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2011年9月15日 (木)

インタビュー質問の定番

海外の方からインタビューを受けうる機会が、今年に入って激増しています。震災当初は、いろいろな海外メディアから(主にカトリック関係です)新潟の司教館にも問い合わせの電話が入りました。近頃は、新聞などにインタビュー記事として乗せるために、メールでの問い合わせもありました。先日記したとおり、あまりに急に、しかも突拍子もない質問をされると、返答に困ってしまいます。それに近頃はあまり会話に使うこともない英語だと、なおさらしどろもどろに。今週の火曜日の夕方には、新潟の司教館に突然、チェコのジャーナリストが現れ、インタビューさせてくれと。何でチェコなんだと思いましたが、ちょうど新潟で開催されていた国際会議に参加していたとのことで、それでも突然でした。録音して、あとでチェコ語に直して放送するので、心配せずに話せと(英語で)。震災のことかと思ったら、それもありましたが、話題は主に日本におけるキリスト教の現状についてでした。

そして昨日は、折から震災の現地を訪れ取材をしていた国際カリタスの広報担当者からインタビュー。こちらはカリタスジャパンの震災対応についてです。世界中から祈りやメッセージや寄付が寄せられたことで、教会における連帯を身に持って感じたことや、感謝の言葉を述べました。

さてそういった海外からの質問を受けていて、毎回返答に困る質問が必ずあります。日本の文化的歴史的背景を話さないと応えられない質問も、それはたくさんあるのですが、それと同じ類の質問かもしれません。それは今回の震災に関する内容であって、多くの方がすでに指摘している問題でもあります。つまり、「どうして日本人はあのような状況の中でもじっと我慢強く列を作って静かに待つことができるのか」という質問です。どうしてだとあらためて問われると、一言で「こうだ」とはなかなか言い難い。単純に高い道徳観や倫理観のなせる業だけでもないし、まあそれもあるでしょうが、文化的背景もあるでしょうし、集団心理のなせる業もあるやもしれません。もしかしたら誰かが秩序を乱したら、一気に崩れ去るのかもしれません。答えは様々なのでしょうが、その答えを探すよりも、その現実の姿から倫理的な柱を見いだして多くの人と共有していきたいと思います。

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