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2010年8月15日 (日)

ガーナでの叙階式(その2)

Ghana10h03

叙階式ミサで私は牧杖(バクルス)を使っています。当然自分の教区外では使わないのですが、前日にアクラ大司教区のチャールズ・パルマー・バックル大司教に挨拶に行き、彼から使用してよいという許可をいただきました。バックル大司教はかつて私自身の司教でもありました。上の写真は叙階式の一番の大切な部分である按手を行っているところです。この後に共同司式する司祭団の按手が続き、締めくくりに叙階の祈りを司教が唱えます。

Ghana10h04

ガーナに限らずアフリカのミサの豊かさは歌であり踊りでもあると思います。上の写真はミサの中で歌の一番重要な部分を担当する聖歌隊(これが典型的な聖歌隊のユニフォーム)が、献金のために前に出てきたところです。リズムをとりながら献金箱の周囲を回っていくところです。(献金箱は左端のブルーの聖歌隊メンバーとの間にかすかに見える木箱)

Ghana10h05

そしてもう一つの重要な要素は奉納です。献金だけではなく様々な農作物やパンや水が奉納されていきます。今回の旅行中、叙階式前の日曜日に、アクラ市内の他の小教区を訪問したのですが、そこで献金の額を聞いて驚かされました。その前の週のミサ献金総額を、お知らせの時に報告していたのですが、『先週は5,000ガーナセディス』というのです。『ガーナセディス』とは2007年7月に1万分の1のデノミを実施して以降の、現行通貨を呼ぶときの言い方となっているそうです。これによって当初は1セディが1米ドルと等しくなったそうですが、現在では1.4セディスが1米ドルとのこと。ということは、先週のミサ献金の総額は30万円を軽く超えているではありませんか。聞き間違いだと思って、主任司祭に何度も確認しました。「つまり4千米ドル程度ということか」。「その通り」。信徒総数が日本とは桁違いに多いとはいえ、ガーナ都市部における経済成長には著しいものがあると感じました。 続く・・・。

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