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2011年2月11日 (金)

世界病者の日

一段と寒さが増した建国記念の日の今日、教会はルルドの聖母の記念日を祝い、またこの日を世界病者の日と定めています。教皇様の世界病者の日のメッセージは中央協のホームページに掲載されています。世界病者の日は1993年に始まり、今回が19回目となります。ヨハネパウロ2世は、1984年に使徒的書簡「苦しみのキリスト教的意味」を発表されて、それ以降、苦しみの持つ意味を考え、同時に苦しみのうちにいる人々に十分なケアがあるようにと呼びかけてきました。今年のメッセージで教皇様は次のように呼びかけています。

「病気で苦しんでいる皆様、まさにキリストの傷を通して、わたしたちは人類を苦しめているすべての悪に希望のまなざしを向けることができます。復活において主は、世界から苦しみと悪を取り去りはしませんでしたが、根源においてそれらを打ち負かしたのです。主は全能の愛をもって、悪の傲慢を退けました。そして、平和と喜びへの道は愛であることを、わたしたちに示したのです。「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13・34)。死に打ち勝ったキリストは、わたしたちの中に生きています。そして、わたしたちもまた、聖トマスとともに「わたしの主、わたしの神よ」と唱えながら、わたしたちの師であるかたに従いましょう。そして、兄弟姉妹のために生きる備えをして(一ヨハネ3・16参照)、痛みを恐れない喜びの使者、復活の喜びの使者となりましょう」

教会共同体の中に、またひとりひとりの信仰者の日々の関わりの中に、病気の苦しみの中にある方が多くおられることでしょう。すべての悪を打ち負かした主における希望を、私たち信仰者がその言動を通じて、苦しみのうちにある方々に伝えていくことができるように努めたいと思います。それぞれの教会共同体が、日曜日のミサに集まるだけのつながりではなく、互いを思いやり絆を深めるとき、共同体の愛情の深さが、ひとりひとりを通じて伝わるのではないでしょうか。今日のミサの中で、苦しみのうちにおられるすべての方々のために、祈りを捧げます。

すでに札幌教区でも、新潟教区でも、新年度の司祭人事が発表されております。札幌教区の人事異動は明後日付のカトリック新聞にも掲載されていますが、大がかりなものとなっております。それというのも、新潟教区でも少ないながら同様の人事異動があるのですが、フランシスコ会の会員の異動が大きくございました。フランシスコ会にあっては、昨年末の管区会議で日本管区での働きについて様々な話し合いがあったとうかがっておりますが、いくつかの教区で小教区の担当を縮小されたと聞きました。反対に札幌教区では会員数を増やしていただきました。新しく6名ほどの会員が、札幌教区外から移ってこられることになりました。新潟教区では人数に変更はないものの、担当される小教区が減ることになり、代わりに教区司祭を主任に任命いたしました。修道会にはそれぞれのカリスマがあり、また数年ごとに優先事項の見直しもあるというのは自分自身も修道会の管区長をしていたのでよくわかります。4月から新しい任地で務められる神父様がたに、神様の導きと祝福をお祈り申し上げます。

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