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2010年11月 7日 (日)

ソウルで講演@Seoul Pax Forum

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11月4日は東京で常任司教委員会の終了後、新しくオープンしたばかりの羽田空港国際線ターミナルへ向かい、そのままソウルへ飛びました。羽田から金浦空港への大韓航空便です。11月5日と6日に開催された「2010 Seoul Pax Forum(2010年ソウル平和フォーラム)」で、基調講演をするよう依頼を受けておりました。このフォーラムは、ソウル大司教区において韓国カトリック大学といくつかの小中高、そして8つの病院を運営するカトリック教育財団の主催で昨年初めて開催され、今回が2回目ということです。会場は財団の運営するソウル市内の聖マリア病院の講堂。とても巨大で超近代的な病院の建物でした。

フォーラムのテーマは『アジアの平和のために-アジアの平和のための連帯』とされ、初日の5日は夕方5時過ぎから小学生のコーラスや募集した論文の表彰に続いて、テーマ通りの表題で私が50分ほど講演をいたしました。講演は英語で、事前に原稿を提出してあったのですが、会場ではレシーバーが配布されちゃんと韓国語での同時通訳がありました。実は海外での英語での講演という経験は初めてなのですが、原稿はすでに当日のプログラムブックレットに印刷されているのを、またそのまま語るというのも、何か変な感じでした。もっとも当日はパワーポイントで写真も見ていただきながらの話でしたので、会場は照明が落とされ、そのままテキストを見ている方はおられませんでしたが。講演の内容は、これまでカリタスジャパンを始めアジアのカリタスが、この地域における人間開発と平和構築のためにどのような取り組みをしているかについて、一般的な前提となる開発援助についての話と、いくつかの具体的事例をお話しさせていただきました。今回の講演者に指名された理由は、実行委員会の中に以前カリタスで一緒に活動した韓国カリタスの元職員がいたからだと思います。

フォーラムの二日目はいくつかのグループに分かれて、それぞれ実際に取り組んでいる人を講師にして、講演会が行われました。グループは社会分野、保健衛生分野、教育分野、児童福祉分野に分かれ、児童福祉分野ではカリタスネパールの専門家、保健生成分野ではカンボジアで働くイタリア人看護師、社会分野ではミンダナオで平和構築に取り組む司祭も招聘されていました。

さすが巨大なソウル大司教区です。その組織力にはびっくりしましたし、また泊めていただいたソウル教育財団の宿舎も、その立派なことに驚きました。なにせ、教区司祭だけでもソウル教区には600人はいるというのですから、その底力にはすさまじいものがあると感じました。

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フォーラムが始まる前に、カリタス韓国の事務所を訪問することができました。以前は東大門のあたりに独立した事務所を構えていましたが、現在は司教協議会の建物の中に。カリタスジャパンと同じです。事務所のメンバーも同じくらいの人数でした。上の写真はカリタス韓国の事務所で。フォーラム終了後、昨日土曜日の夕方の便で、今度は仁川から新潟へ直接戻ってきました。仁川から新潟への飛行時間は1時間半ほどでしたので、東京から戻る上越新幹線より短い。本当にすぐそこのお隣です。

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