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2010年10月30日 (土)

新庄教会の献堂式

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山形県にある新庄に、カトリック教会が誕生しました。新庄市から国道13号線を南に少し下った舟形町で、10月28日の木曜日に新しい教会の献堂式が行われました。もともとはこの地で運営され、数年前に閉園になった幼稚園の園舎と土地を買い受けて、教会のために全面改修したものです。ちょうど開催されていた難民移住移動者委員会の全国研修会への参加者も一緒にミサに加わり、20名近い司祭団と、いったい何人になったのかわかりませんが聖堂に入りきれないほどの方々が集まってくださいました。全国研修会の参加者がいてくださったおかげで、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の教会の代表の方に、新しい教会の完成を体験していただくこともできました。おいでくださった皆さんに感謝します。新潟教区内からも、北は秋田の代表、南は糸魚川の信徒の方々まで、多くの参加者をいただきました。

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すでに何度も触れているとおり、この教会の主役たちはフィリピンからやって来て、この地で日本人と結婚し、妻として母として、家庭を切り盛りしている女性信徒たちです。そしてその子どもたちも大勢おります。しかし忘れてならないのはその外国籍信徒たちを長年に渡り励まし支えてきた二人の日本人信徒の存在です。献堂ミサの最後に、フィリピンのお母さんたちの代表がこの二人を前に呼んで、感謝の言葉を述べたときには、思わず涙しそうになりました。

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研修会の時にリーダーの一人である長南ジュリエットさんが体験を分かち合ってくださったそうですが、そのときはまだ札幌から戻ってなかった私にも、彼女があとでその原稿を見せてくださいました。22年前に日本へやって来たジュリエットさんは、結婚生活にも慣れ始めた頃、ご主人に頼んで酒田や鶴岡の教会に出かけるようになり、9年ほど前からは、当時鶴岡にいた本間神父の協力で、新庄の様々な場所でミサを行うようになったとのこと。ミサに参加するようにと仲間を求めて、最初は買い物に行って出会う祖国の人たちにも声をかけ、メンバーをだんだんと充実させる努力を続けてきたのだといいます。その当時から、新庄に教会を作ることはみんなの夢だったのこと。

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私は2005年4月に、初めて新庄を訪れ、そのときに集まった方々から、是非教会がほしいというリクエストを受けていました。でも正直言って、困難だろうなと思っていました。資金的にもそう簡単ではないことは明らかでした。2007年にミサをしたときには、集まった方々に地区ごとに別れてもらい、それぞれの地区にいるフィリピン人の方々の人数を数えてみました。そうしたら100人を超えている。これは何とかしなくてはと思いました。その日に、ジュリエットさんがみんなを鼓舞して、さあ自分たちの教会を造ろうと呼びかけたことを良く覚えています。

教区の100周年である2012年頃には新庄の教会を実現させたいと、司牧書簡などに書いて教区に呼びかけてきましたが、神様の計画はもっと素早く、また多くの方々が献金に協力してくださり、また新庄の共同体の熱意もあって、こんなに早く教会ができることになりました。感謝です。これからは、この建物の維持の課題もありますし、共同体をこの教会を基盤にして作り上げて行かなくてはなりません。教区の体力ではすぐに司祭派遣というわけには生きませんから、当面は山形教会からの巡回教会とせざるを得ません。これからも、教区全体で、新しい共同体を支える姿勢を維持していきたいと思います。そして新庄の共同体の皆さんには、教会を作ろうとがんばってきたこの数年の思いを常に忘れず、教会を大切にしながら、共同体を育てていってください。またこの教会こそが、この地における皆さんの「ベース」であることを忘れないでください。

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2010年10月27日 (水)

新庄にて、難民移住移動者委員会の全国研修会開催

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日本カトリック難民移住移動者委員会の全国研修会が、新潟教区山形県の新庄市で、昨日から開催されています。山形新幹線の終点駅であるとはいえ、新庄はそう簡単に出かけてくるようなところではありません。それでも北は北海道から南は沖縄まで、全国から60名以上の方が参加してくださっています。

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今回のテーマは「待ち続けた夢が叶うとき」となっています。実はこれこそが新庄で全国研修会が開催される理由です。この地域には七十年代後半頃から行政が中心となって、フィリピン、中国、韓国からお嫁さんたちが多数やってきました。その後地域の民間主体の国際交流会などの活躍で、多くの方がしっかりとした生活基盤を築き上げてきました。その中で、特にフィリピン人の方々が、日本人の信徒に支えられて、教会を建設するという夢を抱いていたのです。それが、多くの人の協力と、自分たちの努力によって明日、現実のものとなるのです。今日の夜は、懇親会のために、研修会参加者だけではなく、信徒の方々も大勢集まり、最後は山形県の定番、花笠音頭で締めくくられました。

明日は、新庄教会の献堂式です。

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2010年10月26日 (火)

札幌は雪

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札幌は今日の朝から雪。今年の冬初めての札幌市内での雪の日となりました。昨日は石狩市の花川で札幌の司祭月例会。そして今朝は10時半から札幌市内で教区の司祭連絡会が開かれました。昨日は月例会のあと夕方から札幌教区の顧問会。夕食後は若手(60代を若手と呼ぶかどうかはともかく、カトリック司祭の世界では、いまや若手で、つまり50代の私は?)司祭で集まり、いろいろと日頃の問題を遅くまで話し合いました。札幌市内ではそろそろストーブが朝晩に欠かせなくなりました。今朝は花川マリア院での朝のミサが終わる頃から雪が降り始めました。明日は山形県の新庄へ出かけなくてはならず、その前に荷物を入れ替える必要があるので一度は新潟の司教館に立ち寄らなくてはなりません。夕方6時の飛行機でいったん新潟へ戻ることにしていたのですが、この雪でどうなることかと心配しました。ところが新千歳空港へ近づくにつれ青空が広がっているではありませんか。これは安心して新潟へ戻れると思って空港へ到着すると、なんと今度は新潟の天候不良で飛べるかどうかわからないというのです。最終的に少しの遅れはあったものの、新潟に無事戻ることができました。新潟は風が吹き荒れて、新潟らしい荒れた天気です。

明日は朝から車を運転して新庄へ。明後日は新庄教会の献堂式。そしてそのまま秋田へ移動。金曜日は秋田の聖霊学園の職員研修会で土曜日の夕方には新潟へ戻る予定です。

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2010年10月24日 (日)

函館にて

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昨日23日の土曜日は、函館ラ・サール学園の創立50周年記念式典でした。鹿児島のラ・サールはすでに60年。もともとは戦前に函館の地に学校創立を考えていたそうですが、戦前の様々な事情からそれがかなわず、戦後にまず鹿児島に、そして函館に創立されたとのこと。いまではラ・サールといえば進学校で全国に名前が知れ渡っています。各界で活躍する方々も輩出している学校で、この日も、卒業生である西尾函館市長を始め、全国から様々な現場で活躍する卒業生が集まっておりました。(写真上は祝賀会場で校長と)

式典は土曜日の10時から函館市民会館大ホールで始まり、まず最初の30分が、私が司式した御言葉の祭儀でした。大ホールは一杯で、千人はいたのではないでしょうか。旭ケ岡の家の山内神父と湯ノ川教会のオール神父が一緒に手伝ってくれました。その後、ラサール会の総長をはじめとした多くの方々の祝辞、さらに卒業生であるNHK大阪の加藤成史アナウンサーを司会に、これまた卒業生の末永札幌高裁判事、西尾函館市長、吉田旭川医科大学長による、「ラ・サールの社会貢献精神と私」と題した討論会。さらに午後からは会場を国際ホテルに移して同窓会主催のトークセッションや祝賀会が催されました。祝賀会には私も出席しましたが、700人以上の参加者で、非常に盛り上がり、加えてグリークラブ現役と卒業生のコラボによる演奏披露など、大いに盛り上がりました。卒業生たちは久しぶりにあったこともあり、祝賀会以降も遅くまで、函館の町で盛り上がった模様です。

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そして本日24日の日曜日は、朝から函館にある旭ケ岡の家を訪問してまいりました。旭ケ岡の家といえばNHKなどで全国的にも取り上げられたことのある特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、生活支援ハウス、在宅ケアーセンターなどを抱える総合施設です。その創立者、グロード神父も有名人であります。万全な体調ではないものの、まだまだ大変お元気でした。現在は長崎教区の山内神父が、手伝ってくださっております。(上の写真は施設内の高台にある展望台にて。グロード神父が「ナント」出身なのに引っかけてコメントが書かれてます。またグロード神父はかつて落下傘兵だったとか)

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今日は一緒に皆さんと日曜のミサを捧げ、その後、各施設を案内していただき、最後に理事の方々と食事をしながら懇談いたしました。グロード神父様も、懇談の最後の方には顔を出してくださり、設立当初のいきさつを話してくださいました。施設内各所には、グロード神父のアイディアで様々なオブジェが飾られており、また太陽をイメージした飾りも多く、明るく楽しく生活するという意図がはっきりとしている、楽しい施設となっておりました。(写真上は施設内のオブジェの一つ。といっても飾りではなくしっかり働いている薪の暖炉。下は語るグロード神父)

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旭ケ岡を訪問した後、午後3時過ぎの特急北斗に乗って、札幌まで移動してきました。新潟から秋田へ特急いなほに乗ると3時間半ほどですが、北斗に乗っての函館から札幌もほぼ同じ時間です。いや北海道は確かに広いと実感しました。

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2010年10月20日 (水)

枢機卿の任命

教皇様は本日の一般謁見で、11月20日に枢機卿会(consistory)を開催し、そこにおいて24名の新しい枢機卿を親任すると発表されました。これによって現在の枢機卿は203名となり、その中で教皇選挙権を有する80歳以下の枢機卿は121名となります。パウロ6世が定めた教皇選挙の枢機卿定数は120名ですが、この中の7名は次の半年のうちに80歳を超えるということで、問題はないと判断されたものと思われます(CNSより)。

今回の任命には、教皇庁において伝統的に枢機卿が責任者を務める役職者も多く含まれています。その中には数日前に教皇庁開発援助促進評議会(Cor Unum)の議長に任命されたロベルト・サラ大司教(前福音宣教省次官)も含まれています。サラ大司教は以前、アフリカはギニアのコナクリ大司教でした。

またアジアからは唯一、以前典礼秘跡省の次官を務めていたスリランカはコロンボのマルコム・ランジット大司教が選任されました。

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札幌で教区のカトリック福祉施設の集い開催

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先日の月曜日、18日に、札幌教区内のカトリック福祉施設の責任者が一堂に会する集いが開催されました。会場は司教館に隣接する聖ベネディクトハウス。この集いは、講演を聴いたり、互いの抱える問題を分かち合ったりする場として、毎年開催されているとのことです。今年は、私が「どうして他人を助けるのか」というテーマで、お昼前に一時間ほど講演し、食事を共にしたあとに、午後からは二つのグループに分かれて分かち合いを行いました。対象となる札幌教区内の福祉施設は20近くあり、今回はその中から19名が参加してくださいました。やはりどこでも経営・運営にあたる後継者の不在が一番の大きな問題となっていることと、どのようにしてカトリックの精神に基づいた運営をするのかが頭を悩ませる課題となっているようです。函館の旭ケ岡の家からも参加してくださり、その縁で来週の日曜日、函館ラサール高校の50周年の翌日に、旭ケ岡の家を訪問することになりました。

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2010年10月16日 (土)

神言会で4名の司祭叙階

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名古屋の南山教会で本日午後2時半から、4名の神言会員が司祭に叙階されました。4名とも海外出身の会員で、日本で養成を受けてきました。それぞれのご家族も叙階式に合わせて来日されていました。実は今回の叙階式には新潟や札幌でのスケジュールもあり、出かける予定ではなかったのですが、司式をされる予定であった名古屋教区の野村司教様が急に都合が悪くなり、急遽代理として出かけることになりました。4名のうち2名は秋田や新潟にきたこともあるので知らない仲ではないですから、喜んで司式を引き受けました。新潟教区からも土崎教会の信徒の方々や、秋田地区の神言会員、また新潟の坂本神父も参加していました。司教になってから4回目の司祭叙階式ですが、日本の神言会員の叙階式は初めてでした。また今年は8月にガーナで神言会員を叙階しているので、今回で合わせて9名の会員を叙階するというめぐみをいただきました。司祭になられた皆さん、おめでとうございます。

明日は新潟で所用があるため、叙階式後に新幹線で新潟まで戻ってきました。

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2010年10月11日 (月)

岩見沢教会献堂100周年

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本日は午前10時より、札幌教区の岩見沢教会で、献堂100周年のお祝いが行われました。岩見沢は札幌から旭川方面へ1時間ほど車で走ったところにある町です。かつては夕張などへ伸びる鉄道の拠点として栄えた町だとうかがいました。この地にカトリック教会は、1909年にその歩みを始めています。その翌年には初代主任司祭のビュルドー神父(フランス人)が現在地に聖堂を建設。1913年には、当時北海道を担当することになったフランシスコ会から、2代目となるカリキスト・ジョリナ神父が赴任したと、今日いただいた記念誌に記されていました。現在の宮部主任司祭は第18代にあたるとのこと。そして現在の聖堂は2002年に新築されたものだということです。本日の記念ミサには札幌周辺の多くの司祭が参加して、内陣は司祭でいっぱいでした。また事前に担当者から、最初から最後まで歌ミサにするようにとのリクエストがありましたので、今日のミサはそれこそ最初のあいさつから最後の祝福まで、歌えるところは全て歌うミサにいたしました。聖歌隊や会衆の方々もよく練習されており、しっかりとした歌声で応えてくださいました。

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ミサ後には向かいの農協の建物で祝賀会。多才な岩見沢の信徒の方々による歌や踊りやクイズや漫談のパフォーマンスで、大いに盛り上げていただきました。写真はリコーダー演奏を披露する教会の子どもたちです。岩見沢教会の皆さん、本当におめでとうございます。

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2010年10月10日 (日)

北十一条教会で堅信式

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本日の日曜日は北十一条教会で18名の方の堅信式を執り行いました。北十一条教会はフランシスコ会の担当する小教区で、近くには天使大学や天使病院があります。先日の正義と平和協議会全国大会の会場の一つでもありました。札幌の中でも大きな小教区です。11時からの堅信式ミサにも300名近い方々が参加していたのではないでしょうか。侍者団もしっかりと訓練されていて、小学生から大学生まで、侍者服でずらりと並んだ姿は壮観でした。写真はその侍者をつとめてくれるみんなと一緒に。

ミサ後には堅信を受けられた方々を囲み、また私の歓迎もかねて、ホールで祝賀会がありました。楽しいひとときをありがとうございます。雨が降って肌寒い日曜でしたが、暖かな共同体の雰囲気に触れることができました。堅信を受けた皆さんおめでとうございます。これからも成熟した信仰者を目指して、イエスとの個人的出会いを深め、共同体において教会の教えを身につけ典礼と祈りを深めて、神様と共同体の両方から力を得て歩みを進めていってください。

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ネットワークミーティング@支笏湖

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第19回目となるネットワークミーティングが、昨日土曜の午後から本日にかけて、北海道は支笏湖畔で開催されています。札幌から車で45分ほどの近さにある美しい自然に囲まれた支笏湖のユースホステルが会場で、100名を超える参加者が全国から集まっています。青少年担当の郡山司教や、各教区から集まった司祭も8名ほど参加。一番多いのは参加者も司祭も横浜教区でしょうか。遠いところでは鹿児島からの参加者青年も。よくこんなに遠い北海道まできました。私も昨日一日だけでしたが、札幌教区の青年担当森田神父に連れられて、夕食まで参加してきました。

ネットワークミーティングは、青年を中心として神父や修道者も集まっての自由な交流や情報交換の場だと言うことで、カトリック青年連絡協議会の会議にあわせて、年に2回全国各地で開催されています。98年頃に司教協議会の青少年委員会が解散になった後を受けて、自主的な組織としてカトリック青年の活動推進のために運営されているとのことです。今回は初めての札幌教区開催と言うことで、20名近い北海道の青年たちがスタッフとして集まり、計画実行しておりました。今回は新潟教区からも4名、また新潟教区出身で他教区からも1名の、合計5名が参加していました。いつかは新潟でという声も聞かれましたが、ウーン。スタッフと、それから100名近くが泊まれる安価な会場の確保と、難しいかもしれない。

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さて初日の昨日は全体を10班に分けて、開会式後に支笏湖周辺を班別に散策しながら、互いの交流を深めました。その際、スタッフがデジカメを持って参加。与えられたミッションは「北海道らしい写真を20枚撮ること」。上の写真はその北海道らしい写真を撮っているところです。ちなみに一番最初に北海道らしいとみんなが叫んだのは、売店で売っているじゃがバターでした。坂道に設置された砂箱も北海道らしいものという声が上がってました。その地に住んでいる人たちが普段何気なく、そして当たり前にみているものが、よそからきた人間の目には不思議にそして新鮮に映るのです。でも本物には本物だけが醸し出す雰囲気が備わっていて、それがほかの人たちにはアピールするものです。本物の信仰者も同じであります。

夕食はスタッフが自分たちで用意したごちそう。ラーメンサラダが何とも美味でした。雨が降って天気が優れなかったのが残念でしたが、初めて北海道に足を踏み入れた人も多く、大自然を満喫しての集まりとなっています。そのうち、いつか、できれば、なんとか、新潟でも計画してみたいですね。

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2010年10月 7日 (木)

「諸宗教対話の手引き」英語版が出ました

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昨年11月に、司教協議会の諸宗教部門が編集して発行した「カトリック教会の諸宗教対話の手引き」は、解説もさることながら、具体的な生活における諸宗教との関わりや伝統行事との関わりについて、詳しいQ&Aがあることから好評を博しております。

このたび同手引きの英語版が発行されました。「Guidelines on Interreligious Dialogue for Catholics In Japan」というタイトルで、一冊が800円プラス税金となっております。英語版にはイラストもふんだんに盛り込まれ、特にQ&Aの部分は使いやすく参照しやすくなっております。毎日の生活の中で、日本の宗教伝統や文化にどう対応したらよいか悩んでいる、お近くの英語をお使いのカトリック者に是非おすすめください。

さて今日は東京で常任司教委員会、明日は特別臨時司教総会。それが終わったら夜の飛行機で羽田から札幌へ移動です。新潟へ戻るのは月曜日の夜になります。

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2010年10月 6日 (水)

フランシスコのお祝いin長岡

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毎年、10月4日のアシジの聖フランシスコの記念日に一番近い火曜日、長岡地区のフランシスコ会員と新潟・新発田地区の司祭団が合同で、ミサとお祝いのひとときを過ごしております。今年も10月5日の火曜日午前11時から、長岡の表町教会聖堂に司祭団と、そして主にフランシスコ会の第三会員などを中心とした信徒の方々の参加を得て一緒にミサを捧げました。そのあと、表町教会で司祭団の食事会。イタリア料理とイタリアワインをいただきました。またその翌日が主任司祭でもあるブルーノ神父の霊名にあたりますので、毎年ケーキを用意してケーキカットをするのを恒例としています。今年は司祭団で叙階が一番新しい坂本耕太郎神父とブルーノ神父が、ケーキにナイフを入れました。

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ところで、2006年2月号からサンパウロの発行する「家庭の友」に「時の話題」を毎号2ページ書いてきましたが、今年の12月号で最後とすることにさせていただきました。書くことよりも、準備のための時間をとることが大変難しくなってしまったためです。2006年は岡田大司教と隔月での担当だったのですが、2007年からは毎月書いてきました。毎月の一日が締め切りで、特に月末は往生しました。たった2ページのことなのですが、できるだけ聖座が何を言っているかなども取り入れるようにしたり、またなるべく様々な情報源にあたってみたり、資料を探してきたりと、書き始める前の準備にものすごく時間がかかりました。何を書くかの選択も難しく、書こうと思って資料集めを初めてみたものの、結局思うような情報が得られずトピックを考え直したこともしばしばでした。もっとも今はインターネットで様々な資料にあたることができるので、たぶん20年前であれば、同じような原稿を連載で書くことはできなかったと思います。またどうしても自分の興味がある話題に引きずられてしまうので、アフリカの話と貧困撲滅の話題が多くなりました。最後の12月号も、貧困撲滅の話を書いて終わりにしました。全部で50回以上になりましたから、できれば来年にも一冊にまとめることができればと考えております。

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2010年10月 3日 (日)

ハバロフスク交流団の反省会

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今朝はびっくりしました。7時ちょっと前頃でしょうか。地震で木造築80年以上の新潟司教館はかなり揺れました。揺れだけならまだしも、静かな朝のこと、建物のあちこちがミシミシと悲鳴を上げている音が聞こえて来るではありませんか。そのまま崩れはしないかと、多少の恐怖を味わいました。震源地は上越の方とのことで、上越はその後もまた地震があったようです。

さて本日は11時から新潟司教館で、先日のハバロフスク交流団訪問を受けて、今後どのように展開していくのかの反省会が開かれました。ちょうど青山教会のバザーがあったり、坂本神父が新潟の英語ミサを司式しなくてはならなかったりと、全員が一同に揃わなかったものの、今回通訳を無理矢理お願いした東京の高橋さんにはおいでいただいて、さらに前回の訪問に加わった交流委員会のメンバーにも参加していただき、今後についていろいろと話し合いました。いろいろな意見が出ましたが、やはりこうやって私の日記ではお伝えしているものの、教区全体に交流の趣旨がうまく浸透していないのではないかという意見が多く聞かれました。

私としては、厳しい現実の中で日本と同様に少数派としてがんばっている教会共同体が、国境を越えてすぐ隣にあるのですから、ロシア国内だけのつながりではなくて、隣の国の共同体も心をかけているということを具体的に示していきたいと考えているのです。それによってハバロフスクのカトリック共同体も、また私たち自身も、イエスへの信仰によって集められた教会共同体が、国境にとらわれるものではないことを肌で感じてほしいと思うのです。また文化の違うところにある教会共同体と交流することで、全く同じ信仰なのに、異なる表現や祈りや礼拝の方法があり得るのだという、信仰の多様性も目の当たりにしていただきたいと思います。すなわち、ハバロフスクとの交流は、何か困っている共同体を助けに行くんだというようなことではなく、実は交流を通して私たち自身がキリスト教信仰の多様性を学ぶこと、そして人間が生み出した国境を越えて存在する共同体の普遍性を知ること。すなわち私たちもハバロフスクの共同体も、共に成長することを究極的には目指しています。

折を見て、交流会のメンバーを中心にして、教区全体に交流の意図が浸透するように努力をしたいと思います。(写真は、ロシア正教のカテドラル鐘楼から見たハバロフスクの街)

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2010年10月 1日 (金)

10月になりました

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早いものですがもう10月になりました。カトリック教会では10月はロザリオの月です。今月も新潟と札幌の両教区の仕事が重なり、移動に追われる日々となりそうです。私が何とか健康を保つことができるように、皆様のお祈りをお願いします。というわけで、今月の主な予定を、いつものように記しておきます。(写真は先日開かれたHIV/AIDSデスクの会議。9月からはカリタスジャパンから独立して、社会福音化推進部直属のデスクになり、私が担当司教となりました。12月の世界エイズデーに向けて、ポスター作りを進めています)

  • 10月3日 ハバロフスク交流会会合(新潟)
  • 10月4日 月曜会ミサとロザリオの祈り(新潟)
  • 10月5日 アシジの聖フランシスコのお祝い(長岡)
  • 10月7日 常任司教委員会(東京)
  • 10月8日 特別臨時司教総会(東京)
  • 10月9日 ネットワークミーティング(札幌・支笏湖)
  • 10月10日 北十一条教会堅信式(札幌)
  • 10月11日 岩見沢教会100周年ミサ(札幌)
  • 10月12日 聖母学園理事会・園長会(新潟)
  • 10月18日 カトリック福祉施設の集い(札幌)
  • 10月21日 日本カトリック女性団体連盟理事会(新潟)
  • 10月23日 函館ラサール高校50周年式典(函館)
  • 10月25日 札幌教区司祭月例会・顧問会(札幌)
  • 10月26日 札幌教区司祭連絡会(札幌)
  • 10月27日 難民移住移動者委員会全国セミナー(新庄)
  • 10月28日 新庄教会献堂祝別式ミサ(新庄)
  • 10月29日 秋田聖霊学園職員研修会(秋田)

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教区司祭団の黙想会終了

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新潟教区の司祭団の年次黙想会が、昨日無事終了しました。この年次黙想会は新潟教区とさいたま教区の合同で開催されています。今年は東京教区の幸田司教様においでいただき、講話をお願いしました。幸田司教様は日頃からの聖書についての膨大な蓄積の中から、ヘブライ人への手紙について、様々な角度から分かち合ってくださいました。黙想会は軽井沢の宣教クララ会黙想の家で行われ、両教区から30名ほどが参加。一日を除いて雨が降る肌寒い毎日でした。毎日のミサは私と谷司教とで司式を分担。自然の中でゆっくりとした時間を過ごすことができました。(写真は幸田司教の講話に耳を傾ける司祭団)

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