本管区は未だOTPを正式に取り入れてはいなかったため、ケースバイケースだったのですが、ちょうどアメリカ合衆国にある神学校との1年間の交換留学のようなものが始まり、83年から84年にかけて、シカゴ周辺で英語を勉強する機会には恵まれました。ちょうど大学を卒業し、大学院を始める時期でした。またその時の出会いが、後に私をガーナへと向かわせたのでした。

現在の日本管区は、積極的に海外からOTPの神学生を受け入れていますし、また日本人神学生がいれば、積極的にOTPに派遣もしています。本日司祭に叙階される二人も、そのようにOTP神学生として来日し、日本語と文化を学び、司牧実習を重ね、その後名古屋で神学を学び、今日の叙階にこぎつけたのでした。お二人とも本当におめでとう。そして今後の活躍を期待します。(ちなみにこの二人が今年3月に助祭に叙階された模様は、神言会日本管区のHPにあります。こちらをクリック)。神言会は新潟教区の秋田地区で働いて下さっていますし、加えて教区の滞日外国人司牧の責任者として長岡にも一人派遣して頂いています。新しい司祭のどちらかが、新潟教区に派遣されることを願いながら・・・。

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