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2010年1月14日 (木)

ハイチの大地震

1月12日にハイチで発生したマグニチュード7.0の大地震は、時間がたつにつれて被害の甚大さが伝わってきております。中でも首都のポルトープランスでは多くの建物が崩壊し、政府の機能も麻痺していると伝えられています。報道の中には犠牲者が10万人に迫るとしているものもあります。ハイチは貧困国として知られていますが、同時にカトリックが人口の8割ほどを占めるカトリック国でもあります。シュトポルトープランス大司教区ではカテドラルや教区事務所も壊滅的な被害を受け、教区長のヨーゼフ・セルジ・ミオ大司教(63歳)も崩れた建物の下敷きになって亡くなられたと伝えられています。すでに合衆国のカリタスであるCRSが救援活動を開始しているようですし、国際カリタスでも各国のカリタスを結んで電話会議が行われていますので、国際カリタスとしての対応も数日中に決定するものと思われます。

教皇様は昨日の一般謁見で今回の地震について触れ、次のように述べられています(翻訳は中央協から)。

「ここでハイチの悲惨な状況のために呼びかけを行いたいと思います。わたしの思いはとくに、数時間前に大きな破壊をもたらした地震により深刻な被害に遭った人々に向かいます。この地震は甚大な数の人命の喪失、多くの家を失った人、行方不明者、そして膨大な物的損害をもたらしました。すべての人にお願いします。この大惨事の犠牲者と、その死を悲しむ人々のために、わたしとともに主に祈ってください。わたしは、自分の家を失ったかた、そして、さまざまな形でこの災害の影響を受けたすべてのかたに霊的に寄り添うことを約束します。そして、神が彼らを慰め、苦しみを和らげてくださるよう祈り求めます。すべての人の寛大な心に呼びかけます。窮乏と苦難の時を過ごしているこの兄弟姉妹が、わたしたちの具体的な連帯と国際社会の効果的な支援を欠くことがありませんように。カトリック教会も、慈善団体を通して、ハイチ国民の緊急の必要にこたえられるよう、ただちに行動します」。

ハイチで被災された方々のために、また迅速な復興のために、祈りたいと思います。

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