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2011年3月31日 (木)

みその保育園の最後の日

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新潟のカテドラルである新潟教会のすぐ裏手には、教区事務所を兼ねている司教館があります。そのさらに裏手の奥まったところに、聖心の布教姉妹会が運営する「みその保育園」があり、職員の方々と一緒に2名のシスター方も働いておられます。その「みその保育園」はすでに数年前から修道会の方で会員の高齢化と後継者不足などを理由に、いろいろと検討をした結果、閉園が決まっておりました。そして本日がその最後の日となりました。すでに数日前に卒園式は行われましたが、保育の施設でもあり今日の最後まで子どもたちを与ることになっています。多くの方々に利用されてきた施設でした。教会の横、司教館の前を、朝晩と保育園に通うためにお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に楽しそうだったり、怒っていたり、泣いていたり、いろいろな子どもの声が響いていましたが、明日からは聞くことができなくなりました。

保育園に併設された修道院にはシスターが二人住んでおられました。3月13日の日曜日には、新潟教会の主日ミサで感謝状を贈呈し、その後ちょっとした茶話会を催して、信徒の方々の感謝の気持ちを伝えました。残務整理が終わった頃に、シスター方は新しい任地へと異動して行かれます。ご苦労様でした。

先日仙台へボランティアに出かけた坂本神父一行は、戻ってきました。塩釜で被災した方々の家の片付けなどを手伝ってきました。今回はスケジュールの都合で数日しかできなかったのですが、また出かけることを考えている模様です。

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2011年3月28日 (月)

カリタスジャパン震災支援活動ブログ立ち上げ

カトリック教会の世界的な援助救援組織である国際カリタスは、日本においてもカリタスジャパンとして活動しています。今回の大震災に関してもすでに活動を開始し、同時にカリタスジャパンの救援活動のために全国的に募金をお願いしておりますし、多くの方にご寄付をいただいております。感謝申し上げます。皆様からいただいた募金を基にして、東北や北関東における被災者の方々のための救援活動をすでに行っています。また新潟などの周囲の地における被災者受け入れの事業にも支援をはじめています。規模が巨大な災害です。被災者の方々のための救援活動には、まだまだ時間と資金が必要です。息の長い救援活動のために、どうぞご協力をお願いいたします。

さて実際に皆様からいただいた募金を基にして行っているカリタスジャパンの活動に関して、これまではホームページに記事を随時掲載してきましたが、さらに速報性を高めるために、昨日ブログを立ち上げました。現在は主に仙台教区サポートセンターの活動を中心に、報告が掲載されて参ります。皆様からいただいた募金が、カリタスジャパンによってどのように救援活動に生かされていくのか。その実際をブログから皆様に知っていただけたらと期待します。(ブログへはこちらをクリックしてどうぞ

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今朝7時に、新潟教会の助任司祭であり教区の青少年司牧担当でもある坂本耕太郎師が、青年二人を連れて仙台へ出かけました。今回は時間がそれほどとれないのですが、とにもかくにもボランティアに出かけたいという熱意で、仙台サポートセンターから依頼された物資と共に出かけました。高速道路が通行できるようになったため、磐越道と東北道で4時間弱で到着したそうです。写真は今朝7時に出かけようとしている3人です。ちなみに坂本師は岩手県の出身です。

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2011年3月27日 (日)

新潟地区信徒協大会

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昨日土曜日の午前中から午後にかけて、新潟市内の青山教会を会場に、新潟地区信徒使徒職協議会の春の大会が開催されました。今年から春と秋の二回に分けて大会を開催することになったとのこと。主に春の大会は学習の時間を設けると言うことでした。今回は私が11時から一時間ほど、年頭司牧書簡に関連して福音宣教に取り組む姿勢についてお話しさせていただきました。その後、昼食を挟んでグループでの話し合い。さらに2時からミサを捧げて終わりとなりました。(写真は私の講話中)同じ午後に四旬節の黙想会が計画されていた教会もあったことから、聖堂がいっぱいというわけにはいきませんでしたが、仕方がありません。今年は四旬節がこの時期にずれ込み、黙想会の指導者の都合などもあって、重なるのはやむを得ません。

昨日は朝早くに山形を出て新潟に戻りました。山形県内は凄まじい雪でした。私の車はすでにタイヤをノーマルに戻していたので、急遽、坂本耕太郎神父の車を拝借して往復しました。行きは雪は大丈夫だったものの、帰りは雪と凍結で、ノーマルではとてもではないですが走れなかったと思います。それにしても、ガソリンの供給はまだ回復しておらず、山形市内でも、また小国町に至っても、ガソリンスタンドは早朝から長蛇の列となっています。新潟県内では給油待ちは現在はありません。仙台で救援に取り組んでいるカリタスジャパンの関係者からも、ガソリン入手困難が救援活動をもっとも難航させている原因だという報告が上がってきています。一日も早い改善が必要です。

一昨日の山形では、仙台視察から戻った神田神父一行と、今後の可能性について話し合いを行いました。神田神父一行は知り合いの関係で松島の方へ視察に出かけたとのこと。写真を通じて被災地の現状を知ることができました。先日の司教達の会議で、日本の教会として仙台教区を支援することが確認され、今後それをどのように具体化するか、長期戦が予想されますので、現場で調査を続け、4月8日に改めで仙台で調整の会議を行うことにしました。もちろんその間もカリタスジャパンが支援する仙台教区サポートセンターの活動は充実させながら継続します。

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2011年3月25日 (金)

高松・大分に新しい司教任命される

教皇様はつい先ほど、ローマ時間の3月25日正午に、高松教区の溝部司教様の引退届を受理され後任の司教を任命すること、また空位となっている大分教区に新しい司教を任命することを発表されました。

高松教区の新しい司教に任命されたのは、使徒ヨハネ諏訪榮治郎師です。諏訪被選司教は1947年生まれの大阪教区司祭で、現在は高松教区江の口教会で働いておられます。

大分教区の新しい司教に任命されたのは、パウロ浜口末雄師です。浜口被選司教は1948年生まれの長崎教区司祭で、現在は高松教区司教館で働いておられます。

お二人の司教叙階式日程などは、それぞれの教区から追って発表されることと思いますが、教会法上3ヶ月以内の叙階が通常となっていますから、6月中になるものと思われます。

引退される溝部司教のこれまでの働きに感謝申し上げると共に、新しく選任されたお二人の上に神様の豊かな祝福と導きがあるように、共にお祈りいたしましょう。

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司教の話し合い

昨日は東京で司教達の会議がありました。もともとは折から来日中のベトナム司教団との会合が予定されていたのですが、現在の緊急事態を鑑みて計画を変更。集まれる司教が集まって、今回の大震災への日本のカトリック教会の対応について情報交換をいたしました。

私はこれまでのカリタスジャパンを中心とした仙台教区との共同対応について話をさせていただきました。現在募金口がいくつかあってわかりにくいという指摘もありましたから、それぞれの目的を明確にすることをいたしました。中央協のホームページの左サイドバーにまとめてありますから、その他の情報と合わせてこちらをクリックして一度ご覧ください。募金口の目的振り分けは次の通りです。

  1. カリタスジャパンの募金は「被災者救援募金」
  2. 仙台教区の募金は「仙台教区内の教会と教会関係の諸施設の復興と、被災した信徒およびその家族の支援のため」
  3. さいたま教区の募金は「直接被害に遭われた方々への見舞い」
  4. カトリック東京国際センターの募金は「外国人被災者、避難者への緊急募金」

それぞれ目的をご覧になって募金くださるようにお願いいたします。なお繰り返しになりますが、カリタスジャパンのお受けする募金は広く被災者全般の救援や復興のための活動に使われて参ります。その活動のひとつが、仙台教区サポートセンターの活動を支援することですので、カリタスジャパンがお受けする募金がすべて仙台教区サポートセンターに使われるというわけではありません。

司教団としては今回の災害の甚大さに鑑み、被害の大きかった仙台教区やさいたま教区を日本のカトリック教会として一丸となって支えていくことを確認しました。とりわけ仙台教区に対しては、平賀司教様を支援するために、カリタスジャパンの責任者でもある私が中心となって行くことが確認されました。そんなわけで打ち合わせのため、今からちょっと山形まで行ってきます。

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2011年3月23日 (水)

仙台教区サポートセンターでの活動

昨日は東京でカリタスジャパンの委員会が開催されました。援助関係の秘書である成井神父を始め、委員や職員が仙台教区サポートセンターに出ていることもあり、会議はスカイプを利用した遠隔会議となりました。もちろん今回の大震災に対する対応や仙台教区サポートセンターでの活動について一番時間を費やしましたが、それ以外にも、通常の海外への援助審査もあるので、かなり時間のかかる会議となりました。

カリタスジャパンで今回の震災に当たりお願いしている募金は、大震災に関わる様々な支援のために利用されていきます。すでに被災地周辺の教区における被災した方々の受け入れ事業の支援も支援対象として考えています。仙台教区サポートセンターの活動はカリタスのメンバーが携わっていますが、これがすべてではもちろんなく、それ以外の地域においても同様に、全般にわたって支援を行っていくための募金です。

仙台サポートセンターでは昨日時点で8名、今週末には17名のボランティアを受け入れ、今後人数が増加していくものと考えられます。教会だけの一存で動いていくのではなく、地元行政の必要に応えて、できるだけ専門職のある方を中心に、行政が手配できないあたりを手助けすることを心掛けていきます。従って行政とのやりとりは重要です。現在は特に塩釜市を中心に活動範囲を広げています。岩手県においてもカリタス担当のミゲル神父を中心に、遠野あたりで支援活動を始めているとのことです。現在は信徒宣教者会、さいたま教区や札幌教区から中心になるメンバーが集まっていますし、明日頃にはかつて阪神淡路大震災で活躍した大阪の神田師も加わる予定。先ほど新潟教区の坂本神父からも、来週頭に新潟教区の数名の青年を連れてボランティアに参加することになったとの連絡がありました。

今後、避難所におられる方々、また仮設住宅が整ってからはそこで生活される方々に力となる支援を考えていくことになりますが、いずれにしろ息の長い支援となります。多くの方にカリタスジャパンの被災者支援活動のため、募金にご協力をお願い申し上げます。

なおカリタスジャパンでは、まもなくホームページにリンクする形で、支援活動に関するブログを立ち上げる予定です。毎日の活動などについて、詳細にご報告できるようになるかと思います。

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2011年3月20日 (日)

仙台教区サポートセンターに電話増設

仙台教区サポートセンターでは、ボランティアに関するお問い合わせを受け付けておりますが、現在件数が増加しているため、受付電話番号をもう一本増やし、またメールも開設しました。仙台教区各地の被災地におけるボランティアに関心のある方、お問い合わせください。

  • 電話は:
  • 電話1:  090-1217-3233
  • 電話2:  080-6003-8647
  • メールアドレスは:

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さいたま教区にもサポートセンター開設

今回の大震災被害に対応するために、さいたま教区にも18日にさいたま教区サポートセンターが開設されました。これは地震直後に設置された大地震対策本部を改称したものです。現在はさいたま教区事務所に置かれていますが、谷司教の意向では今後水戸教会に移す可能性もあるとの事です。

さいたま教区サポートセンターでは、まず第一に仙台教区サポートセンターでの訪問ボランティア立ち上げを4月上旬まで手伝います。次に、茨城県、栃木県北部、福島県南部地域の被災者へ、主に訪問ボランティアを行い、それを通じて心のケア、医療サポート、言語サポートを提供します。加えて、避難所での生活に困難が伴う人、小さな子どもと避難している人、福島原発で不安を抱えている人への避難所として、教会や修道院の施設などを開放するとしています。

連絡先は:

330-0061 さいたま市浦和区常盤6-4-12 カトリックさいたま教区本部事務局
電話 090-9972-4946
責任者・広報担当 矢吹貞人 (助祭・教区事務局長)

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2011年3月19日 (土)

信徒宣教者会スタッフも現地へ

本日は午後1時半から、新潟清心女子中学校で卒業式が行われ、28名の中学3年生が卒業証書を授与されました。ほぼ全員がそのまま清心女子高校に進学します。今日の卒業式は、大震災後の計画停電も東北電力管内で行われ節電も呼びかけられていることから、体育館の照明をすべて落として行われました。また式のはじめには私が祈りをいたしましたが、全員で亡くなられた方々のために黙祷しました。校長も式辞の中で今回の措置について触れ、また「暗いと不平を言うよりも、すすんで明かりをつけましょう」との言葉を引用して、困難な状況に置かれている人たちへの思いやりの心を持つ大切さを説かれました。卒業された皆さん、これからも高校でしっかりと学んでください。

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さて夕方には、仙台教区サポートセンターの活動を支援するためこれから仙台へ出かける信徒宣教者会のスタッフ2名が、東京からの移動中に司教館に立ち寄ってくれました。サポートセンターからリクエストされた物品を東京ではだいぶ苦労して探したそうです。首都圏ではガソリンスタンドも列ができていて、燃料確保も大変だったとのこと。燃料補給とまだ足りない物品の確保のため、新潟市郊外のホームセンターへ坂本神父と一緒に同行しました。新潟ではガソリンの品薄感はようやく落ち着き、ガソリンスタンドでも給油待ちの列はありません。またホームセンターでも、充分に物品の補充をしていただきました。山形経由で元気に仙台へ向かって出かけていきました。ホームセンターは新潟亀田インターチェンジのすぐそばにあるスーパーセンタームサシ新潟店です。

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仙台教区サポートセンター

今回の大地震と大津波の被災者の皆様を支援するため、すでにお知らせしたとおり3月16日(水)に、仙台教区本部のある元寺小路教会信徒会館部分をお借りして、仙台教区サポートセンターが設置されました。センター長は仙台教区平賀徹夫司教で、センター長補佐を教区事務局長の小松史朗神父が務め、カリタスジャパンスタッフが事務局を務めています。基本的にはその時々の状況と必要に応じて、行政との調整と協力のもとに、まずは情報の収集やボランティアの受け入れ調整に現在あたっております。その後も状況に応じながら、救援活動を幅広く考えていきたいと考えています。活動などについては随時、カリタスジャパンのホームページなどでもお伝えします。なお仙台教区サポートセンターへの問い合わせは、090-1217-3233までお願いします。

初期の段階では、行政の必要に対応して、特定の個別職種のボランティアが必要になる場合が多々あります。その後、復興が本格的に始まると、一般の方のボランティアをたくさんお願いすることになります。それぞれ時期に応じて条件がありますので、サポートセンターへお問い合わせください。

カリタスジャパンでは現在、募金を広くお願いしております。募金には次の口座をご利用ください。(カリタスジャパンのホームページから)

郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
振込用紙の通信欄 □呼びかけ中の募金(   )内に、
〈東北地方太平洋沖地震〉とご明記ください。

カリタスジャパンがお預かりした募金は、今回の大災害の被災者の皆様を救援するために、様々な救援活動を直接行ったり、救援物資を購入したり、各地での活動を支援したりすることにあてられます。仙台サポートセンターの活動を支援することも、カリタスジャパンの支援のひとつになりますが、それ以外にも各地における活動を広く支援して参ります。これについては随時、カリタスジャパンから報告申し上げます。(写真は設置初日のサポートセンター)

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2011年3月18日 (金)

祈りのうちに

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非常に寒い毎日が続く中、避難所では多くの方が寒さと物資の不足に困難な生活を強いられています。また災害の現場では、厳しい環境の中で、行政関係の方々、自衛隊、警察、消防をはじめボランティアに至るまで、多くの人が力を尽くしておられます。今回の災害で命を落とされた方々の永遠の安息のために、まず祈ります。同時に、避難されている方、被害を受けられた方、現場で働いておられる方、救援に尽くしておられる方々、皆様のためにも祈ります。新潟教区のすべての教会で、明後日の日曜日、四旬節第二主日のミサにおいて、亡くなられた方々のため、また被災された方々のために祈りを捧げてくださるようにお願いいたします。

また全国で、これだけ大きな災害ですから、何かしたいけれども、それぞれのご事情からできずにいる方もおられることだと思います。もちろん募金などに協力されることもとても大切ですし、また祈りを持って被災された方々と心の内に連帯することもできます。イエズス会の英隆一郎神父様のブログに、祈りへの招きと、具体的なお祈りが掲載されています。こちらをご覧ください。多くの人が共に祈るとき、その祈りの力には大きなものがあります。

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2011年3月17日 (木)

仙台市内の様子

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昨日と本日の二日間、仙台教区における今回の震災への対応について話し合うため、仙台へ出かけてきました。現地での燃料調達が困難になっていることもあり、自前で何とかするために、さいたまの谷司教がプリウスを出してくれました。カリタスジャパンのメンバーもプリウスをレンタルし、新潟でタンクを満タンにして出かけました。緊急車両以外が仙台に到達するためには、新潟から山形を経由して仙台へ入るルートがもっとも効率がよいと考えられます。昨日と今日は震災後一番の冷え込みとなり、山形県内は大雪でしたが、何とか山形と宮城の県境の峠も越えることが出来ました。プリウスは給油なしで、新潟と仙台を往復してくれました。

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海岸から遠い仙台市内は、建物への被害は目に見える形ではわかりません。それでも停電だったり、水道やガスが止まっており、生活には大きな困難がつきまとっています。またガソリンが不足するためスタンド近辺には1キロを超える車の行列ができています(上の写真)。スーパーや自転車店の前にも寒さの中忍耐強く待ち続ける方々の行列ができていました。

さて昨日の話し合いの結果は、例えばカトリック新聞の号外に掲載されています。(カトリック新聞も印刷所の都合と輸送の都合で、次号を休刊として、号外をPDFで公開しています)。昨日付で仙台教区とカリタスジャパンの共同事業として、元寺小路教会に「仙台教区サポートセンター」を開設しました。平賀司教を責任者に、カリタスジャパンからも当初は事務局を派遣します。今後、カリタスジャパンに寄せられる募金などを基に、ボランティア受け入れの調整をしたり、各地での必要な支援を立案して参ります。体制が整った段階で、仙台教区各地に活動を広げていきます。ボランティアなどの問い合わせは、仙台サポートセンター、090-1217-3233まで。

なお被害を受けているさいたま教区と仙台教区でも、教区として義援金を受け付けます。これは教区としての活動に使われていきます。全体的な人道支援については、カリタスジャパンが募金を受けつけます。これは仙台サポートセンターを中心とした救援活動や、各地における被災者救援の様々な支援活動のために活用されます。皆様のご協力をお願いいたします。

なお新潟教区としては、現段階で、仙台方面の被災者の方を受け入れる一時滞在施設として、新庄教会と山形教会を開放することにしています。新庄は主に滞日外国人の方を対象に30名ほどまで。山形ではどなたでも20名ほどまで。山形教会の本間神父にお尋ねください。山形教会023-622-3574まで。

多賀城市の港の方へ足を伸ばしてみました。工場や大型店舗が集中している地域ですが、道路脇に積み重なった車輌が衝撃的でした。津波で激しく流され、破壊された町がそこにはありました。(一番上の2枚の写真)

なお今回の訪問の最中に、私が生まれた宮古教会の建物は無事であることが確認されました。信徒の方々のご無事を祈ります。

昨晩は暖房も止まり断水中の仙台司教館で、平賀司教さんと寒い中、遅くまでいろいろと今後の対応について話し合いました。今日は、谷司教達は行政関係の信徒の方と避難所へ。私はカリタス職員や信徒の方と宮城県の対策本部へ出かけ、小野寺危機管理監と話をすることができました。今後も県をはじめとした行政に協力して、カリタスジャパンと仙台教区と協調しながら、被災された方々の復興のために尽くしていきたいと思います。

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2011年3月15日 (火)

今日で25年

1986年3月15日に司祭叙階を受けましたので、今日で25年になりました。支えてくださった皆様のお祈りに感謝します。

今日は昼前に静修を終えた教区司祭団と小聖堂で感謝ミサを捧げ、その中で今回の震災で被害を受けられた方々のために、司祭団で祈りを捧げました。

新潟県内でも明日から、東北電力による計画停電が始まることになりました。

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2011年3月14日 (月)

仙台教区から報告

先ほど仙台教区事務局から報告が届きました。その概要をお知らせします。なお現地では通信が難しく全体像がつかめていないため、今後情報が変更になる可能性があります。

  • 塩釜教会のアンドレ・ラシャペール神父様が亡くなられました。ショックによる心臓麻痺と見られています。
  • 仙台市内、宮城県内、青森県内、岩手県内陸部、福島県内陸部、会津地方の教会は軽微な被害だと見られます。
  • 岩手県沿岸部の、大船渡、釜石、気仙沼、石巻の各教会は高台にあるので、被害は軽微だと想像されます。しかし宮古は海岸に近いため被害があったものと予測されています。詳細は不明です。
  • 須賀川教会は聖堂が使用不能となったとの報告がありました。
  • 福島沿岸部、いわき(小名浜、湯元)、原町の情報は入っていません。

以上が現時点での情報です。被害を受けられた方々のためにどうぞお祈りください。

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2011年3月13日 (日)

四旬節第一主日

四旬節の第一主日です。今回の大震災で被害に遭われた方々の一日も早い救助とその後の復興、並びに大変な状況の中で生命を落とされた方々の安息のために、ミサの中で共に祈りたいと思います。

毎日のようにテレビで津波の様子が報道されていますが、私の生まれ故郷である岩手県の宮古市が津波にのみ込まれる様子が何度も何度も放映され、涙が出てきます。宮古教会の皆さん、大丈夫ですか。お祈りしてます。津波の威力の前に、人間の力の以下に小さいことか。

カリタスジャパンでも昨日から募金を受け付けています。世界中のカリタスから、何かできないかという申し出が殺到しています。ありがたいことです。もちろん今の段階は自衛隊や警察の皆さんの機動力、海上保安庁や行政の力に頼ることしかできません。しかし避難されている方々や、今後時間がたってからの復興のために、教会としてできることに務めていきたいと思います。またお隣の教区として新潟教区でできることを考えていきます。

教皇様から昨日メッセージが届いています。全文はこちらです。

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2011年3月12日 (土)

地震の被害が拡大しています

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2011年3月11日午後2時46分、宮城県沖で大きな地震が発生しました。マグニチュード8.8という観測史上もっとも巨大な地震だと報道されています。想像もつかないエネルギーの地震であっただろうと思います。仙台教区の岩手県、宮城県、福島県を中心として、それ以外のかなり広い地域にまで被害は及んでいます。札幌教区やさいたま教区でも被害が報告されています。多くの方が命を落とされたり、怪我をされたり、家を失ったりと大きな被害を受けられましたが、被害の全体像は時間を経ないと明白にならないものと思われます。教会関係においても、どの程度の被害があったのかは現時点でははっきりとしていません。被害に遭われた方々のために、一日一刻も早い救援と復興が必要です。なお津波は太平洋上の世界各地に大きな影響を及ぼしているようです。日本での警報はまだ解除されていません。

私自身は秋田からの帰りでした。午前中の聖霊短大の卒業式が終わり、午後12時57分に秋田駅を出発する特急いなほに乗って新潟へ向かっていました。予定では16時33分に新潟駅に到着のはずでしたが、結局到着したのは23時を過ぎてからになりました。それでも家にに帰ることができたのだからまだましです。今日のこの寒い夜を避難所ならまだしも、外や駅などで過ごしておられるかたもあると言います。東北新幹線では、そのまま夜を明かす人が多数いるとのことです。ちょうど酒田駅を出発して30分後くらいでした。急ブレーキで電車はストップし即座に停電。そのまま激しく揺れました。かなり長い揺れでした。そのままその場で5時間。3時間後くらいには電気も回復して、暖房が入ったので助かりましたが、目の前にある車掌室では若い車掌さんが二人、必死になって連絡を取ろうと努力そしておりました。もちろん携帯は通じず、無線もなかなかうまく動いていない。状況がわからず、しかも数分おきに余震で揺れるため、車内は混乱しました。携帯もメールもだめだったのですが、その時点では携帯のインターネット回線は生きていたので、一応司教館には事情説明メールを送付。その場で宮古(私のふるさとです)に津波が押し寄せるとの情報が帰ってきました。その後インターネットも断絶。一方なかなか無線が通じない中、実際に係員が数キロ先の鶴岡駅まで往復して何とか代行バスがくることに。ちょっとした混乱はあったものの、車掌さんのアナウンスもよくあり、対応はよかったと感じました。車輌の一番前のドアからはしごを伝って一人ずつ降車。残されたこの電車はどうするのでしょう。JRの社員も、東北一帯で大きな被害が出ているのでアスから、これからが大変だと思います。確かに5時間以上缶詰でしたが、携帯も無線もダウンでは仕方がないでしょう。この緊急時によくしていただきました。写真は立ち往生した「いなほ」。

その昔宮古は大きな津波に襲われました。私の生まれ故郷です。港の近くの崖などに、昔の津波が押し寄せた跡が残っています。その意味でも津波には備えた町だったと思いますが、今回の被害の状況がどの程度なのか、気にかかります。

被害に遭われた方、どうかどうか、慎重に落ち着いて行動され、この寒い中で健康を守ることに心されますように。

すでに国際カリタスをはじめ世界中から、連帯のメッセージがメールで殺到しています。カリタスジャパンも今後の対応を、土曜日中に決定できると思います。東京潮見の中央協議会も今日は帰宅が適わず、カリタスジャパンのスタッフも今日は事務局で待機と言うことです。

山形県の方々大丈夫ですか。何か情報があったらメールをください。

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2011年3月10日 (木)

カリタスアジアの総裁に選出されました

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カリタスアジアの臨時の総会が昨日バンコクで開催されましたが、その会議の最中に次期カリタスアジア総裁(President)の選挙が行われました。その結果、私が次期のカリタスアジア総裁に選出されました。任期は今年5月の国際カリタス総会から4年後の総会までの4年間です。(写真は4年前の国際カリタス総会、バチカンにて。他の参加者たちと)

国際カリタスは、ヨーロッパ、北米・カナダ、中央・南アメリカ(カリブ諸国)、アフリカ大陸、中近東および北アフリカ、アジア、大洋州の7地域に分割され、それぞれの地域に地域カリタスが組織されています。アジアのカリタス全体をまとめるカリタスアジアは、現在バンコクに拠点を置いています。「総裁」はその代表であり、全体のとりまとめ役です。国際カリタスには副総裁が7人おりますが、カリタスアジアの総裁は国際カリタスの副総裁も兼任することになります。カリタスアジアはバンコクに事務局を置き、日々の実務に関しては、専任で雇用されるコーディネーターが主にその任に当たることになります。

選挙には立候補することはできません。どこかの国のカリタスに推薦され、さらにもう一つのカリタスがそれを支持しなくては、候補となりません。私を推薦してくださったのはネパールで、バングラデシュがそれを支持したとのことです。また私以外に推薦された候補もいなかったと言うことです。

これまでの4年間は、インドのイボン・アンブロース司教が総裁を務めてきました。アンブロース司教はさらにその前にはコーディネーターを2期務めた人物で、都合12年にわたってカリタスアジアを育ててきた人物です。その後を継ぐ事になりますので、大変な重責だと感じています。新潟教区の仕事だけではなく札幌教区の次期司教もまだ決まらない中、当分はさらに忙しい思いをしなければならないようです。どうぞお祈りくださいますようにお願い申し上げます。

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2011年3月 9日 (水)

四旬節が始まりました

本日3月9日は灰の水曜日。今年は例年に比べて非常に遅くなりましたが、四旬節が始まりました。御復活祭は4月24日です。四旬節は私たちに信仰の根本を振り返る「時」を与えてくれます。教会の伝統は、「祈り・節制・愛の業」という3点をもってその振り返りを行うようにと教えています。教皇様は毎年の四旬節にメッセージを発表されていますが、今年のメッセージも中央協のホームページに掲載されていますのでどうぞご覧ください。教皇様は今年のメッセージで、この四旬節を洗礼の準備をしている人たちと歩みを共にしながら、信仰を振り返るようにと勧め、次のように記されます。

「人が罪に死に、復活したキリストの新しいいのちにあずかる者となり、死者のうちからイエスを復活させた神の霊を同様に受けるというすばらしい神秘が、この洗礼の秘跡で行われます(ローマ8・11参照)。この無償のたまものを、わたしたち一人ひとりのうちでつねに再燃させなければなりません。四旬節はまた、洗礼志願者と同じ道をたどるようわたしたちに勧めます。その道は、初代教会のキリスト者にとって、また今日の洗礼志願者にとっても同様に、信仰とキリスト教的生活のかけがえのない学びやです」

教皇様は四旬節の典礼において語られる、神の言葉に特に注意を払い、信仰の旅路を豊かにするようにと勧めておられます。また四旬節に特に勧められる「愛の業」の実践について次のように述べておられます。

「わたしたちは人生の歩みにおいて、蓄財の誘惑と金銭への愛着にみまわれることがあります。それらは、わたしたちの生活における神の絶対性をゆるがしています。所有欲は、暴力、搾取、死へと至ります。ですから、とりわけ四旬節に、教会は分かち合いをもたらす施しの実践を促すのです」

カリタスジャパンでは、この「愛の業」の実践に携わる教会の機関として、四旬節の特別献金を呼びかけております。毎年カリタスジャパンが行う国内外の援助活動の原資のうち3分の1がこの四旬節献金に依っております。経済状況が厳しい折ではありますが、どうぞ少しずつでもかまいませんので、ご協力をお願い申し上げます。なお今年のカリタスジャパンが用意した四旬節小冊子「つなぐ」は、特にこの献金の使途に焦点を当て、カリタスジャパンの活動について詳しくお話しする内容とさせていただきました。

信仰の原点に立ち返りましょう。どうしてイエスに付き従うことになったのか、仮にそれが自分の決断であったとしても、また気がついたらそうであったとしても、そうせざるを得ない自分の置かれた立ち位置の不思議さに思いをはせながら、神のはからいに身をゆだねる姿勢をあらためて学びましょう。福音に生きることを無視して、イエスに付き従うことはあり得ません。福音に生きるとは、定められた型を身につけるとか、決まり事を充分に守るとか、単に品行方正になるとか、そういった次元にある事柄ではありません。いったい自分がどの方向を向いて立っているのかの問題です。信仰の原点に立ち返り、まっすぐにイエスの方を向いた生き方を模索していきましょう。

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2011年3月 8日 (火)

秋田にて

Satake

今週は金曜日まで秋田に滞在することになりました。幼稚園の理事会や二つの短大の卒業感謝ミサ・卒業式などが、続けざまに予定されているからです。昨日の昼の「いなほ」で秋田まで移動。秋田駅に到着後すぐに秋田県庁へ。ひょんなことから、佐竹敬久秋田県知事を表敬訪問することに(写真は佐竹知事と)。その後今度は道路を挟んで向かいに建っている市役所へ赴き、穂積志市長を表敬訪問。お二人とも年度末で来年度予算の調整や議会でお忙しいところ、時間を割いてくださいました。機会を設けてくださったのは、聖体奉仕会からさらに奥にあるザ・ブーンという温泉をはじめとした施設を運営する会社の社長。某県会議員も、そのお父様の時代から聖体奉仕会と様々な形でのおつきあいがあるとのことで、ご一緒くださいました。聖体奉仕会には海外からの巡礼者も多くいることから、県や市でも、その動静には注目をしているとのことでした。

Inahoold

さて、この写真は今回ではないのですが、先週秋田に来たときの「いなほ」の写真。いつもの「いなほ」は緑とクリームの独特の色をしていますが、この車輌は昔の国鉄のカラーです。近づいてよく見ると「自由席」の表示がなんと手書き(下の写真)。その横に貼る張り紙から「ムーンライト越後」などに使われていた車輌だとわかりました。日本海側の特急車両は古いものが多いのですが、この「いなほ」もかなり年代物の車輌に出会います。つい先日までさらに年代を感じさせた秋田から青森方面へ出ていた3両編成の「かもしか」は廃止され、代わりに「つがる」が走り始めました。こちらはかつて東北線で「はつかり」を始めその後は新幹線への連絡に使われていたリニューアル車。羽越線にもそろそろもう少し新しい車輌を回してくれないものかと(たとえばついこの間まで常磐線で使っていた車輌とか)思います。

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2011年3月 2日 (水)

三条白百合幼稚園で園舎起工式

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三条市にある白百合幼稚園で、今日の夕方、園舎増改築工事の起工式を執り行いました。雪もちらつき風も強い午後であったため、前半の聖書朗読や説教などの部分を聖堂で行い、鍬入れと敷地の祝福から、現場のテントに出ました。すでにお伝えしたように、三条教会では聖堂の新築工事が終了し、この5月に献堂式が行われます。これまで聖堂は幼稚園の園舎二階に間借りをしておりました。これが隣に移動して新築。今回はその裏手に二階建ての園舎を建築するものです。既存園舎のうち新しい部分は残して、そこに増築する形での建設ですが、一番古い園舎部分は完成後に壊して、園庭を確保する計画です。夏休みが終わる頃には、すべてができあがってくるのではないかと期待しています。

今日は寒い中、園長の石黒神父をはじめ幼稚園の職員、保護者と何人かの園児の皆さん、そして教会のメンバーも参加してくださいました。工事中の安全を皆で祈りました。

本日午前中は新潟清心女子高校の卒業式でした。94名が元気に卒業していきました。新潟清心女子の卒業式では必ず最後に元気な合唱があります。今回も本当に元気な歌声を聞かせてくれました。皆さんありがとう。これからもお元気で。

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2011年3月 1日 (火)

3月の予定

あっという間に今年も2ヶ月が終わり3月となりました。いつものように今月の主要な予定を記しておきます。

  • 3月1日 秋田聖霊高校卒業式
  • 3月2日 新潟清心高校卒業式
  • 3月2日 三条白百合幼稚園起工式
  • 3月3日 常任司教委員会(東京)
  • 3月4日 新潟カリタス会理事会
  • 3月8日 秋田カトリック学園理事会
  • 3月9日 秋田聖園短期大学卒業感謝ミサ
  • 3月11日 秋田聖霊短期大学卒業式
  • 3月13日 新潟教会ミサ
  • 3月14日 月曜会ミサ
  • 3月14・15日 新潟教区司祭静修
  • 3月19日 新潟清心中学卒業式
  • 3月20日 ウガンダ・カンパラ大司教と会談(東京)
  • 3月22日 カリタスジャパン委員会(東京)
  • 3月23日 ゲマインダハウス理事会(名古屋)
  • 3月24日 ベトナム司教団と会談(東京)
  • 3月26日 新潟地区信徒使徒職協議会総会
  • 3月27日 糸魚川教会
  • 3月28日 新潟教区顧問会
  • 3月28日・29日 新潟教区司祭評議会
  • 3月30日 HIV/AIDSデスク会議(東京)
  • 3月31日 聖母学園新人研修会(新潟)

なお3月9日は灰の水曜日で、四旬節が始まります。

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秋田の聖霊高校で卒業式

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3月は卒業式のシーズンです。新潟教区内のいくつかのミッション・スクールの卒業式も今日から始まりました。まず秋田市の聖霊女子短期大学附属高等学校で、本日午前10時から245名の方を送り出す式が行われました。私も昨日、月曜会のミサとロザリオの祈りが終わってから電車で秋田へ出かけ、参加してきました。秋田はこの時期としては暖かく、雪ではなくて雨模様の一日でした。確か例年ですと寒くて寒くて、会場の体育館でつらい思いをしたことしか記憶にありませんが、今年はそれでも暖かな方だったと思います。

秋田の聖霊学園は2008年に創立100年をお祝いしましたが、その年に入学した生徒達がもう卒業です。この年になると3年はあっという間ですが、自分自身の高校時代を思い起こしても、その3年の時間はかなり中身の濃い長い時間だった気がします。きっと今日卒業された皆さんも、思いの外長い時間をそれぞれの思いを込めて過ごされたと思います。来賓代表として祝辞を述べさせていただきましたが、キリスト教精神に流れる神に結びあわされた人と人との絆の大切さを、これからも社会の中で心に刻んでおいてください。

創立100周年の記念に新垣先生が作詞作曲された聖霊学園学園歌が、今日の卒業式でも斉唱されました。とても良い歌だと思います。

写真は聖霊高校の近くにそびえている立派な「聖堂」です。「聖セシリア教会」と刻まれています。近頃の日本ではこんなに立派な教会はたいてい結婚式場ですが、これもそのひとつです。

明日は新潟清心高校の卒業式です。

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