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2010年5月24日 (月)

聖霊降臨は十日町教会で

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昨日は聖霊降臨の主日でした。全国的に荒れた天気となりましたが、新潟も例外ではありません。風の強い日曜日でした。しかし風が強い分、聖霊の息吹の実存を、多少肌で感じることもできたのではないでしょうか。また昨日は全国各地で運動会を行った学校も多かったようで、新潟教会の目の前にある新潟小学校も運動会でしたが、ミサに参加できなかった方も少なくなかったのではと思います。どうしようもない事情があるときには、ミサに参加せずとも、またほかのことに携わっていても、その日が聖なる日であることを心に刻み、祈りや霊的読書(例えばその日のミサの朗読など)をされるようにおすすめします。

昨日は十日町教会で聖霊降臨を祝い、さらに3名の方に堅信の秘跡を、加えて2名の方に初聖体を授けることができました。もともと十日町は長岡のブルーノ神父様が毎日曜日に巡回してくることから、主日のミサは午後3時からです。昨日も午後2時頃に集まり、2時半から5月ですのでマリア様の行列を行い、3時からミサとなりました。あいにくの天気で行列を外ですることができませんでしたが、マリア様の御像を先頭に、幼稚園の廊下をぐるりと聖歌を歌いながら回りました。十日町教会は、日本人の信徒よりもフィリピンなどのアジア出身の信徒が多数を占める教会です。小さな聖堂は40名近い方々でいっぱい。その中には、以前からの日本人信徒、フィリピン出身のお母さんたち、そのご主人たち、そしてお子さんたちと、バラエティーに富んだ共同体でした。狭い祭壇でも、3名もいる侍者たちが司式司祭の横にぴたりとくっついて、しっかりと奉仕してくれました。それぞれ文化の違いや考え方の違いがあり、また典礼の雰囲気も異なりますから、いろいろと大変であろうことは想像に難くありません。どうかよく理解し合う努力を続けて、仲のよい共同体を生み出してください。

ミサ後には幼稚園のホールでお祝いをいたしました。持ち寄りパーティーでしたが、初聖体を受けた少年のダンスやら、ゲームやらと、盛りだくさん。なかでも、結婚して当地に住んでかなりになる二人のフィリピン出身のお母さんが、和服姿で登場し、踊りを披露してくれたのには、感動しました。

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聖霊降臨の日に、弟子たちは様々な言葉で語り出したと聖書に記されています。外国語が突然話せるようになったら、それはそれですばらしいことですが、話の核心はそのことよりも、福音のメッセージが、様々な文化の中でその人々に理解される言葉で伝えられたということではないかと思います。福音のメッセージは、異なる文化風習の中に暮らす人すべてに、例外なく心にしみいる言葉で伝えられなくてはなりません。教会はその努力を惜しんではなりません。なぜなら人はすべて等しく、神によって創造されているからです。

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