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2010年4月29日 (木)

訃報:三森泰三神父様

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新潟教区司祭団の最長老であるフランシスコ・サレジオ三森泰三神父様が、本日午前9時45分に、新潟で亡くなられました。神父様は秋田県の出身で、1917年8月生まれの92歳。戦前にローマに留学し1944年3月19日にローマで司祭に叙階されました。私が新潟に赴任したときにはすでに引退されておりましたが、この数年間は新潟市内の施設で暮らしておいででした。(写真は2007年8月15日に、聖母被昇天のミサ後新潟教会で信徒の方と歓談する三森神父様)

通夜・葬儀などの時間については、追ってご案内いたします(下記参照)。三森神父様の永遠の安息のために、どうぞお祈りください。R.I.P.

(追記)

故三森神父様の通夜は、明日、4月30日(金)の午後7時から、新潟教会で。また葬儀ミサは5月1日(土)の午前10時から新潟教会で執り行われます。

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2010年4月28日 (水)

カリタスジャパン全国担当者会議など

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昨日の昼から本日昼にかけて、潮見で、カリタスジャパンの全国担当者会議が開催されました。各教区で社会福祉委員会や教区カリタスなど、教区の事情に応じて様々な役職名となって折り、しかもその任命は各教区司教によるものですが、それぞれの教区にはカリタスの担当者が存在しています。カリタスジャパンの下部組織というわけではなく、各教区で独立しているとはいえ、カリタスジャパンが全国で展開する、例えば四旬節献金などでは実務を担当していただいています。またカリタスジャパンの委員会にも委員を代表で派遣していただいています。今回の会議は臨時の総会で、その委員の任期がこの夏にくることから、主に委員改選や四旬節キャンペーンについての振り返りなどを行いました。(写真上は会議の様子)

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ところで先週の金曜日には、名古屋の神言神学院を訪れ、神学生との対話のひとときを持つことができました。私からは今の日本の宣教の課題、とりわけ都市部ではなく、地方の教会における宣教の課題について話をさせていただきました。現在の神言会の神学校にはアフリカやアジア各地の出身の神学生が大半を占め、特に神学(修道会の立誓願神学生)では日本人がおらず、哲学(修道会では志願生)に久しぶりに日本人が入っています。国際的な共同体でした。翌朝は神学院の共同体のミサを司式して、ちょっと説教もしましたが、目の前に、自分自身のかつての修練長とかつての院長が座っておられるので、非常に話しにくい。お二人とも、「あのどうしようもない神学生だった菊地が偉そうに語っているなあ」などと思っているのではないかと勝手に想像して、私は萎縮しておりました。いつまでたっても弟子は弟子であります。特に修練長であった枝村神父の影響には、私の冷静にとって大きいものがあると、今更ながらに感じております。(写真は神学生と)

ちょっとここ数週間、物理的に忙しいと感じております。もちろん分刻みの忙しさと言うことではないのですが、毎日どこかに出かけて何かをしているので、要は新潟の司教館にいることがあまりにも少ない。常に移動して見知らぬところで泊まることが続くので、心理的に負担が大きいと感じております。加えて新潟での役割と札幌での役割、そして東京での役割と、全く違う役割を同時進行でこなさなくてはならないことも、だんだんと積み重なって負担になりつつあるように感じています。明日から週末にかけては新潟にいることができるので、その間に病院巡りをこなさないといけません。来週月曜から今度は一週間、FABC(アジア司教協議会連盟)の信徒局の東アジアの研修会で、台湾へ出張です。

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2010年4月26日 (月)

春も間近の札幌で

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昨晩から札幌へ来ております。時刻の変更で、新潟空港発の最終便はこれまでの名古屋行きから札幌行きへと変わりました。北海道国際航空と全日空との共同運航便ボーイング737はほぼ半分ほどの席が埋まっていました。札幌便は現状では一日2便ですが、けっこう利用されていると感じます。夜9時少し前に新千歳に到着。やはりまだ北海道の夜の空気は冷たい。さすがにもう雪はありません。今朝は司祭団の月例会のために花川の藤学園に隣接するゲオルギオのフランシスコ修道会の花川マリア院へ。札幌教区の管理者になって初めて、雪のない花川を見ることができました。日差しも暖かいと感じたので、時間の合間に外を歩いてみたら、やはり風がまだまだ冷たい。春はまだちょっと先のようでした。(写真は花川マリア院)

本日の集まりは、ちょっと出席率が低調。というのも市内各所の教会で信徒の方の葬儀が相次いだためとか。花川マリア院でもシスターがお一人亡くなられたということでした。

本日の集まりには、長崎教区から派遣され、函館の旭ヶ岡の家で理事を務めてくださる山内実神父と、マリア会の札幌光星高校に関わられる冨木神父のお二人も参加してくださいました。これからもどうぞよろしくお願いします。午後には札幌教区の顧問会も開催。明日は朝から東京へ移動して、午後からカリタスジャパンの全国教区担当者会議に出席です。

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2010年4月25日 (日)

加茂では桜が満開

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復活節第四主日の今日、新潟県の加茂教会で堅信式が行われ、加茂教会の2名の方と、主任の佐藤勤神父が兼任する白根教会の信徒の方1名が、堅信の秘跡を受けられました。3名の方、おめでとうございます。

復活節の第4主日にはよい羊飼いである主の福音が朗読されます。「羊は私の声を聞き分ける」と記されていました。私たち羊が聞き分ける牧者イエスの声は、私たちそれぞれの召しだしへの呼びかけの声です。今日は召命祈願の日でもありました。召しだしは、司祭・修道者への召命に限らず、信徒としてのそれぞれの場での生き方への召し出しも含まれています。群れとなった羊が一列に整列して行列を作ってまっすぐに羊飼いにしたがうのではなく、あちらこちらへといろいろな方を向きながらも、わさわさとしつつも、全体の群れとしては牧者に導かれて同じ方向へ進むように、私たちも皆が同じ召命を受けているのではなく、様々な呼びかけに応えながら、全体として牧者に導かれていく共同体(群れ)を形成しているのです。牧者の呼びかけの声をしっかりと聞き分ける力が聖霊によって与えられるように、祈りたいと思います。

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加茂教会は日曜日のミサの出席数が30名ほどの、小さな教会です。その中にもフィリピンやスリランカといった国出身の信徒がいます。今日は堅信式の後、そういったみんなで一緒にテーブルを囲み、お昼をいただきながら、堅信のお祝いをいたしました。小さい共同体のよいところは、互いに見知らぬ人がいないところにあると思います。よく知り合って助け合いながら、教会共同体を育てていっていただきたいと思います。

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加茂は春真っ盛り。加茂駅近くの加茂川沿いでは桜がちょうど満開で、多くの人が花見に訪れていました。新潟もやっと暖かくなり始めました。

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そして本日午後1時半から1時間ほど、新潟市内中心部の西堀交差点で、新潟地区協(信徒協)の主催で、街頭募金が行われました。すばらしい天気でしたが、何となく新潟中心部には人でも少なく、加えて教会側も参加者が少なくて、ちょっと寂しい街頭募金でしたが、多くの人が足を止めて協力してくださいました。なお募金はカリタスジャパンのハイチ地震救援の目的で行われました。参加してくださった方々、ご苦労様でした。

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2010年4月23日 (金)

そして名古屋

一昨日、東京へ出かけた時は暖かく、おかげでコートを持ってこなかったのですが、いやはや。周囲は真冬のような格好をしている東京の皆様の中を、ジャケット一つで駅のホームに立つと、やはり風が冷たい。あさって夜は札幌ですが、北海道はどうなっていることか。

一昨日、昨日と潮見でいくつかの会議に出席しましたが、そのうちの一つが5月3日から7日まで、台北で開催されるFABC(アジア司教協議会連盟)関連の会議の最終打ち合わせ会議でした。FABCの信徒局が主催する東アジアの信徒使徒職に関連する会議で、女性に関するテーマが扱われます。「この時代に合って真の女性であるマリア」というテーマで、東アジアにおける女性に関する様々な問題に教会がどうかかわっていくのかの話し合いです。FABC自体は司教のための組織ですから、まずもって司教が出席しなくてはなりません。というわけで、どういうわけなのか私が行くことに。そして代表団としては、東京教区のお二人に信徒の方とシスターが一人。もちろん英語ができることが条件です。信徒のお二人には、さっそくレポートを用意していただきました。また主催者の要望で、それぞれの国の文化に照らして表現されるマリア様の芸術品を持ってくるようにとのこと。これが日本ではなかなか難しい。カルメル会の和服を着た聖母の絵を準備していただきました。東アジアの会議ですから、韓国、台湾、香港、マカオ辺りからの参加でしょうか。60名ほどが集まるとのこと。

そして今は名古屋へ。肌寒い名古屋ですが雨は降っていません。夜に神言会の神学生と話し合いの機会をいただきました。久しぶりに名古屋の神学院へ出かけます。

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2010年4月22日 (木)

難しい注文

温かくなったり寒くなったり、不順な天候です。昨日は非常に暖かな日であったためコートを新潟に置いて東京へ来たのですが、今日の東京の寒いこと。来週は札幌から再び東京へ来なければなりませんが、この時期は普段でも着る物に困るのですが、今年はその度合いが激しいように感じます。今朝の朝日新聞一面に、高見大司教率いる巡礼団が、「被爆マリア像」を教皇様にお見せしている写真が掲載されていました。この後ゲルニカへ出かけ、その後ニューヨークの国連を訪問する予定です。

さて先日も書きましたが十数年ぶりに歯医者に通っております。昨日も治療に出かけました。あごの関節ががくがくするのは一向に良くなりませんが、いずれにしろ寝るときに使うマウスピースを作ってくださるとかで、その前に歯のクリーニングとあいなりました。歯石を取り除き歯を真っ白にしてくださる。どうしているかは知りませんが、高圧で水を吹き付けるのか何なのか、口の中は水でいっぱいになり、頭のてっぺんにすさまじい音が響き渡り、「痛かったら言ってくださいね」と言われても、「これでどうやってしゃべるのか」などと思案しつつ、結局しゃべれなくて喉に水が入り込み急に咳き込んでみたり。新しい体験を、この年でしております。苦しくなったら「助けてくれ」と押すボタンでも椅子につけたらどうかと思ってみました。

先日、新潟県にある三条教会の信徒代表団が、主任の石黒神父とともに、司教館に来られました。お話は、三条教会の建て直し。現在の聖堂は、その昔、神言会員がいたころのものですが、幼稚園の園舎の二階に併設されており、非常に不便であることとともに、老朽化も進んでいる。そのため数年前から信徒の方々は積み立てを行ってきました。そろそろ新しい教会をと考えていた矢先、2004年7月に三条は水害に襲われ、計画は一時中断。その後もいろいろと検討を続け、やっと原案がまとまったとのこと。教会では先日、信徒総会も開かれて話し合いが行われ、新築が決議されたとのことでした。信徒の皆様のご努力に敬意を表します。着工までには、各方面との調整や宗教法人としての手続き、また新年度から新設される建設共済委員会での審議など、通過しなくてはならないことが多くありますが、できるだけ早い時期に皆様の夢が現実のものとなるように、努力したいと思います。

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2010年4月18日 (日)

柏崎教会で堅信式

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復活第三主日の今日、新潟県の柏崎教会で、13名の方の堅信式が行われました。長岡地区の教会では、結構毎年のように堅信式が行われますが、準備に当たってくださる主任司祭と勉強担当の方々の努力に敬意を表します。特に中学生あたりになって学校や地域の活動が忙しくなる子供たちを、しっかりと捕まえて(?)、堅信のために勉強をさせることは、さぞかし難しいであろうと想像いたします。しかし特に幼児洗礼で育ってきた信徒にとっては、初聖体や堅信に当たっての要理の勉強はとても重要ですので、この時期にしっかりと勉強してもらうことをないがしろにするわけには行きません。主任のバッシ神父様は、昔から宣教意欲とアイディアに燃えた方として有名ですが、80歳を優に超えた現在も、その宣教意欲は衰えることがありません。柏崎教会に本日集まった90名近い方々は、その出身の国が日本だけではなく、フィリピンやスリランカ、ベトナムなどなど、多様性における一致を具現化したような集まりでした。堅信を受けられた皆様、おめでとうございます。

ミサが終わり、持ち寄りのパーティーがあり、すべてが終わってからの午後に、バッシ師につれられて、教会すぐそばの原酒造へ出かけました。教会とはJRの線路を挟んですぐお隣です。原酒造は中越沖地震の時に敷地内の建物の6割以上を全壊で失い、屋根から崩れ落ちた酒蔵が、全国ニュースにも何度も流されましたので、ご記憶の方もあろうかと思います。酒蔵は2008年に再建され、以前見せていただくことができました。今回は、今日、地域の方に初お披露目となり、22日にオープンする新しい施設、「酒彩館」を見せていただきました。教会でオルガンを弾いてくださる奥様の案内で、ちょうどご主人の社長もお見えになり、説明してくださいました。柏崎を訪れる人や地域の方々が、立ち寄ってくつろぐ場を提供したいという思いで建てられた新館には、22日以降、試飲コーナーも設けられ、酒造りに関する資料展示も行われるとのことです。正面玄関には、大きな杉の玉が。酒造所のシンボルだとか。

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柏崎からの帰りは、久しぶりに天気もよかったので、北陸高速をやめて海岸沿いの国道を。原子力発電所のあたりから出雲崎へ向かい、寺泊の賑わう魚市場を見て帰って参りました。春らしい一日と賑わいでした。

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2010年4月17日 (土)

桜もそろそろ咲き始め・・・

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全国的に寒い毎日が続きますが、新潟も寒い日々です。アイスランドの火山の噴火は、噴煙の影響でヨーロッパの主要空港が閉鎖になるなど、想像もつかない影響を与えています。そういえば十何年か前にアラスカで火山噴火があったとき、噴煙に巻き込まれたKLMのジャンボの四つのエンジンがすべて止まり、機長が降下させながらやっとの思いでエンジンを始動させたなんて話を聞いたことがありました。うかつには飛べないのでしょう。見知らぬ国の空港で足止めになった人も多くいることと思います。心細い思いをしておられることでしょう。地震があったり、天候不順だったり、地球自体が疲れているのかも知れません。写真は新潟市内中心部の信濃川河口部、新潟駅と司教館方面を結ぶ萬代橋あたりの桜の様子。やっと咲きました。萬代橋の上では、この時期恒例のチューリップ祭りが開催中ですが、ほとんどまだ咲いてません。

さて、水曜日の夜に、信徒養成を考えるグループの会議があり、私も参加して、グループの報告書の骨子について伺いました。4月29日の宣教司牧評議会でも、検討してきた内容が報告される予定です。

このグループは、宣教司牧評議会での話し合いに基づいて2008年に定めた教区の優先課題に取り組む一環として設置されました。ちなみに、新潟教区の現在の優先課題は次の三つです。

  • A 世代や国籍を超えた交わりの共同体を構築する
  • B 教区全体の情報共有のネットワークを生み出す
  • C 継続した信仰養成を充実させ、成熟した信仰者への脱皮を図る

この三番目の課題に取り組むため、2009年5月に大瀧神父を座長に5名の方に、教区全体の信仰養成のあり方について検討をお願いしました。グループでは2009年10月以降5回の集まりを持ち、具体的な提言をまとめてくださいました。新潟教区の地理的条件を考慮に入れながら、いくつかの提言をまとめられたのですが、その中には、たとえば新潟市内のようにいくつかの教会があるところでは、それぞれの小教区で行われる講座を互いに公開にして、相互に参加できるようにするとか、年代別の養成をするとか、要理を教えるリーダーの養成とかがあげられています。これらの提言はさらにまとめられる予定ですので、それをいただいた段階で、次のステップを考えたいと思います。

この検討をしていただく中で、私がしばしば、「成熟した信仰者」という言葉を使うのですが、具体的にそれはどういう信仰者のことを指すのかが議論になったと聞きました。そう言われてみれば、具体的にこれが「成熟した信仰者です」という類型があるわけではなく、確かに抽象的なイメージかも知れません。いくつかのことがいえると思うのですが、たとえば「リアリティのある信仰」に生きている人。イエスの存在を肌身で感じることのできる人。自信を持って自らの信仰を語ることのできる人。こういったあたりがまず肝要だと思っています。しかし私たちの信仰の有り様を考えると、これだけでは足りないのです。

カトリック教会における信仰は、実生活におけるイエスと私との具体的な関係と、教会共同体における聖書と伝承による教え、そして典礼祭儀が相まって成立するものです。ですから、イエスとの出会いは基本であるとしても、その上にたとえばカテキズムを深め、聖書を学び、典礼をよく理解し深めることは不可欠であろうと思います。そういった事柄を総合的に、しかもバランスよくみにつけることができていれば、自信を持って「成熟した信仰者」といえるのではなかろうかと思います。その意味で、カテキズムを学び、また典礼を大切にすることは重要な問題です。この三つの側面がちょうどよく混じり合っているところに、私たちのアイデンティティがあるはずです。

ちょうど、カテキズムの重要さについて、「カトリック生活」5月号に特集が組まれています。どうぞご一読ください。

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2010年4月14日 (水)

被爆マリア像、国連へ

一般紙でも報道されていましたが、浦上天主堂のいわゆる「被爆マリア像」が、国連に出かけることになりました。長崎教区の高見大司教は、4月20日から被爆マリア像と共にゲルニカへ巡礼することを企画しておりました。30名以上の方が同行されるそうです。それに先だって先日には、広島の三末司教と連名で、「核兵器廃絶に向けて勇気ある一歩を」と題するメッセージを発表されておりました。5月3日から28日まで国連本部で開催される核拡散防止条約(NPT)再検討会議にあわせて、被爆地の宗教者として倫理的側面から核廃絶を訴えました。このメッセージがバチカンや日本の国連代表部関係者の目にとまり、ゲルニカまで出かけるのだから、この際に「被爆マリア像」をニューヨークに持って入り、アピールをしてはどうだろうかという働きかけがあったということです。高見大司教はニューヨークのドーラン大司教と共にミサを捧げたり、バチカン国連代表部のミリオーレ大司教と会談することまでは決まっていましたが、関係者の尽力により、5月3日に潘基文(バンキムン)事務総長との会談が実現する運びとなったということです。

「被爆マリア像」は戦前の浦上天主堂の正面祭壇に安置されていた無原罪の聖母の木像だったそうですが、1945年8月9日の原爆投下によって聖堂と共に崩れ去り焼失したものと思われていました。その後焼け跡から頭部だけが発見されたものです。無原罪の聖母像は2メートルほどあったそうですが、残された頭部は26センチだということです。

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2010年4月11日 (日)

テスティゴス・証人

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村上市に新年度から開学した新潟リハビリテーション大学の開学記念行事として、昨日午後2時から、村上市民ふれいあいセンターのホールを会場にして、「Testigos」の公演が行われました。千名を収容できる会場には、学校関係者や地元の人も含め600人以上が集まりました。村上市の大瀧市長も来賓として出席。名古屋を中心に活躍するザビエル・エンジェルズ・カンパニーを中心に、地元の大瀧舞踏研究所のダンサーたち、また村上混声合唱団も加わり、さらに客席のペンライトによる参加もあり盛り上がった公演となりました。名古屋からは10年来ザビエル・エンジェルズ・カンパニーの同伴役となっている名古屋教区の早川神父様もおいでになりました。

教会と全く関係のない多くの方が観賞されている内容は、カトリック教会そのものでした。10名の偉人・聖人の人生にスポットを当てて言葉と映像で紹介し、そしてダンスなどのパフォーマンスをするというもの。その中身の教会的濃さに圧倒されました。

今日は9時半のミサ後に、新潟教会で、ダイジェスト版の上演があります。

追記:

このテスティゴスで取り上げられる偉人・聖人とは、次の10名です。コルベ神父、バン・トゥアン枢機卿、ブラザー・ロジェ、マザー・テレサ、ジョゼフィン・バギータ、ホセ・マリア・エスクリバ神父、エミリアノ・タルディ神父、ピオ神父、エディット・シュタイン、ヨハネ・パウロ2世。それぞれの偉人・聖人について、ダンスパフォーマンスの前に映像を用いながら人生が紹介されます。また全体の最後には、恐れることなく証人となりましょうという呼びかけが行われます。この内容を、直接全く教会を知らない人たちに向けて発信するのですから、果たして理解してもらえるのだろうかと私は心配になりました。しかしこれがしっかりと通じているのだそうです。本当に恐れることなくそのままでメッセージを発信している彼ら、ザビエル・エンジェルズ・カンパニーのメンバーには、感服します。私たちも恐れずにメッセージを発信していきたいと感じました。本日の新潟教会でのダイジェスト版では、コルベ神父、マザーテレサ、エディット・シュタイン、ヨハネパウロ2世が取り上げられました。

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2010年4月 7日 (水)

そして秋田聖霊中学高校の入学式

そして本日午前10時より、秋田市の聖霊女子短期大学付属中学・高校で入学式が挙行されました。中学は19名、高校はA組からG組までの7クラスで、220名ほどだったでしょうか。広い体育館に在校生や保護者も含めて、一杯の式でした。

聖霊高校では常に「光の子として歩みなさい」をモットーとして掲げ、一昨年の創立100周年に当たり新垣先生が作詞作曲された聖霊学園学園歌にも、「光の子として育まれ」という言葉が繰り返し登場します。本日の校長先生の式辞においても、この言葉が繰り返し、新入生に示されました。昨日の清心の入学式では私も含めてたくさんの来賓祝辞があったのですが、今日の聖霊では、来賓を代表して私の祝辞でありました。緊張させていただきました。

体育館にはハンドベル部や吹奏楽部も入学式に参加して、随所で素晴らしい演奏を聞かせてくれました。特に校長から新入生代表がろうそくの灯を受け、正面の祭壇に奉献する「光の奉献」と新入生の誓いの部分では、ハンドベルが非常に効果的な雰囲気を醸し出していましたし、式の始まりと終わりの吹奏楽は、非常に聞かせる腕前でした。

秋田は朝方は雨模様でしたが、入学式が始まるころには晴れ間ものぞき、寒かったものの、お祝いらしい雰囲気となりました。今夜は秋田より東京のほうが、風が強くて寒いかもしれません。

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2010年4月 6日 (火)

新潟清心女子中学高校の入学式

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本日午後1時半から、新潟清心女子中学高校の入学式が執り行われました。祈りを担当した大瀧神父とともに参加してまいりました。中学は40名の新入生、高校は、申し訳ない正確な数字をもってこなかったが80名ほど。体育館には保護者の方々、教職員、在校生が勢ぞろいして、荘厳に式は行われました。入学式には等々力理事長、また岡山のノートルダム学園理事長を務め新潟の理事でもあるシスター渡辺などが参加され、祝辞を述べられました。私も一言述べさせていただきました。新入生の誓いの言葉と在校生の歓迎の言葉が、ことのほか立派であったのが印象に残りました。これから3年間、または6年間、楽しい学校生活を送られることを祈ります。校長の式辞でも、理事長の祝辞でも、どちらもカトリックの学校であること、キリスト教の精神、聖書の言葉を引いてくださり、シスターたちがいなくなったとはいえ、カトリックの学校として継続していることをしっかりと感じ取りました。

入学式は2時40分ころに終了。そのまま司教館を経由して、3月のダイヤ改正で出発が少し速くなり午後3時半ちょうど出発となった青森行の特急「いなほ」に飛び乗り秋田へ移動しました。これに乗り遅れると、秋田へ行く電車はもう終わりです。せめてあと一時間遅い秋田行きがあればと、いつも思います。ちなみに乗り遅れた場合の選択肢は、翌朝まで待つか、自分で運転するかのどちらかしかありません。

ところで、私は歯医者さんにとってはあまりよいカスタマーではありません。人生でこれまで2度しか歯医者に行ったことがありませんでした(回数が2回ではなく、2度の機会)。一度目は盛岡の仁王小学校に通っていたころ。もう一度は40歳になった直後に名古屋で。それから12年間、幸いに歯が痛くならなかったのをいいことに、歯医者さんに足を運んだことは一度もありませんでした。それが何やらこの数週間、左の顎が異音を発するようになり、聖週間中には食事をするのも一苦労になってしまい、とうとう近所に歯科口腔外科を標榜する医院があるので、出かけてきました。12年前には上下の親知らずが虫歯になり、上の親知らずだけを抜歯して下は残していたのですが、やはりその下の親知らずがそのまま虫歯として残っているとのことでしたが、幸いその他、歯槽膿漏もなく虫歯もなし。しかし歯医者に全く出かけなかったがために、ちょっと回数をかけてクリーニングをしなければということで、顎の治療も相まって当分はカスタマーになる模様。さっそく何回か予約を入れてきました。すごいモダンな機械に囲まれて椅子に座るので、なんとなく委縮したひと時を過ごしてまいりました。(写真は、数日前の信濃川、万代橋たもとの桜。まだまだ硬いつぼみです)

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2010年4月 5日 (月)

4月の予定

御復活を迎えたということは、すでに4月ですから、いつものように今月の主な予定を記しておきます。

  • 4月6日午後 新潟清心中学高校入学式
  • 4月7日午前 秋田聖霊中学高校入学式
  • 4月8日 常任司教委員会・東京
  • 4月9日 社会司教委員会・東京
  • 4月10日 村上市、テスティゴス公演
  • 4月12日 月曜会ミサ・新潟教区司祭復活の集い
  • 4月13日 新潟教区司祭復活の集い
  • 4月14日夜 新潟教区養成を考えるグループ会議
  • 4月18日 柏崎教会堅信式
  • 4月21日 HIV/AIDSデスク会議・東京
  • 4月22日 カトリック新聞諮問会議など・東京
  • 4月23日 神言会神学生と対話・名古屋
  • 4月25日 加茂教会堅信式
  • 4月26日 札幌教区司祭月例会・札幌
  • 4月27日 カリタスジャパン全国担当者会議・東京
  • 4月28日 カリタスジャパン全国担当者会議・東京
  • 4月29日 新潟教区宣教司牧評議会・新潟

それでは早く新潟でも桜が咲くことを願いながら、よい御復活節をお過ごしください。

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2010年4月 4日 (日)

御復活の主日

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新潟の御復活の主日は、とても穏やかで暖かな日曜となりました。本当に御復活が来たと肌で感じるような、すばらしい一日でした。とはいえ、新潟市内では桜はまだです。咲いていません。やっと冬が終わり、これから数日間で、春らしくなるのかなと期待させるような一日でした。

新潟教会の御復活の主日9時半のミサには、200人近い人が参加してくださったのではないでしょうか。クリスマスほどではないものの、聖堂はいっぱいでした。特に今日は、普段はなかなか耳にすることのない子供の声や走り回る音が響いて、いつにはない活気を感じることができました。そしてミサの中では、お一人の幼児洗礼式を行いました。おめでとうございます。洗礼を通じて、復活された主の新しい命にあずかる私たちにとって、このお祝いの時に洗礼式に共にあずかることには象徴的な意味がありますし、それが新しいいのちの息吹を感じさせる赤ちゃんの洗礼であればなおさらです。拝領後に復活の卵を祝福するのを忘れてしまいましたが、これはその後坂本師が祝福してくださり、ミサが終わって退堂される方々に、青年たちが玄関先で配布してくれました。

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ミサが終わってから信徒会館ホールで祝賀会。これも用意された席がほとんど埋まるくらいの盛況でした。近頃侍者を積極的に引き受けてくださる若いお父さんたちをはじめ、比較的若い層の方々が中心になって、祝賀会を進めてくださいました。感謝します。祝賀会ではいつものようにピアノを弾いて歌を歌わさせていただきましたし、江部主任司祭も、得意の尺八を披露してくださいました。

また午後2時からは英語ミサもあり、その後ホールで、いつものように楽しいパーティーとなりました。皆さん本当に御復活おめでとうございます。

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御復活、おめでとうございます。(徹夜祭)

新潟教区の皆様、札幌教区の皆様。御復活、おめでとうございます。

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昨晩、新潟教会では夜7時から復活徹夜祭が行われました。この数日春らしからぬ天候が続いていましたが、寒くはあったものの、きれいに晴れ上がった晩となりました。今年も聖堂正面入り口玄関で新しい火の祝別、ローソクの祝別を行いました。そう言われるまで気がつかなかったのですが、そもそも真っ暗にしていますし、玄関は聖堂内部からよく見えるわけではありませんから、いったい何をしているのかは、音声でしか伝わっていません。何をしているんだろうといぶかしく思われたかも知れませんね。特に今年は、用意された火から復活のろうそくに火を移すのにちょっと手間取ってしまいました。なかなかうまくいかないものですが、過去にほかのところで目撃した経験では、もっと大変だったこともありましたから、良しとしましょう。ろうそくの祝別は、ろうそく表面に印刷された十字架、今年2010の数字、そしてアルファとオメガを鉄筆のようなもので祈りを唱えながらなぞり、次に5つの香をろうそくに差し込んでいくことによって行います。以前ガーナで主任司祭をしていた教会では、聖土曜日の夜になると教会前の広場で大きなたき火をして、それを祝福していましたが、火が大きくて勢いがあるのはよいのですが、そこからろうそくに火を移すのがこれまた大変だったのを覚えています。

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写真は玄関でのろうそくの祝別と、入堂してから新しい復活のろうそくを祭壇横におき、復活賛歌を歌う江部主任司祭です。ミサ曲はグレゴリアンの天使ミサが使われました。残念ながら今年の新潟教会の復活徹夜祭では、洗礼式がありませんでしたので、代わりに簡単な水の祝福と洗礼の約束の更新を行いました。

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2010年4月 2日 (金)

聖金曜日・主の受難

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主イエスの受難と死を黙想する聖金曜日です。新潟教会では、まず午後3時、聖書にあるイエスが十字架上で息を引きとられた時間に、十字架の道行きが行われました。その後夜7時から、聖金曜日の典礼が、江部主任司祭の司式で行われました。昨日よりも、今夜の方が参加者が多かったのではないかと思います。

昨日の主の晩餐のミサは、いつものような最後の祝福や派遣の言葉はありませんでしたから、感覚的には終わりきらずに続いている状態です。実際、聖木曜の主の晩餐から始まって復活徹夜際までは、連続した典礼と考えることもできます。その意味で、聖金曜日の典礼は無言で始まります。聖堂後ろから助任の坂本師と侍者を伴って江部師が入堂。そのまま祭壇の前でひれ伏してしばらく祈り、そのまま何も告げずに集会祈願です。この始まりの部分が、この夜の典礼の方向性をはっきりと私たちに告げています。徹底的に、あの日の出来事を追想するのです。その意味を追求するのです。それ以外はいらないのです。

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受難の朗読や盛式共同祈願の後、十字架の崇敬式が行われ、最後に聖体拝領と拝領祈願で、再び司祭は何も告げずに式を終わりました。明日の夜は、復活徹夜際です。新潟教会では再び、夜7時から私の司式で行います。今年は残念ながら洗礼式は行われませんが、参加されるお一人お一人の洗礼の誓いを新たにしていただきます。

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2010年4月 1日 (木)

聖木曜日・主の晩餐、2010

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本日は聖木曜日。聖なる三日間が始まりました。新潟教会のミサは夕方7時から。新潟教会の地理的条件もあり仕方がありませんが、信徒の方々の年齢層が高くなり、かつ新しい家族の流入がないこともあるのか、夜の典礼への参加は普段の日曜よりも少なくなるのが残念です。私たちの信仰の中心にあり、心のよりどころでもある御聖体の秘跡を、主ご自身が最後の晩餐で制定してくださったことを記念する大切なミサです。

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説教の後に例年のように洗足式を行いましたが、これまた例年以上に12名をそろえるのが大変だったようです。主ご自身は、あの晩、弟子たちの足を洗われただけではなく、今に至るまで毎日、罪に汚れた私たちの足を洗ってくださるのだと、私は皆さんの足を洗いながら感じます。

聖体拝領の後には行列をくんで小聖堂まで聖体を移動し、タントゥム・エルゴで式を終わりました。その後、10時過ぎまで順番を持って聖体礼拝を行いました。

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明日は主が十字架上でご自身をあがないの生け贄として捧げてくださった、愛の証を記念する日です。典礼上は、明日はミサが行われません。春休みでお休み中の学生の方々も多くおられると思いますが、明日は教会へ行きましょう。普段の日曜日とは全く違う典礼です。なかでも私たちの信仰の核心にある十字架の神秘を思い、十字架を崇敬する儀式があります。新潟教会では、夜7時から始まります。どうぞ、祈りのひとときのためにおいでください。

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