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2009年11月11日 (水)

カリタスジャパン全国担当者会議

Cjzenkoku09月曜日から本日水曜日の昼まで、カリタスジャパンの全国担当者会議が、東京潮見のカトリック会館で開催され、全国16教区の教区担当者が集まりました。また今回は、2010年がカリタスジャパン40周年にあたることもあり、教区担当者だけではなくカリタスジャパンの各委員会委員、そして事務局職員も一緒に集まり、学びとわかちあいの一時を初日に行いました。

午後3時半に始まった初日は、まず私がカリタスジャパンと聖座の関係について、続いて幸田司教がカリタスジャパンと関わる中で学ばれたことについて、それぞれ30分ずつ話をさせて頂き、その後小グループに分かれてわかちあいを行いました。そして夕食を利用してちょっとした懇親会。同じカリタスジャパンの活動に関わっていても、委員会や部会が違うと日頃は顔を合わせることもありませんから、互いを知る良い機会となったかと思います。

そして昨日と本日の全国担当者会議。担当者はそれぞれの教区の司教から任命されて、教区の社会福祉委員会などの担当をしておられる方々です。しかしカリタスジャパンは、中央に委員会と事務局をもっているものの、各地に支部があるわけではありませんから、募金や啓発活動などで、教区担当者の協力なしには何も実行することができません。特に四旬節の愛の献金では、教区担当者の協力が不可欠です。そういった年間を通じた教区での取り組みについて、また災害時の対応について、また来年の四旬節について、時間をかけてじっくりと話し合いました。さらに先日各教区でご協力をお願いした自死に関するアンケートについて、中間集計の結果が報告され、今後の方向性についての意見交換も行われました。

カリタスジャパンの活動は、単に募金をして誰かにそれを届けるということに尽きるのではなく、多岐に及んでいます。現在ではそういった慈善的援助よりも、いわゆる途上国の方々が自立できるような手助けをする「人間開発」のプログラムの支援、そして国際カリタスに協調して行う災害救援、啓発活動、アドボカシー活動、自死や孤独、暴力の問題、HIV/AIDSに関する啓発活動などに取り組んでいます。基本的には教皇ヨハネパウロ二世の回勅「新しい課題」にある次の言葉の具現化を目指しているといっても良いかもしれません。

「発展とは、富める国が現在享受している生活水準にすべての人を引き上げることではなく、労働を結集してよりふさわしい生活を築き上げること、個々人の尊厳と創造性、そして天職、すなわち神の召し出しにこたえる力を具体的に高めることなのです」

すべての人がその召し出しに充分生きることができる社会を目指す活動には、伝統的な援助だけではなく、現在カリタスジャパンが取り組んでいるさまざまな活動も当然含まれて参ります。よりより社会を生み出していくためにも、多くの皆様のカリタスジャパンの活動へのご支援を、あらためてお願い申し上げます。

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