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2009年10月21日 (水)

寒くなってきました

段々と秋も深まり、新潟も朝晩には寒いと感じるようになってきました。先日発表された新潟の中心部古町にある老舗デパート大和(ダイワ)の閉店に続くかのように、本日の新潟日報夕刊にはすぐ隣の三越の横にあるマクドナルドも閉店とか。このマクドナルドは新潟での第1号店ということで、いろいろと思い出がある人も多いのではないでしょうか。また一つ街が寂しくなります。

ご存じの方も多いことと思いますが、山形県を担当して下さっているイエズスマリアの聖心会の司祭、ダミアン・デ・ブースター神父が、10月11日、バチカンにおいて列聖されました。聖ダミアン神父は、モロカイ島の聖人として有名です。19世紀末にベルギーからハワイに宣教師として派遣された聖ダミアンは、当時隔離政策によってモロカイ島に居住していたハンセン病患者のために生涯を捧げ、1889年4月15日、自らもハンセン病のうちになくなりました。聖ダミアンは現在、ハンセン病患者、またHIV/AIDSとともに生きている人たちの取り次ぎ者とされています。聖人をいただいたことに感謝して、イエズスマリアの聖心会では、日本の本部のある茨城県と担当地区である山形県の両方で、11月3日に感謝のミサを捧げることになっています。山形では寒河江において11月3日に私が司式して感謝ミサを捧げる予定です。

ところで昨日、教皇庁が会見を開き、聖公会の信徒をカトリック教会に受け入れることに関する新しい対応について公表しました。会見は教理省長官レヴェイダ枢機卿と典礼秘跡省局長(次官)ディ・ノイア大司教が行い、近く発表される教皇様の宣言(使徒憲章)によって、カトリック教会に加わることを望んでいる聖公会の司教・司祭・信徒のために属人区を設け、その裁治権者には聖公会出身の司教をあてることにするのだといいます。まだ詳しいことは教皇様ご自身の使徒憲章を待たなければなりませんが、カトリック系の報道では、例えばカトリック内に現存する東方典礼のような、独立したいわば「聖公会典礼」がカトリック内に存在するような形になると見られています。いまのところ世界で40万人から50万人近い方が、この形式でカトリック教会の一部となることを望んでいるようです。この件については聖公会側のローワン・ウィリアムズ大司教(カンタベリー大司教)とカトリック側のビンセント・ニコルズ大司教(ウエストミンスター大司教)の二人がロンドンで共同会見を開き、この決定は40年に及ぶ聖公会とカトリックの対話のたまものであり、聖公会内部にあるカトリックに属することを望んでいたいくつかのグループへの回答となると、教皇様の決定に歓迎の意を表明しています。詳しくはまたカトリック新聞などで報道されると思います。まずは教皇様の宣言を待ちたいと思います。

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