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2009年12月 4日 (金)

「諸宗教対話の手引き」紹介

日本においてキリスト者として生きていくということは、真空地帯で隔離されることはできませんから、当たり前のことですが、伝統文化や伝統宗教の直中で信仰を生きていかなくてはなりません。第二バチカン公会議以降、諸宗教との対話が教会でも力説されるようになりましたが、積極的な対話までいかずとも、例えば家族で一人だけが洗礼を受けているような場合、家の宗教や地域の文化的伝統や宗教的伝統と、どのように折り合いをつけて生きていくのかが、大きな問題となります。

Newbook0912 この度、日本カトリック司教協議会の「諸宗教部門」では、「カトリック教会の諸宗教対話の手引き」をまとめ、11月9日付で中央協から出版と相成りました。一部150頁で860円プラス税金です。教会の売店や、または中央協のホームページからお求め下さい。

この手引きではまず、教会の考える諸宗教対話について詳しい解説があります。そのあとにQ&A形式で、88の疑問への回答が載せられています。そういった疑問の中には、例えば、「他の宗教の冠婚葬祭への出席について、どう考えたらよいでしょうか」とか、「家の墓は代々寺の中にあります。墓参りの時どうすればよいでしょうか」などといった内容が含まれています。是非一冊お買い求めになり、毎日の生活の参考にして頂ければと思います。

また同時に中央協からは、「キリシタン時代の司祭像に学ぶ」という小冊子も出版されました。こちらは司祭年にあたり、188福者殉教者の中の4名の司祭にスポットをあて、彼らの生き方から今の司祭像に何を学ぶことができるかを、溝部司教様がまとめられています。そのあとに、先般東京と福岡が合併された「日本カトリック神学院」がどのような司祭の養成を目指しているのかを明確に記した、「日本カトリック神学院の養成理念と指針」が添付されています。一部47頁で200円プラス税金です。手軽な読み物ですし、どうぞお買い求めになり、日本の教会で働く司祭のためにもお祈り下さい。(写真はそれら2冊の新刊です)

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