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2010年2月11日 (木)

世界病者の日

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2月11日は日本においては建国記念日です。教会では1858年2月11日にフランスのルルドにおいて、14歳の少女ベルナデッタにマリア様が出現なさった日です。私は20年ほど前にガーナで、オソンソンという村にある「ルルドの聖母」小教区教会の主任司祭を7年間ほどしておりましたから、2月11日は大切なお祝い日でもあります。さらに教会では1929年2月11日、時のイタリア政府であるムッソリーニ政権と聖座が政教条約(ラテラノ条約)を結び、バチカン市国が誕生した日、いうならばバチカン市国の独立記念日でもあります。さらに教会ではこの日を「世界病者の日」と定めており、今年で第18回目を迎える世界病者の日のミサが、聖ペトロ大聖堂で執り行われる日でもあります。

教皇様は世界病者の日に当たってメッセージを発表されており、その中で次のように述べておられます。(全文は中央協議会のHPを参照ください)

世界の路上で出会う多くの兄弟姉 妹のからだと心の傷の前に身をかがめるように、イエスはわたしたちを促します。イエスはまた、神の恵みを受け、その恵みのうちに日々生きるなら、病と苦しみを経験することは希望の学びやとなりうることを理解するのを助けます。実際、回勅『希望による救い』に、わたしは次のように記しました。「わたしたちは苦しみを避け、苦しみから逃れることによっていやされるのではありません。むしろわたしたちがいやされるのは、苦しみを受け入れ、苦しみを通して成長し、キリストと一致することに意味を見いだすことによってです。キリストは限りない愛をもって苦しまれたからです」

世界の各地で病にある人たち、苦しみの中にある人たちのために、多くのキリスト者が献身的に働いておられます。新潟教区にあっても多くの善意の方が、キリストの愛を身に帯びて、主の促しに従って手をさしのべる業にあたっています。お一人お一人の働きに感謝すると共に、教会が病にある人や苦しみのうちにある人と共に歩む教会であるように、ルルドの聖母の取り次ぎを祈る一日にしたいと思います。

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