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2011年2月20日 (日)

100周年を祝うということ

新潟教区が単なる宣教地から教会全体の中の一つの単位として独立したのは、「知牧区」となった1912年のことです。この地域は1907年から神言会が福音宣教省から宣教の委託をされていた地域です。そこで神言会員のライネルス師が教区長に任命されました。その50年後、1962年には「司教区」になり、伊藤司教が初代司教として任命されたことはご承知の通りです。従って来年は新潟教区の100周年となります。委員会が設置されており、すでにいろいろな記念の行事が計画されております。中心となるのは来年2012年の10月7・8日に新潟で開催される教区大会です。すでにテーマも決まっております。ご存じですか。

テーマ: あなたがたは地の塩、世の光である

サブテーマ: 100年の歩みに感謝し、宣教する共同体を目指して

実行委員会では現在、ロゴマークも作成中です。またこの行事のための特別献金も、すでにお願いしたところです。ご協力に感謝いたします。今日も教区の各地区からの代表が司教館に集まり、それぞれの地区での100周年の取り組みについて、情報交換の会議をしてくださいました。委員の皆さん、本当にご苦労さまでした。

100年という節目を祝うことにはいろいろな意味があると思います。そういえばつい先日の司教総会で、2001年に出された司教団メッセージ「いのちへのまなざし」10周年で何か企画をするかどうかという議題がありました。その議論の中で、単にメッセージの10年という出来事を祝って、過去の振り返りだけをしても意味はない。そうではなく、この10年を踏まえて、今「いのちを守る」ために何ができるのかを呼びかけなければ意味がないという言う指摘が多くの司教からありました。「出版何周年記念」というイベントをしても仕方がない。それよりもそのメッセージの現代的意味を振り返り、新に語りかけなければと言うことです。その意味で、100周年も同じように考えたいと思います。すでに実行委員会がまとめた記念行事の趣旨には次のようにあります。

100周年を迎え、この歴史の重みを認識し、先人たちの信仰と宣教に生きた足跡を辿り、父なる神への新たな感謝と賛美の機会と共に福音宣教に招かれている私たちが現在取り組んでいる優先課題に力強く前進する決意を新たにする。

どこへどのように前進していくのか、それを妨げてきたものは何か、何が必要なのか、何を生かしていけばよいのか。そういったことを、この100周年を機に一緒に考えていきましょう。なんと言っても私たち一同は、イエスの福音を少しでも広める働きのために、集められた民なのですから。

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