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2009年10月31日 (土)

秋の終わりに

Grotto09fall あと数時間で10月も終わり、11月になると一気に冬モードに入りそうな天候のようです。写真は新潟教会のルルドの様子です。下の写真は、先日訪れた佐渡島にある両津教会です。司教総代理の川崎神父様が主任司祭です。新潟からのフェリーが到着する両津港から歩いて15分ほど。両津の街並みの中に、道を挟んで幼稚園と教会が建っています。教会は「島民が選んだ佐渡の宝、佐渡100選」にも選ばれており、明治20年(1887年)の献堂です。教会自体はパリ外国宣教会のよって明治11年(1878年)に始まりました。歴史のある建物であり、佐渡の皆さんからも愛される建造物となっております。佐渡では、今話題の「トキ」の飼育を行っているセンターにも出かけてみました。放鳥されたトキの群れに出くわすことはありませんでしたが、センターで飼育されている数多くのトキを見ると、将来佐渡の空をトキの大群が飛ぶ日も夢ではないかなと思わせるものがありました。

明日、11月1日は諸聖人の大祝日。そして2日は死者の日です。今年の諸聖人の祝日は日曜日に重なっていますが、重要な意味を持つお祝いですので、主日のミサに優先して祝われます。マタイの福音のいわゆる「真福八端」が朗読されます。イエスご自身の生き方がそれを生き抜かれたのであり、そしてその後に続いた聖人たちは、まさしく自分の限界と足りなさを知りながら、神にすべてを委ねて、同じ「真福八端」の福音的価値観を生き抜こうと努力をしたのです。私たちも聖人たちの取り次ぎによって、すこしでもこの同じ福音的価値観を生きることができるように、そして少しでも天国に近づくことができるように、今の生き方を振りかえる一時をもちたいと思います。

そして以下、死者の日について、昨年の同じ日、教皇様がお告げの祈りで語られた言葉から引用します。

「今日、わたしたちは・・・亡くなったすべての信者を記念します。彼らは「信仰をもってわたしたちに先だち・・・・キリストのうちにいこう」(第一奉献文)人々です。わたしたちキリスト者が死者とともに信仰の真理を生き、啓示の光のもとで死と来世のいのちを見つめるのは、とても重要なことです。・・・今日わたしたちは永遠のいのちへの希望を新たにします。この希望は実際にキリストの死と復活に基づいているからです。・・・キリスト教の希望は単に個人的なものではありません。それは常に他の人のための希望でもあります。わたしたちの存在は互いに深く結び合わされています。わたしたち一人ひとりが行うよいこと、悪いことは、かならず他の人にも影響を及ぼします。こうして、世を旅する霊魂の祈りは、死後に清めを必要とする他の霊魂を助けることができます。だから教会は今日、わたしたちが亡くなった愛する人のために祈り、彼らの墓前で時を過ごすようにと招きます」

死者の日にあたって、亡くなられた先達に思いを馳せ追悼の祈りをささげるだけではなく、私たち自身の、死と復活についての信仰を新たにいたしましょう。私たちは、本当に永遠のいのちへの希望を自覚しているでしょうか。イエスの復活の神秘を肌で実感する信仰をもっているでしょうか。

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